外科医平岩正樹さんの本 [ テーマ ] |
12月23日 (木) |
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平岩正樹さんは抗ガン剤治療に力を注いでいる医師です
「アメリカに3000人から4000人はいるという腫瘍内科医が
日本にはほとんど存在しない」
「たった50人しかいないので外科医が見よう見真似で抗癌剤治療を行っている」
「世界には充実した抗癌剤治療がある。」
「世界でふつうに使われている抗癌剤が日本では使われていない」
「告知しなければ患者と一緒に抗癌剤治療に立ち向かえない」
「患者一人ひとりの反応(効果と副作用)に応じて使い方を考えていかなければならない」
「私はいつも『たった一つの指標』に基づいて治療しているに過ぎない。その指標とは自分が進行癌の患者ならどんな治療を受けたいか、という単純なものである」
「日本の癌治療は手術は一流だが、抗癌剤治療は三流」
「薬の在庫を減らすために、大半の病院ではすべての薬を置いていない。
大学病院であってもその薬を置いていない病院はざらにある」
(例えば日本で年2万人が発生する膵臓癌の第一選択薬であるジェムザールを置いていない病院はたくさんある)
「未承認の抗癌剤を使う場合、混合診療となる」
著書は何冊かありますが
『がんで死ぬのはもったいない』講談社現代新書 720円
2002年6月刊行が
手に入りやすく、読みやすいです
もともとメールマガジンを編集したものなので
つながりが悪いところはありますが
個々のパラグラフでの主張はそれぞれ納得できます
「がんに総論はない。各論があるだけ」
がんにかかったとしてもどのように戦うか勇気が湧いてくる本です
同じ戦場にある身として
「傷付いた人に肩は貸すけれども同情はしない」という主張にも納得
読んでよかった本です
外科医平岩正樹さんのホームページ
最後まであきらめずに<日常生活を妨げない抗癌剤治療>はこちら
http://dot.eee.ne.jp/drhiraiwa/
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Re:外科医平岩正樹さんの本(12月23日)
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返事を書く |
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メリーポピンズさん (2004年12月24日 15時18分)
今朝のNHK(生活ほっと)をごらんになられましたか?
今日は特集を組んで、この問題を取り上げていました。
家にいると、やはり他人事ではないので見ちゃいますね。
臨床腫瘍科が島根県にある大学にやっとできたようです。
抗がん剤の種類の少なさも、もう何年訴えてますかね・・・。
10年なんて言ってないですぐしてほしいですよね、そう「すぐ!」。
父が病気になってから「電磁波(特に高圧線)」にとっても興味を
持ちました。オープン板では書けませんが(科学的に証明されてない
ので)やはり影響があるように感じます。近所で何人の人が・・。
日本は、医学の技術的進歩はとても早いのに、政府の対応が何に対して
も遅い!と、腹がたちます。
本人も家族も、再発の恐怖と背中合わせに 戦ってるんですよね。
まさに「戦場」です。
あ~、だめだ。この話題は私には冷静には話せません^^;
(NHKの番組中に投書したほうがよかったかな・・苦笑)
同じ患者で、落語をされてる方がTVで紹介されてました。
http://www.nhk.or.jp/support/taikenki/030930a.html
そうそう、お散歩の時には、お財布の中に、身分がわかるものと
万が一の時に搬送してほしい病院を書いたメモ(主治医の名前も)
を持ってからお出かけしてくださいね(^^) おせっかいでした♪
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