幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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今日もいい日だ!
今日もいい日だ! [全925件] 491件~500件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
発表を観よう! 03月07日 (月)
 今日は研修会でした。ラボ・パーティ45周年の今年は行事がたくさんあり、話し合いも盛りだくさん。16時過ぎてもまだまだ話し足りなく、ラボセンターを後にしました。

 そんな研修会では、先週日曜日の「わかものフェスティバル(日本中の大学生年代ラボっ子のテーマ活動発表)」に見に行かれたテューターの報告もありました。私は、わかものフェスティバルは、東京で1回、岐阜で1回見た経験があります。それはそれは、素晴らしいです。大学生までラボを続けたすごさの結果を見て、倒れそうでした。

 今年は、明石市で行われました。「ピーターパンなどの小さい子が楽しめるものもあり、一緒に見に行った小学生年代も楽しめた」という報告もありました。
ピーター・パンを①~④話まで。英語だけの通し。すごいですね☆やりきる大学生ラボっ子もすごいが、見て楽しめる小学生ラボっ子もすごい!

 中部支部は、宮澤賢治のライブラリより、「雨にもまけず」「永訣の朝」「星めぐりの歌」。すばらしい表現だったとのことです。
これは、今週末、多治見で行われる「中部支部・中高大生フェスティバル」でも観ることが出来ます。楽しみです。

 観に行かれる予定のご家族のみなさま、帰りはやや遅くなりますが、ぜひ大学生年代の表現までご覧いただければと思います。
私と一緒に行くラボっ子のみなさん、お楽しみに♪
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陣痛=神通 02月28日 (月)
 出産話題が続いている日記です。産婆さんとなって50年、4000人の赤ちゃんを取り上げた木澤助産院の木澤光子さん(75歳)という方が、近所に住んでいらっしゃいます。その助産師さんのお話を聞く機会が、地元の公民館でありました。(HP「木澤助産院」)

 どうして最近こういうネタばかりなのか・・?もちろん、ラボは英語ですが、前も書きましたが、英語を学ぶためには、コミュニケーションができる人間力があること、そこを同時に育てることが必要なのです。それを育てるにはご家庭との連携プレーが重要です。そこで意外にも大事になって来るものを掘り下げると、食事や生まれ方まで行ってしまいます。

 というわけで今日も英語からちょっぴり離れ、しかし大事な話題です。
どうして、自分は子どもとうまくいかないのだろう?どうして子育てがしんどいのだろう?どうしてうちの子はこうなんだろう?と思ったとき、ひょっとして、人生の出発点である生まれ方、胎児期もあるのではないか?と、一つの考え方としてさかのぼる方法もあることを知ってほしいのです。そして、決して自分もこどもも責めずに、今からでも大丈夫!と、親子の今を認め、少しずつ何かあったかいものを今から積み上げてほしいのです。
ブログを読んでいらっしゃるお父さんも、蚊帳の外でなく、お母さんが幸せに子育てできるように経済的、かつ精神的に支える重要な役割があります。母としての長い平凡な毎日を、褒めて、認めるだけでいいのです。パパさん、旅行や行楽地も楽しいものです。しかし、ひょっとして、こどもは、大人にとっては一見地味な遊びをしてほしいかもしれません。抱っこして話を聞く、膝の上で絵本を読む、取っ組み合いでスキンシップする、手をつないでお散歩する・・・、そんな何も使わない時間も大事にしてくださいね。

 ちょっと逸れましたが、そんなわけで、15年半テューターとしてやってきた今、行きつくところは生まれ方となってしまいました。これから先も、ラボを高めるために、どんどん模索していきますが、今の私は、お産の重要性も外すわけにはいかないのです。

 さて、近くに助産院があることは長女を産んでから知りました。しかし、吸引で超難産だったため、私とは一生縁のないところと決めつけていました。その助産院で産んだ方、自宅出産した方も、知り合いにちらほら居ますが、うらやましくもありながら、自分は無理だろうなあ~との思いから、次女も産婦人科でした。
 
 しかし、どこで産むか?どう生まれるか?それが、その後のこどもだけでなく母親・家族の人生にも大きく関わり、教育・人間力にも影響するのではないか・・・・と考え始める毎日です。
助産院や自宅で産めない人、自然出産できない人、もちろんいるでしょう。木澤さんも、”帝王切開でも、赤ちゃんは、みんなに幸せをもたらしてくれる存在”と、言い切っていました。存在だけで素晴らしいのです。が、もし頑張れれば、より自然に産めるように、食事や生活環境を整えることも大事です。それは、長い目で見れば、健康な人生を送るための生活のリセットができる女性に与えられたチャンスと考えてもいいかもしれません。私のように出産としては手遅れな方は、昔を後悔しても仕方ありません。今のわが子にたくさん愛情を注ぎ、孫の代に伝えていきましょう!

 さて、前置きが長くなりましたが、その木澤さん、去年、双光章というお国からいただく賞を受け取られた全国14人の中のお1人で、皇居のお茶会にも招かれたという方です。1時間ちょっとのお話の中で、気さくにお産や家族の関わり、自分の生い立ちを聞くことが出来ました。印象的な言葉を羅列してみます。

・陣痛=神通と、昔は言った。神の通る道を、赤ちゃんが通る儀式(ラボのCDライブラリ「国生み」が頭に流れました。
・江戸時代、頭を上げただけで打ち首だった大名行列でさえ、産気づいた家に急ぐ産婆さんは、横切ることが出来た。
・赤ちゃんは神様が運んできてくれたもの。卵子は、待ち針の先をチョンと通した穴くらいの小ささ。精子は目に見えない小ささ。そんな小さなものが、10カ月で完成し生まれる不思議さ
・生まれても、へその緒は母とつながっていて、ドクドク言っている。5分くらいして止まってから、必ず家族か自分がへその緒を切る
・帝王切開は、今は50%。逆子、双子、一回切開した人は必ず帝王切開しなければならないという法律が、最近できたから。木澤助産院では、すべて自然出産をしている。神様の道を通るからきっと大丈夫!なぜ病院出産、帝王切開が多くなったのか?訴訟が多いから。医療費アップにつながるだけ。
・和食を食べましょう。肉・油・砂糖は酸性食品でよくない
・赤ちゃんは、24時間抱っこ・24時間おっぱいでも大丈夫!!子どもも大人も本当は、みーーんな抱っこ好き。抱っこ=抱きしめると、心が豊かになり、笑顔が絶えない子になる

最後に、こうおっしゃっていました。
「家族みんなで産むと、家族みんなが母を大事にする。そして絆ができる。母が笑顔で暮らせば、さらに楽しい家庭になる。近所、地域も良いところだけを見て過ごす。それが広がれば平和になる」

 ラボは英語教室です。なぜ食事やお産にこだわる私がラボを続けれるのか?日本の素晴らしさに気づいたからです。また、日本古来の生き方に共感する私と分かり合える方が、世界中にいるはず。
日本の良さを伝え、国が違っても人間という根っこが同じなことが分かり合えば、きっと平和になると思いますし、そういうことも少~し、ラボっ子たちは知って育ってほしいなあと思います。
異文化を知ること、たくさんの人とコミュニケーションをとりながら人間的に成長すること、そして、日本の良さを海外に伝えることも、英語を学ぶ上での一つの役割だと思います。

P.S.その公民館でのひと時、婦人会の行事の一環だったので、最初ドアを開けた瞬間目に入ったのは、60~80代の姑世代のおばあちゃんばかり100人ほどが、ずら~りと座っている光景でした。焦りました~!!!「回覧板を見て来たものですが~・・・いいんですよね~???」と、言いながら、空いている真ん中、真ん前の席に着いたのですが、冷や汗でました。
講演の後は、コーヒーとおまんじゅうをいただき、つどってきてしまいました。シャイな私も、ラボで少しずつコミュニケーション力育っています。
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食育も 02月22日 (火)
 ラボは総合教育です。たくさんのものを育てていますが、その根っこはご家庭です。なので、ママラボ会などを大切に考えています。
 
 私自身も、最初はラボは英語教室だ、という意識でした。英語の根っこを育てていることは事実で、私がこれまで触れてきたどの英語教育よりもすばらしいという考えは、今も変わりません。
しかし、英語だけを切り取っていてはだめなんだ、英語は道具でそれを取り巻くものが大事なんだ、英語の根っこにあるのはコミュニケーション力・人間力なんだ、それはラボという環境で育つけれど生まれてきてから今に至る家庭生活も大事なんだ、ということにだんだん気づき始めました。

 その一つが食生活です。私は18年ほど野菜中心の自然食をしています。食事に対する改革はラボに出会うより早く、食事を意識することによって子育て、ラボとつながったのではないかと思っています。(注:健康オタクですが、チョコも食べます。コーヒーも飲みます。菓子パンも食べます。ケーキは大好きです。その頻度がたぶん人より少ないというだけで、ほどほど健康オタクです。あっ、焼き肉、マックは食べません)
ラボっ子たちと関わり、娘たちのクラスの子の食生活の様子を聞くにつれ、食事の大切さを実感しながら、今の子どもを取り巻く誘惑の多い環境を危惧しています。

 さて、そう思っていてもなかなか外へ外へと行動に移すことは難しいのですが、教育の立場から給食を劇的に変え、非行・犯罪・万引きゼロ、アトピー・アレルギーゼロ、不登校ゼロ、成人病予備軍ゼロ、学力向上、に町の学校をすべて導いた大塚貢先生という方の講演会を聴く機会がありました。

 大塚先生も、当時は校長先生だったので、もちろん最初に行ったことは授業改革です。「こんな授業大人でも10分ともたない」「民間企業に勤めていればクビだ」と、先生たちに研究授業をどんどんさせ、授業中に寝ている中学生たちを激減させました。しかし、それでも一部の生徒はよくなりません。朝礼で倒れる子もたくさにます。観察した末、ご家庭の食生活に問題があることを発見し、保護者や上からの圧力にめげず、給食大改革を行ったそうです。
 
 2時間にわたる長いお話の中には、たくさんのスライドと、5年ほど前の賞味期限でもカビの生えない給食で出る食べ物も見せていただけました。
すべて書こうにも内容が膨大で、残念ながらここにアップすることはできませんので、講演会で話されていた内容のHPを貼り付けます。興味ある方はぜひご覧ください。

http://members3.jcom.home.ne.jp/mulukhiya/syokuiku/kiji/mainichi-hokkaido.html

 とてもシンプルなことです。ご家庭で日本古来のものを食材にし、手作りする。それだけです。いかに手軽なものに親も子も誘惑されないか?の方が難しいかも・・・。
食事をちょいと昔に戻せば、こどもを取り巻く事件も減り、医療費・介護費削減になることは間違いないと思います。

 今朝は、イモの煮っ転がしをお弁当に作りました。おなかすいた~。
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感性を育む 2 02月16日 (水)
 ラボパーティがなかなか伝わりにくいのは、ことばとしての英語だけでなく、テーマ活動でもっと奥深くにあるものを育てているからのようです。

 それは、なかなか目に見えないものかもしれません。
見える人と見えない人がいるのかもしれません。
年齢を重ねるにつれ、なんとなく見えてくるものかもしれません。
人には見えても自分では気付かないものかもしれません。

 よくわかわらいのですが、その「わからない」なにかがラボパーティの軸になる、テーマ活動で育っていることは、確かです。
それは、「感性」という日本語で代用できるかもしれません。「感性」を辞書で引くと、「外界からの刺激によって、何らかの印象を感じることが出来る、直感的・受動的な能力」となっています。

 45周年を迎え、どのようにしたらラボの英語を世間に知っていただけるか?というところを研修会でも考えていく日々ですが、ラボにつながってくださった方自体が、ご縁と共に、目に見えないものを見る力、つまり「感性」があった方かもしれません。そう思うと、なかなか広まらないのは、広まらなくても当然かもしれません。

 私たちテューターは、ラボの活動と、ラボライブラリの質の高さに、自信と誇りを持っています。そして、ラボと人間が大好きなおばちゃんたちです。
しかし、日々の生活がどんどん合理化、スピード化されていく中で、世の中からますますわかってもらえない歯がゆさもとても感じています。感性?言葉のセンス?という以前に、学校でのテストの得点、試験の合否ばかりの世の中ですから・・・。

 しかし、世の中に合わせずに、個性的にやっていきたいと思います。
感性が育っていることは、なかなか目に見えませんが、注意していると見つけることも出来そうです。
 
 今朝、「ゆきむすめ SK2」のCDライブラリを流していると、ナナがこんなことを言いました。
「”ゆきむすめ”のおじいさん・おばあさんって、”かぶ”のおじいさん・おばあさんに似ているね。”ももたろう”のおじいさん・おばあさんもこどもがいなくて”ゆきむすめ”のおじいさん・おばあさんと同じだけど・・・。」
これが、感性なのかな~?と思いました。

 ”ゆきむすめ”も”かぶ”もロシアのお話です。また、ラボの”ゆきむすめ”の絵本は、世間で有名な”おおきなかぶ”の絵本と同じ方の絵です。同じロシアの大地の空気を感じることが出来るのかな~?、と感心しました。
 
 ”ももたろう”のおじいさん・おばあさんと「こどもがいない」ということが同じだと気付いたことは、話の内容による気付きです。それも素晴らしいけれど、もっと奥にあることに気付いているようで、それは、ことばと音楽と絵による、ラボライブラリの良さから育ったものでしょう。

 娘の話で恐縮ですが、きっとラボっ子たちも日々いろいろ気づいているはずです。まずは、やはり少しの時間でもいいので、継続してライブラリを流すことですね。

 私はバリバリのバブリー学生・OLでしたが、最近年のせいかもしれませんが、どんどんそういうキラキラしたものからかけ離れてきている気がします。
雲の流れや、空の色を感じたり、葉っぱや花の揺れを感じたり、野菜のごつごつ感が面白く感じたり。普段流しているライブラリも、季節に合ったもの、気持ちにあったもばかりが流したくなってきました。

 子どもたちにも、室内ではライブラリを聞いて感じ、外では自然を見つめながら、感性を高めてあげてほしいです。それが、人の気持ちを感じることが出来る子、言葉の裏側を読める子、につながるはずです。
こどもが「ぼーーーーっとする」時間を、大切にしてあげてくださいね。ぼーっとしていることは、感性をはぐくんでいる時間なはずです。無になって、ぼーーーっとするなんて、なかなか悟りを開いたお坊様でも難しいのではないでしょうか?!
「なに、ぼーーっとして!」なんて怒らずに、「うちの子、大丈夫かしら?」なんて心配せずに、きっと大丈夫です。
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かさじぞう 02月11日 (金)
 秋に新刊ライブラリが出てから、すべてのグループで「かさじぞう」を動きました。ライブラリの元になっている東北地方の「かさじぞう」に馴染みのないラボっ子たちは、おじいさんが6番目の地蔵様に「もっこふんどし」をかぶせるというのが、なんとも面白い、理解できない、それはないだろう、など感じているようです。

 そんな中で、岐阜北グループのラボっ子たちが、3月の交流発表会にこの「かさじぞう」を取り上げることになりました。ライブラリを持っていないヒビキが、一度動いただけでとりこになり、役決めでも「もっこふんどしのお地蔵様」を選びました。ヒビキはおじいちゃんっ子です。サッカー少年で、一見、都会的なヒビキですが、役決めとなると、おじいちゃんとか素朴なものをよく選びます。きっと、日頃から、大好きで面倒を見てくれるおじいちゃんに、たくさん愛情をもらっているのかなあ・・?と、いつも見ています。

 さて、先週手にした岐阜市の広報で、市長の文章は、「タイガーマスク運動に見る、”陰徳”のすすめ」というタイトルで書かれていました。
今年に入ってから世間を賑わすタイガーマスク。月光仮面やスパイダーマンもそうですし、”陰徳陽報”という言葉の通り、「人知れず陰で善行(徳)を積んでいれば、必ず良い報いがある」という意味で、いつまでも続いてほしいと書かれていました。

 その記事を読んで、「かさじぞう」が思い浮かびました。「かさじぞう」のおじいさんは、自分はいいことをしているんだ、という意識なく、ただ雪まみれのお地蔵様に手を差し伸べます。優しさと愛情に包まれた人なのだなあ・・と思います。
全国のタイガーマスクさんたちも素晴らしく、真似できないですが、かさじぞうのおじいさんは、ひょっとしたらもっと奥ゆかしく素晴らしいかもしれないな、と思いました。
また、そんなおじいさんを優しく迎え、「お湯だけ飲んで寝るとしましょ」というおばあさんも素晴らしい。そういう夫婦になりたいですねえ。

 ラボっ子たちは、この物語を何度も家で聞くことになるので、知らず知らずのうちにまた一人素敵な大人に出会っていることになります。テーマ活動で動いたり、発表したりとすれば、もっと体に残ることでしょう。
ラボっ子たちが、長い人生の中で大変なこともたくさんあるでしょうが、「かさじぞう」のおじいさん、おばあさんのような優しさと広さを忘れずに、奥ゆかしい大人に成長してほしいです。

 日本の六大おとぎ話は、ももたろう、うらしまたろう、さるかにがっせん、かちかち山、花さかじい、したきりすずめ、です。残念ながら「かさじぞう」は入っていませんが、最初からいいおじいさん、悪いおじいさんと言わず、出て来る人がみな優しげなこの昔話はとても素敵で、ラボライブラリに入ったことは嬉しいです。
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受け入れる 02月07日 (月)
 週末に、映画「うまれる」を観に行きました。ごく一部の映画館で短期上映されていますが、ほとんどは自主上映に近い形で広がっています。お産や子育て事業に関わるラボママから紹介され、ピンとくるものがあり、観に行きました。

 この映画は、4つの家族が紹介されています。

小さいころの親の不仲、自分自身も虐待され、子どもを持つことに不安だったご夫婦。
出産予定日の朝、死産で娘を迎えたご夫婦。
染色体異常で、障害を持つ子を授かったご夫婦。
子どもに恵まれないご夫婦。
4つのご家族の話の間に、産婦人科医の話、バースコーディネーターの方の話、胎内記憶を持つ子どもたちの声、素敵な歌、笑顔がいっぱい流れる、オムニバス形式の映像でした。

 4家族に共通しているものは、夫婦の絆。きっとそこにたどり着くにはいろいろあったでしょう。しかし、その運命を乗り越える。乗り越えるというか、受け入れる。受け入れて感謝する。そのような強さと優しさとあたたかさでいっぱいの映画でした。

 普通に暮らしていると、なかなか気づけない感謝。ついつい人と比べる癖。足らないところばかり目が行く日常。それらすべてを受け入れるところから、幸せが始まるんだなあ・・・と思いました。

 映画は、私は「タイタニック」以来です。10年近く観ていませんでした。ナナを主人に預け一人映画しましたが、一人でよかった気もしました。涙、涙・・・で。たっぷり自分自身を見つめることも出来ました。

 私も、二人目を授かるのに12年かかり、(もちろん、一人は授かっていたし、最終的に下の子にも恵まれたので、映画に出てくるご夫婦とは、比べものにはならないですが)子どもを授からないのに、間近で子どもにかかわる仕事をするつらさが、とてもよくわかります。どうして、うちには子どもが来ないのだろう?堕胎するところには魂が行くのに、どうしてうちではないのだろう?本当にずっと悩み続けました。しかし、それも意味があったのでしょう。

 また、亡き母は、二人死産しています。私の一つ上に姉、一つ下に妹がいるはずだったと生前聞きました。二人とも、亡くなった形で生まれたので、名前もあり、葬儀もしていると聞きました。母自体が今は亡き人なので直接聞けませんが、私と今いる妹を授かったとはいえ、どれほどつらかったでしょう・・・。

 色々なことを考えさせてくれる映画でした。「受け入れる」ありのままを受け入れるところから、すべてがスタートするのかもしれません。ラボでいう国際交流の「受け入れ」も、ありのままを受け入れることに、成功があるでしょうし。いい言葉ですね。
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受け入れからの気付き 01月27日 (木)
 日本文化の良さに気付けるのは、国際交流に参加したラボっ子ばかりではありません。受け入れて気付くことも多いものです。

 オリビアを受け入れして、以前受け入れした子の写真を一緒に見る時がありました。
ミルザもドドも3月からの受け入れだったので、夏休みくらいが一番精神的にも安定して、言語的にも自由になってきています。夏休みを一緒に過ごした写真がたくさんありました。(今思えば、お正月は受け入れ終盤で、写真を撮るのもしなくなってきた頃だったからかもしれません)

 「岐阜の夏はとっても暑いけど、花火がきれいだし、盆踊りやお寺さんのお祭りもあって屋台も楽しめるし、大きなプールもあるし、いっぱい日本を楽しめるよ。今度は夏においで!」とオリビアに言いました。写真の多さから、やっぱり受け入れは夏かな~?と最初は思ったのです。

 しかし、実際オリビアとお正月を過ごすと、海外の人にとっては地味なお正月が印象的だったようです。掃除をし、31日に実家へ帰り、紅白を見ながらおそばを食べ、ゆく年くる年を見ながらおやつを食べ、寝る。
元日は、おせちとお餅を食べ、近くの神社へお参りし、お墓参りを4か所し、そして家族でカルタや花札をする。なんてことはない、地味~な年末年始でしたが、とてもよかったらしいのです。

 帰国が迫り、岐阜の町はお正月から節分の雰囲気になりました。バレンタインのチョコと共に、節分豆や鬼のお面がスーパーに並び始め、近くのお寺さんでは巨大な鬼の像が立てられ、交差点にも交通安全のタスキをかけた鬼が立ちました。
「節分までいたら、一緒にお寺さんで豆ひろいをするのにね~。夜は、年男と年女が、鬼とお多福さんになって神輿でかつがれるんだよ」と話すと、残念そうでした。

 そうやって色々考えていると、日本は四季折々の行事があり、庶民がハレの日を楽しめることをしみじみ感じました。「ハレとケを大事にする。土地を変わることなく、地味に過ごす農耕民族のささやかな楽しみがハレ」と、小学校の頃、社会科の教科書に載っていたことを思い出しながら、その生活の知恵に感謝です。
自然に寄り添い感謝しながら、季節の行事と食べ物、草花を楽しむ、生活に近いお祭り。受け入れして、それがとても素敵なことだと改めて気づきました。

 自分が小さかった頃、どれほど季節を楽しんだのかはほとんど覚えていません。しかし、四季折々を愛でて過ごしたからこそ、記憶が体に刻まれ、自分の子どもに体験させたい、子どもと楽しみたいと思えるのでしょう。それが文化ですよね。

 なつみを育てていたころは、そこまで季節のお祭りに敏感ではありませんでした。知らなかったこともあります。日々の育児にいっぱいいっぱいだったこともあるかもしれません。しかし、今は、無料配布のタウン誌がとても役立っています。三重出身の私にとって、岐阜の地元のお祭り、場所などは、まだまだ知らないことばかり。毎年子どもに地元の小さな思い出を一つずつ増やしてあげれると思うとうれしくて、一緒に楽しんでいます。次は、鬼の豆ひろいだ!
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受け入れの気持ち 01月25日 (火)
 2011年のラボの受け入れ募集が始まりましたね。
さて、しばらくぶりの日記になります。この6週間、AFSの留学生オリビアの受け入れをしておりまして、日曜に帰国。やっとホッとしまして、気持ち的に余裕ができ、パソコンに向かっています。

 今まで、AFSの受け入れボランティアは、インドネシア、ラオスと1年間の子だったので、今回の6週間というのは、とても短く感じました。ラボっ子の一か月ホームステイに日程が近く、なんとなくホストファミリーの気持ちがわかった気がします。

 オーストラリア、ニュージーから来た16歳の学生17人が、平日、名駅のIC名古屋という留学センターに日本語の勉強に通います。いろいろなイベントも組み込まれていますし、クリスマス・お正月もはさむので、毎日日記を更新したかったのですが、あっという間の別れです。

 私はホストマザーというよりは、ラボテューターとしての思考のが大きいので、1カ月の北米でホームステイするラボっ子を思い浮かべたり、ラボの受け入れをしてくださった方たちのことを思い出したりの毎日でした。また、娘を送り出した時のこと、自分自身が学生時代ホームステイしたときのこと、1年間受け入れして一緒に過ごしたミルザ・ドドのことを思い出したり・・・と、毎日せわしなく頭が現在と過去を行ったり来たりしていました。

 今回受け入れをして、一番大事なのはやはり「スマイル」だと感じました。オリビアは、どちらかというとおしとやかな女の子です。こちらの質問には誠実に答えてくれますが、自分から無邪気に話すことはありませんでした。日本文化や日本の食事や日本のものが好きだという、日本の大ファンのご家庭でそだった、日本人より品がある女の子でした。おとなしめだったので、本当に楽しんでいるのかな?と、(ラボの受け入れでも楽しんでいるのかいないのかわからないという、北米からのご意見が多いですが、まさにそれです)、彼女のスマイルで、私も安心したり、楽しんでいることがわかりました。
 
 今までの受け入れの二人は、来日してから日本語を学び始めたほどのわずかな日本語力なのに、学校から帰るといろいろ話をしてくれる子たちだったので、オリビアを受け入れた最初の頃は、「どうして何も話さないのだろう?」「どうして質問しないのだろう?」「聞きたいことや不思議なことはないのだろうか?」「ご飯を食べるとすぐ自分の部屋に行って、それでいいのだろうか?」と、私自身悩みました。日本語がわりとできる子だから、余計にそう思えました。
 
 しかし、たくさん私自身考えました。
なつみやパーティのラボっ子がアメリカでホームステイしたときは、自分からどれくらい話しかけたり質問したりしたのだろうか?ひょっとして、1カ月ずっと受け身の会話だったかもしれない。自分から話すことも少なかったかもしれない。
また、20数年前自分がホームステイしたときのことも思い出しました。私自身は、ホストマザーにどれくらい自分から話をしたか?聞くのが精一杯だったかもしれない。話より、雰囲気を味わって楽しんでいたこともあった。異国の地でぼーーっとしながら、いろいろ考えたり、家族の会話をぼーっと聞く時間も、大好きだった。部屋で日記を書いたり、将来のことを考えたりもしていた。自分が質問したために、早口の英語でたくさん答えてもらって、それが逆にわからず返答できなかったり、申し訳ない気持ちになったこともあった。もっと、たくさん質問したり、小さなホストブラザーと遊んであげればよかったな。
ラボテューターとして、ラボっ子が事前活動でしっかり取り組みしている内容を知っているが故に、高いものを求めてしまうのではないか?これじゃあ、オリビアが苦しくなる。もっとオリビア本人を受け入れないと・・・。

・・・・そんな色々なこともたくさん思い出したり、考えたりしました。

 そして、見方を変えました。オリビアのいいところはスマイル!!そして、時間をきちっと守る礼儀正しさも日本人以上にある。やってみなさいとアドバイスしたことは、とりあえずチャレンジできる。8年間も日本語を勉強してくれて、10代でこんな忙しい日本に来たのだもの、それ以上のがんばりはない。オリビアから話さなければ、私からもっとたくさん話して、彼女がたくさん答えれる聞き方をすればいいんだ、と。
 また、受け入れしたことにより、以前の受け入れの写真を一緒に見て、彼女たちのいいところに、今更ながら気づかされたり・・・。

 1年受け入れなら、もっと教育させたでしょう。しかし、6週間なのでこちらもかな~り歩み寄り、「日本が好き、日本人が好き、日本語が好き、もっと勉強したい」そんな未来につながる思い出をたくさん作ってあげようと思いました。好きな気持ちこそが、次なるステップにつながります。

 私的には、わずかな期間なのであっさりした気分だったので、セントレアに見送りに行った時も、さらりと「さようなら!」になるかな・・と思っていました。しかし、搭乗口で手を振って、姿が消えようとしているとき、思わず涙がこぼれそうになりました。一緒に過ごした感謝です。別れの寂しさもありますが、ホストマザーなので、出会いの喜びと安堵感でいっぱいになりました。「今度は、1年留学でおいでね!」と、なんども話しました。

 ナナは、受け入れした最初の二日間はオリビアにべったりでしたが、そのあとは私にべったりに戻りました。姉妹を作ってあげようと思っての受け入れでしたが、やはり母が一番なようでした。焼きもちを焼くことも多かったです。
しかし、最後の一週間は、私がカウントダウンを始めたので、一緒に折り紙を折ったり、お風呂に入ったりと楽しそうでした。お客さんでなく、本当の家族のように普通に受け入れしてた証拠かもしれません。
見送りのとき、搭乗口に向かうオリビアの背中に「オリビアーーーー!!」とずっと叫び続けて、その姿で胸がいっぱいになりました。受け入れしてよかったと思いました。

 どうやら私は、外国の子を受け入れるということより、娘たちの子ども時代の経験を一つでも増やしてあげるために受け入れをするという気持ちの方が強い、自分本位な人間なのだとちょっとわかってしまって、ショックでした。

 見送った後、なつみが言いました。
「いいよね~。美人は。それだけでいいよね~」と、しみじみ。
確かに、スマイル美人は得です。
「でもさあ、オリビアが言ってたけど、彼氏もいないし、オーストラリアでは告白されたこともないし、可愛くないんだって」
「えっ?そうなの~~?日本に居たら超モテるのに」
「そだねえ。まあ、いいやん、なつみはアジアン・クールビューティで。髪はとりあえずきれいやで。アジアを極めな」
「あーーー・・・(ため息)」

 受け入れして、娘たちとたくさんオリビアのことを話して、家族の思い出が増えて・・・、ホストマザーは正直大変だけど、来た子とともに、わが子、ラボっ子に、日本に居ながら異文化体験をさせてあげれる、それが受け入れの面白さかな。


 
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書初め 2 01月15日 ()
 今週は通常ラボのスタート。どのグループも、ソングの後、冬休み報告と書初めをしました。「今年の目標や書きたい言葉や文字をを書こう!」という自由な感じです。

 プレイルームさんや幼児のラボっ子は、絵を書く子、知っている字を書く子、ママに手を添えてもらって書く子。いろいろ。みんな初めての体験です。

 小2以下の子で、お習字を習っていない子は初体験。「ペンじゃないの?筆で書けるの?」と嬉しそうなお顔がありました。

 小3以上は学校でやっています。
「先生、何書くの?」
「好きな言葉なんでも!」
「えっ?好きなこと書いていいの?」
と、嬉しそう。
学校では決められた文字を書きます。しかも全員同じものを、お手本を見て書くので、当然上手い下手を意識せざるを得ません。もちろん、お手本のとおりに書くことを求められますから、自分の字に自信のない子は、マイナスの気分になります。
「そうか~。自由に書きたいことを書くことって、楽しいんだ!本来、子どもたちは書くことが好きなんだ~」と、妙に納得。

 自由と言っても、正座をすること、手を添えること、落ち着いて心を込めることなどは、伝えます。

 味わいあるものが出来上がりました。
名字の「中」という漢字が書けるので、それを堂々と書く幼児さん。
「努力」「友達」という字をまじめに書く女の子たち。
「風林火山」と書いて、「なんでや~??ラボに関係あるか~?」なんて言われている子。
二人合作で、半紙を倍の大きさにして「一期一会」とでっかく書いた二人。
紙も、半紙と書初め用に長い紙を用意したので、いろいろになりました。

 私は、子どもの頃ずっと書道を習っていたので、なつかしくって一緒に書きたくなりました。最近の墨汁はあの独特のにおいがなくちょっとさみしいけど、こうやって一年に一度は、筆で書くという日本文化を体験するのもいいものですね。なにより、「もっと書きたい!」という声がすごく多かったのがうれしかったです。
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スタート! 2 01月11日 (火)
 さあ、3連休も開け、気分的に今日からが本格的な一年のスタートです。今年はラボパーティ45周年、わらやパーティも15周年を終え、また元気に1年やっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 今年に入ってからの私は、お正月を珍しく実家で過ごしました。
その後、1月4日は自由参加の「お正月ラボ」。日本の遊びや、ラボ汁+お雑煮+おにぎりをいただき、和菓子をラボママのお抹茶でいただき、30人あまりでにぎやかに過ごしました。
そして、この3連休はラボファミリー有志とひるがの高原にスキーに行ってきました。今年は新たなファミリーが加わり4家族、17人で雪山を楽しみました。毎年少しずつメンバーが変わっていくところもいい感じです。
 
 さて、今日から娘の幼稚園も始まりました。始業なので2時間でお迎えです。ダッシュ!

 うさぎ年ですが、走りすぎて途中で息切れしないように、今年はうさぎを負かしたカメのようにマイペースでやっていきたいと思います。
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