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去年春から一年足らず。
見よう見まね、試行錯誤。 まだまだ深められそうだけど、
いまはこれで精一杯かな・・。
日記をつけなくなってかれこれ十年。
十年ほど前の日記はというと、さながらわが子の日々の成長記録。
とともに、ノートに子育て真っ最中の悶々とした心の葛藤を綴っていました。
とくに、上の子が小さかったころ
一日が果てしなく長く感じたことを思い出します。
そんな毎日をぬりつぶすかのように、
毎日の公園通いからサークル活動へ、イベントの企画、
仕事ではないけど、なにかに夢中になることで、
何かを仲間とともに作っていくことで、
満たされようと東奔西走していたことを思い出します。
ゆったり、と思っても、なかなかできなかったころ。
とにかく忙しくすることが好きでした。
今なら、すこし緩めたぐらいがちょうどいいのですが。
書くことは、頭を整理すること。
自分をみつめること。
ふつふつと沸いてくる思いを文字に託すことで
ちょっとクールダウンもできる。
この場をお借りして、
等身大の私を、今後もつづっていけたら、と思います。
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パーティで、年間に大小あわせて3回の発表をしている。
発表することはそれなりに大変だけど、
やっぱり、聴き込み回数が多いほうが、あとに残るのは
言うまでもない。今回、高学年活動への参加もあり、
まず、ひとつおわらないと、子供たちの気持ちが
春の発表に踏み込めないでいる。
そろそろ決断しなくっちゃ、なんだけど、
ここは無理に言わないことにしよう。
やるやらない、いまなりの、選択すべき道があるはずだ。
Sはいま、懸命にナレを覚えている最中。
いっしょにやる高校生と息を合わせてやらなくてはいけない。
とにかくCD通りに言うことで、ぴたりと会う筈だ。
彼女は、覚えたフレーズの単語、これを電子辞書で引き始めた、
テーマ活動の友、に記されてる英語と日本語を対応させては
「やっぱりさかさまじゃん」という。
自分が覚えたリズムのなかで、単語はひとつひとつきちんと発音
されてないから、ほんとはそれひとつとると、どんな発音なのか
わかってない。 それを電子辞書の音声機能で確かめているらしい。
今度は、覚えたのを見ないで「書く」と言い出した。
聴いたままを、書く。英語ノートに。
いままでに、小さいころ遊び程度に英文字を書いてたほかは
ほとんど、小4のローマ字で書いたぐらい。
パーティーでは、歌えるようになったSBの歌詞を少し書いた程度。
とにかく聴いたままだから、「これ何語?」
みたいな出来になる。
もちろん、フォニックスは教えていない。
この文字は、こんな発音かも?こうなるときもあるかも?
1年と8ヵ月ほどのあいだに、自然に身についた力。
そんな推測力にすぎないが。
口を出さない。がまんがまん。
せっかく子供が自らやりはじめたこと。
書いたら、また「テーマ活動の友」を見て確認。
赤ペンで直している。
「あっ、合ってるう~」 喜びの声が。
he, his, all, only,in,this,them,join,
これらはできていた。
難しかったのは、Prometheus,could,one,of,など。
こうしたことは、子供が自発的にやることが望ましい。
娘は課題を「こなす」ことが苦手で、
課されるとへこんでしまう。
どうやって動機付けをしてやるかがむずかしいところ。
覚えたものをさらに定着させるために、
大人側はそんな目論見をすぐに頭に浮かべてしまうけど
そんなふうに思わないで本人が楽しめたらいい。
こんなことも地道にやっていくことが大切だと改めて感じた。
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2009国際交流にむけて第一回の事前活動とあわせて、
高学年活動も行われた今日。
両方参加のメンバーは大変でしたね。
朝から夕方まで、みっちりと発表の練習。
リーダーの高校生たち、
楽しいキャンプソングも交えつつ
みんなの疲れ具合も気にしつつ、
細かいところに意識が行き過ぎないよう
また、大雑把にならないよう、
ひとつひとつ確認しながらの作業は
つねに時間との戦いだ。
みんなが集まれる日は限られている。
それにこの季節、インフルエンザも流行していて
突然穴があいてしまう可能性もあり、
無事に終えるまでは
毎年、ドキドキだ。
やっと場面場面の表現作りも終盤にさしかかった。
やれやれ、でも、個々の聴き込みはまだまだ努力が必要。
ひととおりの練習が終了し、
こんどは各パートごと
セリフ、ナレーションのチェックにかかる大学生たち。
彼らの存在は心強い。
「どんなことを大事に思ってここのナレーションやってる?」
「どんな場面なの?ここは。」
思いもしないことばに、面食らう小学生。
聴いて覚えて吐き出す言葉、ナレーションに感情や表情をのせて伝えるなんて 考えてもみなかったかも。
「声も出ているし、上手だけど、こっちに響いてこない」
高学年活動ならではの、厳しい注文がつく。
Sは、考えた末にトラックの途中までで勘弁してもらう、
と決めて直談判したらしいが、
「やっぱりもうちょっとがんばれ」
と大学生たちに言われ、いまその期待には応えられない、と
悔しがって、家に帰ってきて涙。
「こんなじぶんがきらい」
まじめな性格だから、ちょっとしたひとこと
ど~んと重く受け止めるらしい。
周囲の期待、というよりも
自分の自分に対する期待、と考えたらいいかも。
あとすこし、まだ時間がある。
この苦しさ、味わって損はない。
はじめての高学年活動、
ふたりとも
よく健闘していると褒めてあげたい。
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読み聞かせの本をさがしに
よく図書館へ足を運ぶ。
このごろ、高学年を対象にした絵本も
ずいぶん多くなったのではないかと思う。
トットちゃんを読んだときは
来週を楽しみにしてくれる子が多かった。
絵がなくっても、想像力が勝手にはたらく、とでもいうのか
とにかく集中度がちがった。
まずは彼ら向けのものをいくつか選び、
気持ちをひとまず落ち着けてから
自分のための時間をとる。
ヤングエイジのコーナーから、専門書まで
くまなく書棚をまわる。
「わたしには縁がない」と思ってたところで
思わぬ出会いが待っているものだ。
ピピッとこころのアンテナにひっかかったものは
ネットショッピングで「買い物カゴ」に
入れておくみたいに、とりあえずキープ。
もう持てない、というくらい本を抱えたところで
いざ、片隅に席をとって一冊ずつ中を見る。
これが以外に時間がかかる。
だけど楽しい作業。
娘のカードとあわせれば、12冊借りられる。
気分的に大漁、の日もあればそうでない日も。
これもめぐりあわせだから、
出会いが少なくてもそれはそれ、また今度のお楽しみ。
Love you forever は、英語で読むほうが味わいがあるかも
知れないけれど、親子のきずなを描いた作品。
おかあさんの気持ちをほぐしてくれる、あたたかいストーリー。
実際に、大きくなったこどもを「抱っこ」するわけには
いかないけれど、
この本は、そういうことを言ってるんじゃないと思った。
こころでぎゅっと抱く、それは
いくつになっても大事なことではないだろうか。
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一年あっという間、もうそんな時期がきた。
合宿も終えて、そろそろみんなの気持ちに「巻き」が入るころ。
地区全体で大勢いるなか、小学生ならセリフなしで参加する
ある意味「気楽」な道もあるけれど、
せっかくの大舞台、
がんばってみようとふたりとも自分から手をあげたのはエライ。
先週、「ナレーションやってみたいんだけど、
それでいま、がんばって聴いてるんだけど
最初のほうだけでもいいかな。」
お休みがつづいて、気持ち的に出遅れちゃったKが
合宿前に電話でそう伝えてきて、ほんとにうれしくなった。
だれに強制されるんじゃない、
自分がやろうと決めたから。
その合宿で、
one trackの半分覚えて許されると思ってたSは
「どうしておぼえてこないの」
大学生に言われて言い訳もたたず
「やろうとしても無理」と脱力している。
プロメテウスの火、
テーマが重いし、おなじみが薄いし
いつものようにポンポン、とはいかない。
でも、こうなることは予想がついていた。
すくなくとも私は。
ここで終わってしまうのか、
自分で立ち上がるのか、
多言は無用。
信じて待つのみ。^^;
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数日前、EMS郵便が届いた。
昨夏わがやへステイしたスジからの、
ちょっと遅めのクリスマスメッセージ。
手編みのマフラーや、かわいいシールなどもいっしょに
娘はひとつひとつ取り出しては開けて、もう喜びを隠せない様子。
最近の写真のなかに、かわいらしいチョゴリ姿のものがあった。
英語と韓国語の「チャンポン」の手紙がとってもいい。
何度か娘も手紙を書いて送ったので、
わずかだが文字に慣れてきた。
クリスマスカードを開けると、
クリスマスおめでとう、
風邪に気をつけてね、サランへ~^^;
と声のメッセージが。
あれっ
これはスジの声じゃない?
カードより先に
手紙を先に読んでいれば慎重になっただろうに。
二回、三回はたしかに聞いたのだけど、
誤ってハングルで書いてあった「録音」ボタンを押してしまって
入ってたスジの声が消えてしまい
娘はが~っくり。
「これ、行くときに持っていって
もう一度声を入れてもらってくる」
・・・と、決めているみたいだ。
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よく考え、よく悩み、いろいろ捨てた昨年末。
よく食べ、よくしゃべり、よく飲んだ冬休み。
悪いけど、そのおなか、どーにかしてよね。
ちょっとごぶさたのラボ、
スイッチひとつで脳みそ切り替え、とはいかないのが
このおしごとのたいへんなとこではあるけれど、
今日は子供たちがそんなムードを一掃してくれた。
さあ、がんばっていこー!
冬休みのあいだに、自分でまだ馴染みが薄いお話を聴いて
感想を書いてきてもらった。
それぞれが、次にやってみたいお話をあげてくれた。
今回も、決めるのに悩みそう。
役の数だけ人数がいなくても
アイディアしだいで何とかなる。
これまでそうやってやってきた。
それでみんなすこしづつ自信がついてきた。
自分が好きなお話をやるときは、
その子がだれよりもリーダーになる。
そういうとき、年齢は関係ない。
普段あとからついていくことが多い子が
そのとき突然きらっと光る瞬間は見逃したくない~。
話し合いはまだ持ち越されるようだ。
わたしが口出しする幕はないが、
次のライブラリーで、彼女の成長が見てみたいな。
そんな風に思った。
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うちのPCにそろそろ限界がきて
とうとうじぶんパソコンを用意しました。
いま流行の低価格PCを、
それなりのフルスペックで設定しました。
というか、そのへんはおまかせしたのですが。
動画をたのしむ、ブログをたのしむ、資料を管理する、
音楽をたのしむ、
それほどヘビーユーザーでもないので
これでじゅうぶん、のはず。
これまでのすぐに固まる状況は解消され
サクサクとすすむ配信動画に感動してしまい、
パソコンテレビに見とれてると、つい時間をわすれて
「はらへった」コールに時計をみてびっくり!
なんてことも。
あたらしいPCで気分もあらたに
2009年のスタートです。
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ことしは我が家で年越しを迎える。
はじめて春にはこのh.p.をつくり、
パーティー活動と同時に楽しいページづくりに頑張ってきた。
私にとって日常のうれしいことも、落ち込むようなことも、
誰に言うともなくこのページに綴ることで
自分を省み、勇気づけ、少しずつだが前に進んでこれたと思う。
2009年もすばらしい出会いに
恵まれますように。
みなさんにとって、
楽しい思い出がたくさんできますように。
今年おせわになったひとたちに、感謝。
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息子のホームステイ先のホストだったJoel のMom
Brendaさんは、ほんとに筆まめな方。
九月にマニトバから引っ越して、
その後メールで
冬にはきっと写真と近況を送る、
と言ってたとおり、クリスマスには
カードと家族の写真が送られてきた。
パイロット訓練の教官であるKen(お父さん)が
よりよい職場を求めて、今回の引越しとなった。
一番上のお姉さんはマニトバでひとり学生生活を続け
JoelとDanikaはハイスクールを転校。
Momだって、教員のお仕事を変わることになったわけで
そんな状況を考えると、
よくよく考えての決心だったろうと察することが出来る。
友人などいろんなひとに宛てて書かれた近況報告の文章は
生活感あふれることばに満ちていて
外国人のわれわれ家族には
容易に理解できない内容も。
今年最後の仕事は
せっかくいただいた手紙の返事を
どうにか面倒がる息子に書かせること。
「Joelだって、いつもサインだけじゃんか」
そうかもしれないけど。。。
実際に会って生活してきたのはあなたなんだし。
いつも私が書くのはどうかと。
まだ声変わりもしてなかった去年とちがって
ぶつぶつにきびのおでこをてかてかさせてる写真を
むりやり撮って
「エイシャクブン」でもいいから、
とにかくやってもらおう。
送る相手がいるなんて、
しかもちゃんと返事をくれるMomがいて
それって・・・幸せじゃないか。
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