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お風呂上り、髪を乾かしながら何気なく見ていた「アナザースカイ!」
世界最先端の教育現場~オランダ~の様子が映し出されていた。
その学校現場があまりにラボ・パーティの環境に似ていて驚いた。
縦長という環境だけでなく、教育理念も「人を育てる」事を最終目的にしている点もラボとおなじだ。
家族、兄弟のような関係性の中で、意見交換をしながら、それぞれ論理的に自分の考えを人に伝えられるようになる。
このような教育環境の中で、心も安定しじっくり自分自身を育てていける。
大切にしているのは自分をどう育てるか。
テストをすればするほど、競争すればするほど本来の知能は落ちる。
人のことばかりが気になり、自分の姿、求めるもの、どうなりたいかが見えなくなってしまうから。
教育評論家の尾木直樹さんが最後に行ったことば。「あなたにとってオランダとは?・・・・これからの日本が目指すべき教育を示してくれる国!」
そうなるといいな。と思う。
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中国交流から帰国直後、webニュースのアドレスが配信されました。
“人・家族を大切にするラボ国際交流”のタイトルの通り脈々と続いている絆が感じられると思います。
是非、ご覧ください。
http://japanese.cri.cn/1021/2012/03/31/144s189964.htm
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中国交流から帰った日の翌日は、ビッグラボでした。日程の関係で私は地区合宿に参加できなかったので、参加したラボっ子たちの様子もしりたくって実施しました。
テューターが留守の間、コーチとして、シニアメイトとして参加したラボっ子たちから感じるエネルギーは春一番以上の力を持っていました。
また、キャンパーたちからも、畳み掛けるように感想が出てきました。
初めて両親とラボっこ4人で参加されたご夫婦からも「ラボ教育活動の目指す奥深いものを感じました」との感想を
いただき、年に一度だけど30回以上続いている地区合宿の意義をまた見直しました。
みんなで、ストーンスープを食べ、一人一人のこどもたちが噴出している新しい力を受け止めながら私も大きなエネルギーを彼らに戻していきたいと思います。
中国から帰ってせっかく覚えた中国語を忘れたくなくて、「こつばめチュチュ」(中国版)と、あさの15分中国語講座を聞き始めました。
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3月31日土曜日、4時間近く遅れて北京を飛び立ち大連経由で無事九州に戻ってきました。
始めての参加で、ラボっ子と同じ位わくわくドキドキして沢山チャレンジしてきました。
上海、北京の学生たちの積極性には本当に驚きました。その積極性に応えようとラボっ子も一生懸命頑張っていました。
ことばより先に心をつなぐ事の大切さを自然に感じたのではないでしょうか。
それ以外にもいく所行く所で、出会う人に驚き、たっくさん「目から鱗が」おちました。
今年は日中友好40周年ということでニュースにもなり、27年続いた交流の更なる盛り上がりを感じました。
日本の中でも、中国交流の姿をもっと伝え広げていきたいと感じています。
北米、ニュージーランド、オーストラリアそしてアジアとの交流。バラエティー豊かでしかも長く継続している交流プログラムのなかで何処の国に行くにしても、若い時期に海外に出て様々な価値観に出会い、今当たり前と思っていることが通用しない場面が沢山あることを知り、また、外から日本という国を見てみることは、とても大きな人生の宝になると確信しました。
画像もアップしたいのですが、慣れずに時間がかかってます。
そのうち少しずつだしていきます。
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2012年のラボ国際交流プログラムのスタートを切って今日から中国交流に参加してきます。
テューターとしては勿論、個人的にも始めての中国。日本で一番中国に近い町に住みながら遠い国でもありました。
国としてのイメージはあるものの、一つ一つの家族がどのように暮らし、人々がどんな考え方感じ方をして生きているのか沢山感じてきたいと思います。
そして、ラボっ子たちの交流の姿に触れるのは大きな楽しみです。
ホストと、ファミリーの中で、学校の中でどんな顔を見せ逞しさを発揮するのかしっかり見てきます。
国と国の大きなパイプを築くのは、人と人を繋ぐ小さな糸が沢山集まってできること。この大役を引き受けているラボっ子たちは頼もしい外交官です。
私も、少しでも役に立てるよう楽しんできます。
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「きてれつ六勇士」に取組んでいるグループで、元気な4年生の女の子が「あー!あの言葉もこの言葉も言いたい!!気持ちいいだろなあ~」と。
戦争を終えて帰りの道すがらSoldierが呟く不満は確かに歯切れがよくってスカっとしてる。「やれ~、やれ~・・・」はとてもリズミカルだし英語のfighting and marching and camping・・・もこどもたちはとても気に入っている。
六勇士に出あった時のそれぞれの言い回しも個性的で、ラボっこも心から言葉を味わっている。
お姫様の「Look at him,the stupid,lazy oaf!」もそれはそれは気持ちよさそうにもったいぶっていっている。音楽もこの気分を一層盛り上げてくれて。
後で、「I hate you! You’re horrible! 」を言うことになろうとは想像つかないくらいに気持ちよさそうに言ってるからこのギャップがおもしろい。
こうやって、こどもたちは英語も日本語もとても自然に獲得している。
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『きてれつ六勇士』に、取組んでいる小学生グループで、お迎えに来られたお母さんから「きてれつってことば本当にあるんですね?!アニメの中の用語だと思ってました。 それに、原作はグリムなんだ。しかも再話はC.W二コルさんがされてますよね?」と、感激の声を聞かされた。
テューターからいろんな形でラボ・ライブラリーの素晴らしさをお話しすることはあるけれど、どの部分に関してお母さん方が「すごい!!」と思ってくださるのかつかめないこともある。
今回のように、お母さんから発見していただくととても話を広げやすくなった。
「そうなんです。ちなみに当て字で(奇天烈)と書くらしいですけどね。
ラボ・ライブラリーはこどもたちの感性を大切に育てたいからこそ、本物の作品を届けたいと願って作られています。ですから、大人が聴いても音楽・声・語り・そしてストーリーや絵まで研ぎ澄まされていると思います。CDを聴いていて???と思ったときは絵本、テーマ活動の友もご覧になってください。ビックリする発見が沢山あると思いますよ!」とらぼ終了後の15分くらいが父母会になっていました。
このお宅では毎日CDが流れているそうで、もっぱらボタンを押すのはお母さんの仕事らしい。デッキの中身を変えるのはラボっ子で親子の共同作業になっている。
また、他の子からは「うちのお父さんは、『昔、学校一のイダテンやったばい』っていばっとった」というほほえましい話も聞いた。
物語が家族をつないでいる様子が伺えて楽しいひと時だった。
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第3回目の事前活動が終わりました。この日は1ヵ月後に迫った「国際交流のつどい」での地区表現の最終練習をしました。
ラボっ子たちのアイディア・積極性・アピール力のすごさに驚かされます。 事務手続きだけ済ませてホームステイ先に旅立つのと違って、この8ヶ月余りの事前活動がこの年代のこどもたちを大きく成長させている事を実感します。日ごろ活動の場を異にし、年齢も違うラボっ子たちが月に1回顔をあわせ共に活動するうちに、どんどん変わっていくのが感じられます。他の人に興味を持ち、受け入れ、刺激を受けながら自分をアピールする力に変えていっています。 笑顔も沢山見られるようになりました。きっとスティ先でもこの笑顔が沢山出ることだろうと思います。
長崎発祥の鉄道を表現しています

同じく長崎発祥の国際電信です。

今回の一品持ち寄りランチです。腕を上げてますね!韓国料理「チャプチェ」に使われている春雨は英語では『ゼラチン ヌードル』なんですって

韓国交流に参加するラボっ子がパネルシアターを使いながら「はらぺこあおむし」を韓国語ですがたりしてくれました。
今回も写真紹介の練習をしました。聞く側もとても興味深くなってきました。
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少し前に紹介した『There were two birds sat on a stone ・・・・♪ ♪ ♪』のナーサリーが定着してきました。二人組みでライムを口ずさみながら「・・・・ファ ラ ラ ラ ラル ディ」のタイミングで片手だけじゃんけんを出します。負けると片手は下ろします。この要領でライムを最後まで唱え両手が残ったままの人は優勝です。片手だけ残った人は準優勝かな?最後まであいこが続いて二人とも両手が残ったら最高です。


みんなで円になっても楽しめます。一瞬でみんなが何を出しているか把握して、負けた人はその手を下ろします。あいこならばみんな残ります。これを続けて、最後まで両手が(つまり two birds)残った人が優勝!片手だけ残った人は準優勝です。

楽しそうでしょう。やっている間に、ライムが終わるまであいこが続いて誰も負けずに終えることを目指すようにもなりました。
今ではGood-by の後にリーダーが前に出て他の子達はリーダーと勝負します。
この場合は早く両手が負けた子から、テューターと挨拶して帰れます。
つまり、大阪じゃんけん、負けるが勝ちですね。
この、ブーム暫く続きそうです。
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今朝のNHKの番組で翻訳家の鴻巣友季子さんによる、「英語の物語を翻訳してみよう」という課外授業が放送されていた。
対象は小学6年生のクラス。取っ掛かりは『I love you』を訳すことから始まった。
こどもたちは、聞きなれたこのことばをテレながら「愛してます」「好きです」と答えていた。
ところが、明治の文豪夏目漱石が「今夜は月がきれいですね」と訳したのだときいてびっくり。
『愛してる』なんて軽々しく口にできないこの時代、思いを寄せる女性と川原ですれ違う瞬間とっさに出たことばだ。
また、鴻巣さん自身もある小説の中で戦地に向かうお兄さんに向けて告げられた『I love you』を「兄き、死ぬんじゃないぞ」と訳した。
この二つの例をきいただけで、ことばを他言語に訳すとはどういうことなのか、こどもたちにはぼんやりと伝わったようだった。
彼女はこのようにも話していた。“訳には、自分が周りの物事を日ごろどのように見ているのか、どんな生き方をしているのかが表れる”のだと。
グループで訳に取組んだ後、主役の「IT」 が、かけらを見つけた後のことばをそれぞれ日本語に訳して発表していた。
その訳には、英語では語られていない日本語が付け加えられたり、自分が 「IT」になった気持ちで、その時の感情を表していたり、新鮮で深みのある、しかも感動的な訳になっていて、涙が出るほどだった。
最後に『The missing piece』を日本語のタイトルに訳したときにも、それぞれがお話を自分らしく受け止めて、自分らしさが表れていた。
『自分の人生』『自分は自分のままでいい』『かけたものを見つける楽しさ』・・・・おおよそmissing piece の単語だけからは出てこない訳だ。
ラボっこたちはテーマ活動を通して、この課外授業と同じくらい自由で、奥の深い取り組みをしているのだと感じた。
英語を自分で訳したりはしないけれど、ことばをしっかり受け止め、心で感じたことを、体まで使って表現しているのだから。すごい!
テュータースクールを受講中のお母さんが、課題のポエムの訳に悩んでいらっしゃった。
きっと、ポエムを読んで意味がわかったけれど、それを自分らしいことばでどう表現するか?ここで苦労されているのだと思う。
辞書を引いて、そこに並んだことばを機械的につなげるだけなら苦労はしないけれど、「自分のことば」になおすことで自分を表現する作業は大変だと思うし、醍醐味でもあるのかな。
Mママ、受講中の皆さん、頑張ってください。
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