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サマーキャンプ初めてラボっ子のお泊り会をしました。
キャンプは、パーティ合宿で1人でお泊まりした経験がある子を参加条件にしていますが、それでも4日間となるといろいろなことが起こります。
小1ラボっ子は私と同じロッジですが、まだまだ体力も少なく少し前までは園児だった子たちです。全国から集まる子と過ごす4日間は、それはそれはハードでしょう。
しかし、ドキドキしながらも参加できるこの学年を待っていた子もいます。最初のキャンプですから、キャンプが楽しいという印象をぜひとも持ってほしいなと思います。
そういうわけで、スケジュールの関係で全員とはいきませんでしたが、今回サマーキャンプに初挑戦のラボっ子たちと一泊ゆっくり過ごしました。
我がPのお泊りの決まり。
お米1合、野菜1個を持ってくること。
さあ、いろいろな野菜が集まりました。
みんなで考えます。
「なんの野菜がある?どんな夕食が出来るかな?」
ラボっ子たちが考えたのは、
キュウリとトマトのサラダ
十六豆の胡麻和え
ナス、ピーマン、十六豆の炒め物
私は個人的にたこ焼きでも作ろうかな?と思っていたので、提案。承認。
野菜を切った後は、担当を決めます。
野菜炒め係
「小さく切るとエコだよ」って、教えてもらいました。
たこ焼き作り係
「ぼくんちのがずっと大きいよ。わらBんちのたこ焼き器、小さい!」って。
十六豆は私が湯がきました。
サラダはラボっ子たちが切って盛り付け。
「ラボキャンプでも自分から配膳をするのよ」と、お話します。
自分のお箸だけ並べてテーブルをキープして、座って運ばれるのを待っているラボっ子になっては困ります。
5人で配膳し、いただきま~す。
誰と誰が好き同志か?という話題を小3ほのちゃんが提供。
「知ってる?そういうのをねえ、彼女、彼氏っていうんだよ!」
小1の4人が「へえ~~」
食事がすんでも、仲間がまだ食べていて「ごちそうさま」をしていなければ座っているのがマナーです。
ササッと食べても勝手に自分のことをしてはいけません。もちろんキャンプもこれが当たり前。
話し合って・・・、女の子たちが先にお風呂だそうです。
その間に、男の子はお部屋掃除。
お風呂のマナー、お掃除の大切さ。自分の家、わらBんち、キャンプでも同じ。これもきちんと話します。
男の子が入浴中は、女の子たちでお布団の準備。
そして、花火。
どうやって花火する?
みんなでじゃんけんして分け始めました。
さて、一冊絵本の読み聞かせをし、睡眠の大切さを話し、おやすみなさい。
20:00。
でも、、、二階から笑い声。20:30、21:00。
30分ごとに見回りしますが・・・引き続き大きな声で話しているのが聞こえます。
こっそり聞いていると・・・学校の「おっちゃくい子」の話で盛り上がっています。「おっちゃくい子」ではないだろうラボっ子たちの「おっちゃくい子」観がおもしろい。
みんな可愛いねえ。
でも、睡眠は一番大事。21:30になり・・・「これ以上起きてたら、P合宿で罰ゲームしてもらうよ」の声に、ピタリ。
早くこれを言えばよかったかな?
そして、しーーーん。
が・・・、真夜中、0時に起きてきた数人。
「トイレ行こ!」
「今何時かな?」
「朝かな?」
おいおい、私今から寝るとことだヨ。
トイレを済ませたラボっ子たちを寝かせ、みんなしーーーん、ぐっすり・・。
翌日。4人は5時起床。「遊んでいい~?」
一応、起床時間まではまだ1時間あるよ~。
「今日は6時起床ってなってたよね。まだ寝てる子もいるし、みんなでのお泊りの時は、起床時間まではお部屋で静かにいてね。」
そして、全員で6:15には、近くの神社へ少し早目だけどラジオ体操へGO!
朝食後は、キャンプ手帳をみんなで見ながら、ロッジの確認やキャンプの流れ、野外活動のことなどお話しました。
そして、課題SBをやって感想文タイム。
キャンプでも感想文は書くからね。
ホットな感想をみんなかけました。
キャンプ、いよいよ来週。
どんな風に過ごしてくれるのか・・・楽しみです。
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ニューハンプシャーにステイしているラボっ子からお手紙が届きました!
ホスト決定が出発2週間前くらいで、本人もご家族もとても心配されましたが、ホストのレイチェルはアフリカやアジアへ行ってボランティア活動をとても活発にしているというチャーミングな女の子。のんびりやさんのマイちゃんにはいい刺激になると思います!(^^)!
ホスト決定の時期は人それぞれ。いろいろ心配はあるでしょうし、早い方がいいような気もします。
が、その子に適した時期に出会うべくして出会えるホストファミリーが必ずあります。「すべてが自分に必要な出会い」と受け止めていく、ステイの第一歩がホスト決定とその時期なのでしょう。
さて、彼女からの手紙には、ラボっ子2人へのBDカードが同封されていました。
ステイ中もラボ仲間のことを忘れていないまいちゃん。封筒の到着日を考えると、ステイしてすぐBDカードを買い投函したと思えます。
ご家族とコミュニケーションが取れてる証拠。いいスタートを切ったこと間違いなし。
さて、彼女の英語交じりの手紙には、「I'm enjoy home stay♪」と書かれています。しかも「帰ってきたら、たぶんアメリカ人になっているかも」と。うーーーん、英語が好きな日本女性で帰ってきてね!
ニューハンプシャーは「めっちゃ寒い」のだそうです。???確かに北の方ですが、そんなに寒いのか・・・。毎日の岐阜市のこの蒸し暑さ・・・うらやましいな。
文の最後は「レイチェルの部屋、鏡にトランプがはってあるんだよ!!!すごくね??」でした。ちょっとしたことでも異文化。どんな驚きの毎日を送っているのでしょう。帰国が本当に楽しみです。
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先週、金土曜にパーティからラボっ子が成田へ向けて出発しました。
今年も新幹線ホームで、ご家族と一緒にラボっ子をお見送りし、感無量。大きくなったな~、ここまでよく頑張ったな~、と笑顔で乗り込む姿を見送りました。
今年の参加者ななせ、まいは、共に小さな頃からラボで育ってきました。とても大人しそうな感じでもあり、そうと思えば一人でキャンプへ参加してしまうところもある、なかなか個性的な二人です。
そんな二人に共通していること、それはホームステイ参加までに受け入れ体験をしたという事です。それぞれ、韓国、北米と期間も受け入れた学年も違いましたが、ご家族で受け入れ家庭の気持ちを前もって知ることができたのは、とてもいい経験になったと思います。
2人とも本当に満足げ、これからの1か月間の期待いっぱいの笑顔で乗り込みました。
アリゾナへ行ったななせのホストマムから、岐阜の家にメールが来たそうです。昨日ママからいただいたメールを一部紹介します。
「無事到着し、すぐにピアノを披露してみんなを喜ばせたみたいです。そして、これからアリゾナ大学や博物館見学、ダウンタウンでランチの予定。木曜からは毎年恒例のメキシコへ海水浴に出かけるそうです。」
「私はやるときにはやるから心配しなくてもいい」と言ったななせ。まいも、きっとご家族の心配をよそに、ニューハンプシャーでは、のびのびした一ヶ月をスタートさせたに違いないと信じています。
がんばれ!!2人!
どんなステイにするかは自分次第。
一日一日を大切に。
自分で考え、自分で動くのみ。
きっと大丈夫!(^^)!
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ラボっ子たちはラボ・ライブラリからも人生観を築いていきます。ご家庭での日々の暮らし、親のことばがもちろん子どもの人格を作る上では一番影響が大きいのですが、ラボ・ライブラリを共有することにより、パーティの仲間だけでなく、親子でさまざまなことを考える機会になります。
さて、前回の日記に書きました「つながりフェスティバル」。
ラボの資料として、こんどうTに「物語・絵本の大切さ」を書いていただきました。とっても素晴らしい子育て論です。
裏面には、私が「ラボ・ライブラリ」の紹介文を書きました。
去年の震災後に発足した「つながりフェスティバル」は、趣旨として、
「人と人とのつながり」
「地球環境とのつながり」
「親子のつながり」
「いろいろな考え方とのつながり」
「地域とのつながり」
「過去や未来とのつながり」
があります。
なので、私から見た「つながりフェスティバル」に沿った”自然とのつながり”を意識したラボ・ライブラリからのことばを3つ選び、一般の方に紹介したいと資料を作ってみました。
では、そちらを紹介いたします。
□雨ニモマケズ STRONG IN THE RAIN
岩手の大自然の中で育った宮澤賢治の名作はたくさんあります。その中でも、日本人として覚えておきたい詩。
・・・・一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを自分をかんぢゃうに入れずに
よく見聞きしわかり そして忘れず・・・・
□聖なる大地をともに歩こうForever Walking in This Sacred Land~シアトルのことばWhat Seattle Said~
アメリカ北西部の先住民、首長シアトルの160年前のスピーチ。
われわれの上には青空がある。空はわれわれの父だ。
目の前には大地が広がっている。大地はわれわれの母だ。
われわれだけのものではない、きみたちのものでもある。
~~中略~~
けれどもたずねておきたいことがある。
土地を売り買いすることなど、できるものだろうか?
森やそこに住む獣たちや、雨や空や風を自分のものにすることなど
本当にできるのだろうか?
~~中略~~
だからどうか親切に、また公正にふるまってほしい。
われわれの人々の精霊にたいしてだけではなく、植物や動物、空気や水、そして大地にも。
それらをほんの一部だけでも、自分が所有しているなどと考えてはいけない。
大地が人間のものになったことなど、かつて一度もない。
われわれのすべてが、この大地の一部なのだ。
この土地に長く住んだなら、きみにもそれがわかる。
□ひとつしかない地球 The One and Only Earth
THE BOOMのボーカリストでありラボOBの宮沢和史氏が、未来への希望を込め書き下ろしたテーマ曲。
♪ひろげた地図のこの世界のどこか、いつか知り合う友達がいる
顔もことばも食べるものもちがう、見知らぬきみをさがしに行こう
ひとりの力小さいけれど、きみと一緒ならできるはず
ひとつしかない地球の上で、ぼくらの笑顔が花になる
ひとりに一つずつのいのち、地球と同じ重さのいのち ・・・♪
本当は英語での文面も載せたかったのですが、紙面の関係で日本語の一部を載せました。
原発問題、食糧問題、自殺問題、教育問題。いろいろある世の中ですが、基本は一つのような気がします。
まずは意識を持つことが大事な気がします。そして、自分が出来ることから少しずつ、一日一日を大切に暮らしていけるといいですね。
ちなみに私はほとんどビーガンなので、基本的にはお米、みそ、野菜の毎日ですヨ~。20年間、病気知らず!(^^)!
炊飯器も電子レンジもオーブンも食洗機も衣類乾燥機もナシで大丈夫です。お鍋とフライパンとガスコンロと鍋帽子があれば、お料理もお菓子もなーーんでも作れます!(^^)!
エアコンをつけるのもラボの時だけ。
ちょっぴり、地球と仲良しでしょ♪
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心と、地球と、人と人と、考え方までつながっちゃおうお気楽マーケット、つながりマーケットに、ラボ・パーティとして紹介ブースとステージ発表をしました。
かなり蒸し暑い一日、出演ラボっ子、足を運んでくださったご家族、いろいろな方面でヘルプしてくださった方、本当にありがとうございました&おつかれさまでした。
今回2回目になるつながり出店。以前と同じこんどうPとのコラボです。
前回はまったく初めてでわからないことばかり。
そして、紹介ブースを作りながら、「今度はラボっ子たちにステージで歌う体験をしてほしいね。ラボっ子たちが英語を楽しむ姿を、一般の方たちに見せてあげたいね」など、話をしながら1年以上たってしまいました。
時期的に、Tはとても忙しく(いつもそうかな??)準備不足が否めないのですが、よく知っている近隣P。そしてていねいにヘルプしてくださった鈴木T。
今回もいろいろな出会いがありました。
このフリマのいいところは、クラフト作品やフードショップがナチュラル系であること、震災や原発問題に意識が行っている点、ステージに出られる方がなかなか素敵なところです。
物語を中心にしたこどもの成長を見守るラボ・パーティにはぴったり!
古着中心のガレッジセール的フリマとは違うので、出てみようという気になります。
もちろん、実行委員の中にはラボっ子OBさんという方も入ってますし。
また、これで募集活動を!というのではなく、とにかくラボ・パーティを知ってほしい、このような共育があることを知ってほしいという思いからです。
絵本を大切にしている。
一流の文学にこどもたちが出会っている。
物語で英語の表現活動をしている。
・・・そんなことが伝わればなあ・・・と考えての参加です。
今日は本当に蒸し暑く、汗だくの日中でしたが、ステージ発表に参加してくれたラボっ子たち、ありがとうね。参加することに意義がある。
いろいろな体験を積んで、ぐんぐん自分を表現する楽しさを養ってほしいと思います。
紹介ブースには、ラボライブラリ絵本をずらりと並べました。
「これ知ってる」
「あれ?英語だ」
という子どもたちや、
「なんだろう??」という大人たち。
いろいろな方とお話しました。
今日一番びっくりした出会いを紹介します。
福島からはるばるこの「つながりマーケット」のために来ていた若い女性が私たちの前に立ちました。
なんとラボっ子OGさんです。
国際交流も参加し、高校時代までラボを続けていたとのこと。
結婚を控えいろいろな場所へ行っておこうと、福島を助けるためのイベントをめぐっているとのことでした。
おひとりです。素晴らしい行動力だなあと思いました。
そして素晴らしい出会いだなあと思いました。
さすが「つながり」マーケット。
去年ブースを作ったときも、ラボっ子OBという方に声をかけていただき楽しくおはなしさせていただいたのですが、今回はなんとはるばる福島からです。
前回の出会いがあったので、今回は余分に数冊入っている「ことばの宇宙」を持参していました。もちろん、出会えたお礼にお渡ししましたよ。なつかしとのことで、とても喜んでいただけました。
いろいろなお話をしましたが、もうすぐ結婚という事で、もちろん私は、「お子さんがうまれたらぜひラボっ子に。そしてラボランドで行われているファミリーキャンプに参加してくださいね。」
と、お話しました。
最後の最後、「えっ?テューターさんなんですか?」と言われました。事務局にみえたかしら?ラボママに見えたかしら・・・?
とにかく、近い将来ラボランドで再会できるような気がします。
いえいえ、ぜひ再会しましょう。
なにせ、ラボには出会い、再会という魔法がかかっていて、「つながり」がいっぱいの世界ですから。
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今日は春研修のまとめの日。熱~い研修を後ろ髪をひかれながらちょっと早めに抜け、娘の学校の懇談会のために走って電車に飛び乗りました。
横並びの電車の席につくと、隣におばあちゃんと小さな男の子が座りました。
「久しぶりに電車に乗れてよかったね」とおばあちゃんが声をかけています。
今日は月曜日ですから、ひょっとして幼稚園の代休でお出かけしたのかな~、4歳くらいかな~、と思って横をちらっと見ながら思いました。男の子は一言も話さずパックジュースを飲んでいました。
2時半頃だったので、久しぶりの電車のお出かけで疲れていた時間帯でしょう。暑い日でしたし。でも・・・・、男の子は、電車の中でジュースを飲むことを学んでしまいます。
一つ目の駅で二人は降りました。男の子は、パックジュースのストローを加えたまま階段を降りていきました。
孫はかわいいでしょう。でも・・・、電車で飲食をすること、歩きながら飲食をすることを悪気はないのに教えてしまう事にもなりかねません。
子どもは一つ一つの体験を刻みながら大きくなります。
私の隣の二人が座っていた席に、次は1人の女の子が座りました。名古屋駅で乗ったときは、座らず窓際に立っていました。
綺麗な制服を着て帽子をかぶり、学校名の入ったピカピカの品のいいランドセルを背負っているのでおそらく小1でしょう。
女の子はいったんは私の隣に座りましたが、向かい側の席の人たちも一つ目の駅で降り、3人分の席が空いたので、あわてて私の隣から向かい側に座る場所を変えました。
ところが、その駅でワイシャツにズボン、日焼けして茶色の髪の若い男の人が乗ってきて、女の子の横に座りました。その女の子はとても緊張したお顔になりました。
その電車は、横並びの席もありますが、電車の3分の1は、一人用+二人用の進行方向向きの席もあります。
二つ目の駅でまた人が降りたとき、女の子は走って一人用の席に行きました。そして、後ろを振り返りじーーっと今自分が座っていた席を(席の隣の男性を)見ていました。
長い時間何を考えているのかな?ランドセルを背負った背中は暑くないかな?まだ通学が慣れずに不安じゃないかな?駅からはどうやって帰るのかな?
いろいろ思いながら、私の方が先に降りました。
その後、小学校の懇談会へ向かいました。小1にもかかわらず前回の懇談会もラボの委員会で欠席したので、今回は逃せません。
私にとっては、懇談会は娘の用事というよりは、現実社会の教育を見る大事な研修機会と思っています。
懇談会の途中に、一人の母がマイクを握ってお話されました。上のお子さんが中2とのことです。
「一小、一中ののんびりした地域ですが、今の中3が最近とても荒れてきています。最初は数人だったのが、どんどん増えて、何十人となってきて先生たちはお手上げだそうです。器物破損もあります。せめて、この学年の子たちはそうならないようにしていきましょう。子どもをもっと見てあげましょう。」と。
そうだなあと思いました。その気持ちがずーーーっと続けばいいのですが・・・。この中の何人の方がその気持ちが続くでしょうか・・・?
そして、子どもを「見る」と「監視する」の違い・・・。
荒れ始めた中3の子たちは、どんな様子なのかはまったくわかりませんが、器物破損でまだよかった。生き物を傷つけるところまでは来ていないのですから。と思いました。
先生がお手上げ?誰がその子どもたちのサインを受け止めるのでしょう?
器物破損?それはサインだよ。親は子育ての根っこのところ、気づいてるのかな?どうでもいいのかな?
のんびりした地域なので、塾へ行く時期もそう早くはありません。受験生で塾へ行き始める子がほとんどになり、受験のことを毎日学校で言われる時期です。
自分の心と体をコントロールするのが難しい思春期だよ。
いろいろ悩みも多い時期だよ。
自分のやりたいこと、自分の得意なこと、自分の将来の夢。
そういうことを置いて、点数と高校を並べる毎日。
「○○になりたい、○○を勉強したいから、○○高校へ行きたい。だから学校の授業ではどうしても足りない分、塾へ行って勉強していい?」
そういう勉強に対する信念を持って塾へ行っている子、何人くらいいるのだろう?
やりたいことを見つける時間もないまま、とりあえず受験のために塾に行って、大事な自分や家族に向き合う時間、睡眠時間を無くしていないかな。
「受験の大事な時期にこんなことを・・・」なんてまさか先生言ってないよねえ?
学校名を言えば「あ~」と安心される地元でものんびりした公立中だったので、先生焦ってないでしょうか・・・。
子どもたちは何にも悪くないのにね。その子どもたち、今思いを出せてよかったじゃない?親も気付く機会をもらってよかったじゃない?
まだまだ中3だよ。体は大きくても子どもだよ。
中3のラボっ子いるから、今週聞いてみよ。
今日は研修会で、「エメリヤンと太鼓」のテーマ活動発表を私のグループはしました。そして、いろ~んなことを感じた一日でした。
ラボっ子たちは、たくさんの人に出会って、自分自身を表現出来て、ことばで伝えることを学んで、チャンスがある子は思春期にホームステイで異文化体験しながら自分を見つめて・・・・。
私、ラボがんばる。
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七夕の昨日、パーティ内夏の交流発表会&壮行会を行いました。
ラボっ子たち、会は楽しかったですか?遅くまで皆さんご参加いただきありがとうございました。
今回はこんな感じで進めました。
現在在籍中のラボっ子で、国際交流を体験した子の報告B紙も展示しました。
展示しながら、「おまえ、若かったな~」と言い合う、実行委員たち。
あらあら、まだ数年前のことなのに(笑)
係決め、会の進行確認、会場飾り付け、スキットの練習などをすると、あっという間にみんながやって来る時間。
もっとじっくりやりたいのですが、実行委員さんのみんなも、学校やら部活やら模試やら試合やらをやりくりしての参加なので、準備はいつも2時間ほどです。
今日も試合でどうしても参加できなかったラボっ子も数名いて残念でしたが、毎週来て活動しているだけで本当にえらいと思います。ご家庭でのサポートの力をありがたく思います。
プレイルーム・小1以下のラボっ子の歌。
かなり緊張していました。最初のプログラムということもありますね。でも、ごめんね。全メンバーがそろうことを思うと、どうしても小さい子は最初となるのです。緊張しても、どんな姿もほほえましいから大丈夫☆
小3以上G「かえると金のまり」
テーマ決めからすったもんだありましたが、みんなきっとこの物語が大好きになったと思います。そして、テーマ活動がまた一つ好きになったと思います。そんなことが伝わりました。
岐阜北G大きい子のお歌。
あえて歌です。大きい子ならではの歌の姿を発揮できたかな・・・?
でも、やっぱり歌は照れますねえ。テーマ活動の方が照れないし楽みたいですよ。
さあ、まいちゃんの3課題報告の後はおやつタイムです。
ボランティアで軽いおやつをお願いしました。わお~。ママたちすごい。
作れない人は無理しないでくださいね。みんなそれぞれ出来る時期、出来る状況、得意分野があるのですから大丈夫!そこが持ち寄りの良さです。
「笑家」マークのクッキー発見。
嬉しい(*^_^*)
おやつで和んだ後は、お待ちかねママの歌。
今回は「A was an Apple-Pie」
ありがとうございました。ラボっ子たち、一つ好きなライムが増えたことと思います!(^^)!
そして、岐阜北小さい子+ママの「星めぐりの歌」
私のミスで・・・いろいろ失礼しました。
ななせの3課題報告、去年の国際交流参加者にっしーの体験談スキット、報告。そのほかいろいろ~~~。おはなしの時間もたっぷり今回はいただきました。
来年は、わらやPからは国際交流参加予定者はいないのです。残念ですが、それも見越して今年は国際交流に焦点を当てました。
そして、来年はどんな感じにしようかな~とすでにイメージがわいてきました。
さあ、夏です!!今朝も太陽が輝いています。
夏に向かって、またたくさんライブラリを聴いていきましょう。
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昨日、夕方Gと夜Gのラボの合間の時間、のんびりしていた時、ドアが開き「せんせ~い」と呼ぶ声がしました。
「え?」と見ると、4年前に卒ラボされた親子。あらびっくり!!感激!(^^)!
小1~小6までラボをやっていた「しおちゃん」とママです。
私的にはまだまだこれから育つかなあと見守っていた時期だったこと、そして、うまくラボの良さを伝えれなかったなあという後悔と反省・・。そんな当時の気持ちだったのですが、昨日の再会で大きくなったしおちゃんを見て、感無量。
当時とは場所を変えたラボルームに、塾の合間の貴重な時間をお寄りいただいて、本当にうれしかったです。
はにかみ屋さんだったしおちゃんですが、ささっとラボルームに上がり仲間とおしゃべりを始めました。
ラボっ子って不思議。時間の隔たりがなく、すーーーっと中に入れちゃう。おしゃべりしている様子は何の違和感もなく、毎週来ている仲間みたい。
私の中のしおちゃんはまだまだ小さくて、小6で止まっていたので、おしゃべりしている中学生のラボっ子の方が大きい気がしますが、実はそのラボっ子の方が年下だったんだ・・・と、これまた不思議な感覚でした。
しおママにとっては、ナナも赤ちゃんの姿の記憶のまま止まっていたみたいで、「あの赤ちゃんがこんなに大きくなったの?なっちゃんそっくり!」と驚かれました(*^_^*)
「しおちゃん、高校生なんだねえ。大きくなったねえ~。」
「先生、小さくなったねえ」
みんなによく言われる言葉です。
しおと双子のこうくんはもっともっとスゴ~く大きくなったとのこと。お会いしたいですねえ。
ラボをやっていて凹むことも多々ありますが、こういう再会は本当に元気になれます。ありがとう。
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日曜日、地区の壮行会が行われました。この夏旅立つラボっ子、実行委員さんとして参加してくれた高校生、そして見に来ていただいたご家族、後輩ラボっ子のみなさん。雨の中、ありがとうございました。
さて、パーティからの送り出し、ああ・・・もうその時期が来たのだと毎年のことながら思います。
地区のラボっ子の「ももたろう」のテーマ活動。
ステイ中に使える英語がたくさんありますね。表現とことばをたくさん実践してきてくださいね。
そして課題紹介。
素語り、自由研究、自己紹介アルバム。
色々あります。今年もずらりと並びました。自分で頑張って作ったもの、おうちの方と一緒に楽しく作ったもの。小さなもの、大きなもの。
色々ありのラボです。
学校の宿題ではないので、他人と比較しての出来栄えではありません。
自分が満足するまでやり切れたか?
自分の時間をうまくやりくりして取り組めたか?
ステイの一ヶ月間や海の向こうの家族をイメージして作れたか?
いかにステイ中に披露できるか?そこがポイントだと思います。
作ったのは今、生かすのはこれから。
すべては自分次第。
恒例の最後のプログラム、親子のお手紙交換。
今年もたくさんの素敵なご家族を拝見できました。
いつもながら目頭が熱くなります。
パパも30年ほど前に、3課題を持ってラボのホームステイで海を越えました。いよいよまいちゃんの番です。
パパさん、娘を送り出す親の気持ちはいかがなものなのでしょうか・・・?
あと1か月、体を整え日本の家族と穏やかに過ごしてくださいね。
持っていくおみやげのために、ななせが小さな頃から古切手や5円玉を集めていたママ。
「娘のステイはまだまだ先よ~、もう準備しているなんてすごいわね~」、と声をかけながらも、この時まではあっという間でしたね。
去年受け入れたCalliとの再会はもうすぐ目の前。
10代前半の今の時期の一年は大きく、お互いの成長も感じることができるでしょう。
とうとう完成したアリスの素語りに自信を持って交流してきてくださいね。
2人、いよいよです。
楽しみです。
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昨日は春の連続研修でした。テューター研修では、子どもたちの事例、パーティの様子、物語のこと、悩みなど様々なことをシェアします。
同じパーティ内でもラボっ子、ご家庭によって様子は様々ですが、同じラボでもパーティによってそれはいろいろです。
ラボの研修会はとてもたくさんあります。しかし毎回が学びです。いついっても違うから学べるのです。
しかし、これが本来の自然な姿だと思います。
教育もそれが自然な姿です。
一本筋が通っていれば、あとはいろいろ個性が光るラボパーティ。
同じラボパーティでも、ご縁があれば出会えて伸びるチャンスがいっぱい。
そんなことを思いながら先週梅干しを漬けた時のことを思い出しました。
近くのJAの露店で買ってきた梅3キロを洗い天日に干したのですが、あまりにも可愛くて写真を撮っておきました。
ざるの中の梅を見ると、熟しているもの、まだまだ青いものとさまざまです。大きさも違いますし、茶色になっているところも所々あります。
梅をひなたぼっこさせながら、ラボっ子たちのようだなあと思ってしまいました。
形も大きさも色もさまざま。でもみんなが同じざるの中で仲良く並んで、わらや家の梅干しへの道を歩み始めたのだ!
だんだん梅が可愛く見えてきました。
梅を漬け込んだ数日後、たまたま行ったスーパーの店頭にも梅が並んでいました。
スーパーですから同じ青さ加減(しばらくほおっておいて黄色みがかってきたら、少しずつ差が出てくるでしょうが・・)、同じ大きさ、傷やシミ一つないきれいな梅が袋詰めされて、たくさん並んでいます。
自分の梅をじっくり見た後だったので、私が買った露店のものより同じ粒で選別されたものだとすぐわかります。
それでも自分で漬ければ、ツボの中の上下の状態、赤シソの加減で少しは個性が出るでしょう。
お漬物コーナーの梅干しは、いうまでもなく同じ色、同じ形、同じ味のものが袋詰めされ、山と積まれています。日本中どのお店で買っても同じ味でしょう。
私たちの周りには、あまりにも同じもの、工場製品が溢れすぎています。食べ物でさえ、全国、全店、同じものが大量。これは食べ物という名の工業製品です。
「同じが当たり前」に慣れすぎると、「違う」ことに違和感を持ちます。
旅先でよく知っているお店があるとホッとしたり嬉しくなったりする時も確かにあります。しかし、旅先でわざわざチェーン店で食事をしようとはそう思いませんよね・・?
なんでも同じが安心だというあなた、要注意かもしれません。
食べ物ばかりではありません。教育も同じです。どこでも誰でも同じことを学べる。同じ形の教室。同じような先生。
これが安心というのは、教育も工業化されていて、それがいいということです。
教育は食べ物と同じで、もっともっと自然の方がいいのです。
ラボは、CDライブラリ一つを見ても、同じように見えて実は様々な顔を持っています。
英語ー日本語のもの。日本語ー英語のもの。二言語のあとたいていは英語のみで入っていますが、日本語だけ収録のものもあります。
原作通りのもの、2枚ディスクで物語が構成されているもの。原作を4枚ディスクに縮めたもの。
書くとキリがないですが、違うのが当たり前です。芸術作品ですから。
絵本もいうまでもなく、です。
同じCDライブラリを使ってはいますが、全国どのラボパーティも違います。
会場の様子も違う、ラボっ子の年齢構成も違う、もちろん人数も男女差も違う。先生も20代から80代。個性的。
違う事ばかりに囲まれ、いきいきした子どもたちが意見を言ったり聴いたりして自主的に動いて活動しているわけですから、毎週、毎秒、くるくると様子が変わります。
そんな中で何年も過ごすうち、ラボっ子たちは「違うことは当たり前」が体にしみこみます。受け入れることが上手、自分を表現することが上手、年の差なく人と関われる、空気を読んでさりげなく気を配ることができるなど身に着けて卒ラボする子が多いのです。
大量生産がなかった時代は、違うことが当たり前の環境で暮らしているわけですから、どの人も違うことを当たり前に受け入れていたのでしょう。何でも感謝で受け入れたのでしょうね。
日本の美しい言葉、「おかげさま」「ありがとう」「今日のおぼしめし」など、祖母が良く使っていました。
何でも早くて便利で同じになった今、それも良い時もあります。が、自分の中になるべく自然をたくさん置きましょう。そして、子育ては永久に画一的ではいかないことだけは覚えていましょうね。
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