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それはわたしが、何かの折に、いろんな方に聞いてみたいことのひとつ。 その方によって、まったく違ったお話が聞けそうな気がします。
いまのわたしなら、どうだろう。
パーティのなかで、こどもたちのあらたな 「気づき」の瞬間に立ち会えたときかな。 はたまた、
パーティが終わって、Good bye~!と
玄関のドアを開けたときに、 ・・っあめだ!となったとき
Oh,Oh~!It's raining,and ・・なんて自然に口をついて出るのを聞いたときかな・・。
それとも、くろひめキャンプの最終日、 興奮さめやらぬ表情のみんなと会って、 そのどこまでもハチャメチャなおしゃべりを うんうん、って聞いてるときかな。
近所を歩いてて、ラボっ子に いつものあだ名で呼び止められた瞬間かな~。
どの瞬間もほかでは得がたいもの。
そうやってみんなからパワーをもらえてこそ、
また、頑張れる。
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2008年国際交流の地区での報告会。
帰国後、子どもたちは学校の宿題やら、あふれんばかりのhave to doに 追われてすごしていたはずだ。
そんななかで、一ヶ月の体験をまとめる作業は大変だっただろう。
でもみんな、しっかりと自分をみつめ、 自信を持ってそれぞれの体験を飾らないことばで語った。
一ヶ月の異国での生活。 大きな山を越えたあとのすがすがしい表情が、ことば以上にそのすばらしさを伝えてくれた。
事前活動を担当され、シャペロンとしても参加された
Kテューターのお話も、印象的だった。
ラボのホームステイは、ただ、行ってくるだけの旅ではなく、 子どもたちが一歩前進するための「教育的プログラム」である、ということ。
ひと夏の体験は、行く前にも、行った後にも、 ちゃんと一本につながっているということを忘れてはいけない。
きっと、自分で自分自身の「たくましさ」に気付くとき、
ひとって、とてもいい顔になるんだと思う。
子どもでも、おとなでも。
そんな体験、「わたしって、やるじゃん!」「オレってなかなかのもん?」 そう思える体験は、日本にいたら、めったに出来ないかもしれない。
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Bakers Family へ ひさびさのメール。
この夏の我が家の受け入れ体験と、そこで感じた息子の成長。
2007年夏のホームステイが、どんなに彼によい経験と影響をもたらしてくれたか。 それもこれも、受け入れて、支えてくれた家族のおかげだから、 感謝の気持ちをこのタイミングに親として伝えたかった。 また、帰ってきてからとても英語が好きになったし、 遠くないうちに絶対会いにいかなきゃ、と話していることも付け加えた。
家族の近況とあわせて返事がくるのを、楽しみに待っていよう。
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先週から再スタートした毎週のパーティ。
キャンプの効能は絶大で、こどもたちのテンションはいつもより高め。 新しく考案したHi!の振り付けも、意外に気に入ってくれてよかったよ。
The Mile round にのせて、途中で止めてキャンプの思い出を互いに紹介。 こどもってすごいな~、グッグッエールの後づけの長いのも ちゃんと記憶してるんだ~。
Kはロッジのお友達から二通手紙がきて、
なんとお母様からのメッセージもそえてあったそうだ。 感激だね~。
初参加のMは、Cant't you line it?がお気に入りsongに。
さっそくみんなでおさらいしてみた。
Rock My Soulのステップvir.は
あっこれ知ってる~。やったよロッジで。
--ならなおさらよかった。
普段はワ~ッと騒ぐことがすくないSは、キャンプで変身する。
いつどこで見かけても満面の笑みで、
お別れする日は、帰りたくなくてポロポロ涙。
どんなに楽しかったかを語りだすと、もう止まんない。
--そうだ、スジのお誕生日が来るから、
みんなで次回お手紙書こうね。
そういえば、キャラバンの5人それぞれに、
だれかがたのんだわけでもないけれど、
ほんじょうパーティのみんながお手紙&絵をプレゼントしていたね。
ハミはカンゲキしました。
そういうこころづかいが出来るひとって
すばらしいと思いますよ。
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キャラバン隊が来てくれました。
今回も、ソングバーズ、お話にちなんだクイズ、
テーマ活動、(観るだけじゃなく、動いたね)
ゲーム、などなど、キャラバン初めてのラボっ子、
また一般からのご参加もあっての、
盛りだくさんな2時間半でした。
いつも感心することがあるんです。
今日、来てくださった保護者の方々に、ぜひ伝えたかったこと。
ご父母のみなさんが、彼らのテーマ活動を見て、その、ひとりひとりの表現の豊かさ、英語のセリフの流暢さに驚かれたことでしょう。 それももちろんですが、
「その場に応じた臨機応変な対応」がすばらしい。
これは、社会に出ても何より役立つチカラ。
たくさん予習してきたことについては、だれでも出来る。
ところが状況を読み、変化にすばやく対応・・、
また、グループでひとつのものに取り組み、いろんな状況の変化にも team workで乗り切るスキルは、一夜にして身に付かない。
「日々のパーティ活動や、地区、支部の交流活動があるから」こそ、 その輪の中に、身を置いてきたからこそ、
ラボの子どもたちは、ホームステイや留学に挑んでも、
ちゃんと「ひとりだちの旅」に出て自分と向きあって来られる。
学校でも、社会に出ても、
「なにかが違う」「どこかが違う」
すてきな大人になれる。
「すてきな5人ぐみ」
今日はありがとう。
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こんなテーマパークがお隣の国にあるのをご存知だろうか。
英語学習に対する熱心さは、日本よりも韓国がはるかに勝っているといわれている。 近く、英語の授業はどの年齢においても英語のみで行われるようになるそうだ。
そのテーマパークのことがつい先日、日本でもテレビで紹介されたのを観た。 巨額を投資し、地方自治体が、東京ドーム6個分の敷地に作ったもの、というからおどろく。 入場料も安く、宿泊施設があり、中学生が英語体験移動教室のような目的で各地から訪れている。
教育格差をなくし、国が掲げる目標に到達するための良策のひとつということだ。 あくまでも、作られたテーマパーク、設定された場所にすぎないけれど、 学校で学んでいることを実践的に使うよいチャンスになるだろうなと思った。 一緒にみていた息子や娘も、番組出演者と英語でやりとりする韓国の子どもたちを興味深々で観ていた。
この夏の受け入れを振り返ってみると 英語ノンネイティブ同士、最初に英語、通じなかったら韓国語で説明、
あいさつはほぼ日本語、という具合に、 三つの言語を使っての
ふしぎなやりとりが自然に繰り返されていた。
学校英語が始まっていない娘も、英語というのは共通したことばなんだと再発見できた。
どうやら、「なぜに英語?」というギモンに対する答えが
みつけられたようである。
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親睦をかねて、時々自主的に行われるランチ会。 息子がお世話になっているので、 いちラボっ子の母として、私もみなさんとの語らいを楽しみにしている。
中には、子どもはほとんどパーティに顔を出さないけど、 お母さんがこの保護者の輪が居心地良くて参加している、 という方も
いらっしゃる。
そんなふうに輪が広がって、異年齢の保護者同士 (子どもが異年齢なら、ママたちもそう) 世代を超えたいろんな話が出来るのがほかにはない良いところだ。 また人数が多いと、お母さんの顔とラボっ子の顔を マッチさせるのは結構大変。
でも、一筋縄ではいかない子どもの成長を、多くの大人が見守って、 時にいっしょに考えたり、悩んだり、 そんな場所があることがとてもありがたい。
昨日は、ちょうど一ヶ月ホームステイの帰国時期ということで、
帰国後の子どもの様子・・また、行くまでの山あり谷あり、
ぶっちゃけ話、 ところで居ない間どう過ごした?などなど。
その子それぞれ、家庭もそれぞれ、二つと同じ話はないし、 それだけたくさんの生の声が聞ける。 これから考えてる・・という人にも こういう情報はいい判断材料になる。
ラボママも、
初めはだれでもわが子しか見えないし、わが子がどうか・・ に、とにかく親の視線は集中する。
それが、だんだん視野が広がって、他の子どもたちに目がいくようになると、 お母さん、お父さん自身も、ようやく ラボの「ラボらしさ」が、一体どういうものなのか、 頭でなくココロで感じるようになるのだと思う。
この活動を良く知るはずの 私自身も、
親としての立場でラボを理解するのに、
何年もの時間を要した。
最近思うことがある。
息子も、ここまでいろんな方に支えてもらい、ラボで育ててもらってきた。
ここにつながっていれば、きっと必ずいい根っこがそだつ、
最初からそう信じていたし、今も、そう信じてる。
そんなわたしでも、
「そんな適当にやるなら、いますぐやめなさい」
親としてふさわしくない一言、何度も言った。
「ああ、やめてやる!」
・・・・で、今に至っている。
ラボが、英語教育のみならず、人間育ての場、であるからには、
「成績上がらないなら、塾やめなさい」
・・的な発言は、やはり言うのはよそう。
「部活が忙しくて、今はたまにしかパーティに顔出せない」
でもここにつながっていたい・・
本人がそう望むなら、そのようにさせたい。 そしてできれば、
パーティにそれまで育ててもらったぶんの恩返しを ひとつ、ラボの活動のなかでしてほしいと願う。
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くろひめ4班に参加したとき、
マウンテンバイクにトライした娘とスジ。
活動を終えて、感想を各々のべてください、という場面で、
ホストの娘は、
「もしわかったら、日本語でみんなに言ってあげて」といわれたそうだ。
さて、彼女はどうしたか。
「スジちゃんすっごい早口だった、でもね~ソンセンニムだけは聞こえた。だから、 こんなふうに先生にいろいろ教えてもらえてよかったですって言っといた。はははっ」
と、娘が言う。
わたしはちょっと驚いた。
そんなとき、「わかりません」とこともなげに言いそうだから。
「すごい、それでい~んだよ」と誉めた。
だって、そうではないか。
ことばの習得にあたっては、「なんとなく、わかるよ」
というフィーリングが、実はとっても重要だと思うからだ。
わかんないけど、わかろうとする。
すべてはそこからスタートじゃないか。
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ことばじゃなくても、こころは伝わる。
そこに、ことばが加われば、もっと気持ちが伝わる。
「英語も韓国語もできないし、わたし無理。」
・・受け入れ直前にそう言っていた娘が
ワンステップ踏んだことで
来夏にむけて、前向きな発言をするようになった。
こどもの順応力、吸収力、変わっていこうとするチカラ。
とてもおとなは真似できない。
オモニとは、帰国後もさっそく2回メールを交わした。
心配してた財布もスーツケースから出てきて一安心。
スジは、写真のアルバムを見せながら、「自動化が進んだ、
整頓された街」の印象を話しているそうだ。
ゆっくりでいいから、この受け入れを機に
交流をつづけていきたいと思う。
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国際交流は、行くほうと受け入れを両方経験してようやく100になる。 この夏に出会ったある方が、わたしにそう話してくださった。
突然思い立った今回の受け入れ。
ホストである娘にも、去年国際交流でカナダへ行った息子にも、そして夫やわたしにも、 また、我が家へ来てくれたスジにも、それぞれにプライスレスな経験をもたらしたと思う。
ことばは通じなくても、ココロは通じあえる・・
とは、よくいわれることだけど、
ココロが通じるまでのプロセスには、互いの努力が必要なことも
しっかり学んだ。
8月5日の写真と、8月13日の写真を、
改めて見てみよう。
みんなの表情、お互いの距離感、どれをとっても全然違う。
9日間、どんなに密度の濃い交流ができたか、
もう、ことばの説明なんて要らない。
こうして受け入れてみて、
昨年息子を受け入れてくださった、マニトバのBaker家のことを思いださずにはいられない。
ほんとうに、息子のためにいろいろ心を砕いてくださったことに、
あらためて感謝したい。
実はひそかにBaker家をお手本にしていたのだ。
子を持って知る、親のありがたさ、ではないけれど、
国際交流、
行っただけでは知りえないことが確かにたくさんあると実感した。
みなさんに、感謝。
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