1966年,「ことばがこどもの未来をつくる」をキャッチフレーズに,全く新しいアプローチによる母語以外の言語(第二言語)の自然習得をめざし,こどもの英語教育をスタートしました。
以来,英語を軸としたことばの教育活動実践を積み重ねています。それは学校で段階的に系統的に学ぶものとは違い,英語と日本語で語られる物語を題材に,
こどもたちがグループで劇表現化していく<テーマ活動>という,プログラムです。
この<テーマ活動>は,「ことばの習得」だけにとどまらず,「自己肯定感」,自らを発信する「表現力」,協働性やメンバーシップ・リーダーシップなどの「社会力」など,
こどもにとって,さまざまな「力」を成長させる機会を与えるものとなっています。
1966年
3月
ラボ教育センター発足
「ことばがこどもの未来をつくる」をあいことばに,株式会社テックの事業部門としてスタート
4月
東京言語研究所開設
6月
第1回理論言語学国際セミナー開催
ノーァム・チョムスキー招聘
1967年
11月
第1回ラボ・パーティ英語教育研究集会
1968年
3月
関西総局開設
6月
中部総局開設
8月
第1回ラボ・サマーキャンプ(こどもの国)
1969年
11月
教育プログラムを,物語教材を軸にした「テーマ活動」(総合システム)へ移行
1970年
3月
東北支局開設
9月
中国(四国)支局開設
九州総局開設
大地の教室「ラボランド」を信州黒姫高原に開設
12月
株式会社ラボランド設立
ノーァム・チョムスキー氏
初期の「テーマ活動」のようす。このころは衣装や道具も使っていました。今は,身体で表現することを主としています。
1971年
4月
北海道支局開設
1972年
7月
第1回ラボ・ウインターキャンプ
第1回ラボ海外旅行(ラボ国際交流ホームステイ)
1973年
5月
財団法人ラボ国際交流センター設立
7月
第1回国際ホームステイ受入れ(アメリカ)
1976年
9月
株式会社ラボ・テープ設立
株式会社ラボ計算センター設立
1977年
8月
第1回韓国交流(訪韓)
1979年
1月
韓国ラボ訪日団来日
1980年
2月
テューター・事務局合同会議発足
第一回ラボ海外旅行出発前の記念撮影。
1982年
12月
オーストラリア青少年受入れ
1983年
7月
第1回ラボ・オーストラリア交流
1985年
12月
株式会社ラボ教育センター設立(株式会社テックより事業譲渡)
1986年
3月
第1回ラボ中国青少年交流
9月
財団法人ラボ国際交流センター シアトル事務所開設
11月
第二言語習得に関する国際シンポジウム開催
スーザン・ケアリー,ウエイン・オニール
1987年
10月
ラボ日本語教育研修所設立 (財団法人ラボ国際交流センター)
1990年
4月
NHK「英語であそぼ」に協力,ラボ会員出演
12月
ラボ・ライブラリーCD化
アメリカ,韓国に加え,オーストラリアとの交流もスタート。
これまでの専用テープ教材から,CD教材へ。
1991年
7月
国際ユースシンポジウム「地球破壊と私たち」
ラボ・イギリス青少年交流
1993年
7月
ラボ・メキシコ交流
1995年
9月
ラボ・プレイルームコース新設(保護者と3歳未満)
1996年
6月
ラボランドロッジ改築竣工
10月
日米国際教育フォーラム開催(アメリカ・バージニア州)
1997年
4月
同日本開催(埼玉県・国立女性教育会館)
7月
第1回オレゴン国際キャンプ(OMSI)
1998年
10月
バッカイ・ハイロープスコース設置(ラボランド)
2000年
5月
ラボ小学校英語講師養成講座スタート
レジャーとしてのアスレチックとは違い,教育的要素が満載のロープスコース。立ち木をベースにした施設は国内でも希少。
2001年
10月
35周年記念教育フォーラム開催
2002年
7月
第1回ラボ・ニュージーランド交流
2003年
12月
ぐるんぱ城(ラボランド本部棟)竣工
2006年
12月
40周年記念教育シポジウム開催
ラボ言語教育総合研究所設立(ラボ教育センター)
2007年
12月
ニュージーランド青少年受入れ
2010年
12月
集雲堂(集会所)竣工(ラボランド)
ニュージーランドとの交流スタートは,マオリ流のあいさつから。
2011年
4月
45周年記念フォーラム開催
2012年
4月
財団法人ラボ国際交流センター公益財団法人へ移行
2014年
12月
たろう丸(キャンプ本部)竣工(ラボランド)
2015年
9月
「空のささやき」(ラボ50周年記念ソング)リリース
作詞:谷川俊太郎/作曲:谷川賢作
2016年
各地で50周年記念イベント開催
10月
全国ラボ・テューターのつどい開催(ラボランド)
2020年
11月
ラボ55周年記念図書『社会力育ての現場を訪ねてーーラボ教育メソッドの魅力と価値』(門脇厚司著,冨山房インターナショナル)発刊
「子どもの未来を考えるフォーラム」(学びあいが育むことばの力)は,
アクティブラーニングへの先見的提案となった。
2022年
2月
公益財団法人ラボ国際交流センターが一般財団法人へ移行