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新作ライブラリーの挿入歌レコーディングに参加しました*^_^*
12月からこの日までの長かったこと・・?
せっかくいただいたチャンス、風邪をひいて無駄にしてしまわないよう、 ちょうど明日が都立高入試とあって、
我が家は「手洗い、うがい、栄養、睡眠」を合言葉に、
緊張して過ごしてきたのでなおさらです。(**;)
ですが、この歌、歌詞も小学生には理解がややむずかしく、
たった一度あわせただけの状態で今日を迎えたので、
仮に送っていただいた音入れしたばかりのCDを家で聴くも、
歌へのイメージがはっきりしないようでした。

みんなが顔を合わせるのはこれで三回目。
まだ少し「仲間」にはなれていない感じ。
ここでちょっと、アイスブレイク(SBでも)しないのかな?
そうすれば、ラボっ子どうし、気分もほぐれていい雰囲気ができるかも・・ そう思ったぐらいです。
歌に気持ちを込める、とはよくいうものの、
これは未完成のものにひとつずつ彩を加えていくような工程。
一回、一回、指示を受けながら、丁寧に繰り返します。
ひとりひとりの迷いが伝わってきました。
柱がほしい、そう川手さんが言われたのは、
歌うみんなの強いきもち、それがまだ足りないということなのかな、 そう思いました。
>愛情を表現してほしいなあ・・
>ひとりひとりの個性をもっと出していい、
君たちがすきなアーティストみたいに。
歌をどんなふうに歌うのか、それを伝えるのはとても難しい~。
どんなふうに伝えたら、相手がストンと納得できるのか
それは予想外の展開だったり、とてもスリルに満ちている。
面白いことに、ガラッと変化した声がその場の空気を動かす瞬間がいつかやってくる。

>いまのよかった!
ようやく、そんな声がかかるように。
と同時に、この歌と、そして子どもたちの声との距離が 徐々に縮まってくる。
予定時間を超えて、みんながんばった。
すがすがしい笑顔で、レコーディングを終えた。
おつかれさま。
いい経験をさせていただいて、ありがとうございました。
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五年生の読み聞かせも、今日を除いて残すところあと二回。
今年度からはクラスでなく学年で行うことになり、 教室は入りきらないので図書室で週に一回のペースでつづけてきた。
一人が行って、読んだら帰る、そのようにやっているクラスもあるが、 やはり、読んだ本をお互い感想を述べ合ったり、こどもの反応具合をみたり、 そのためにも、毎回「読まないけど行く」ひとがいると
よいということで、 私たちは、何気なくそうやって続けてきた。お母さん同士、互いの仕事の都合をつけながらの活動だ。
三学期がおわると、読んだ本の題名をリストにして、担任の先生経由で全家庭に配布する。 なかには、「あのときの、あれ」と子どもが改めて読みたがることがあるので、 リストがあると親にとってもありがたいからだ。
高学年なので、もちろん絵本でないものも読む。
子どもたちは、文字を追うより、音で聴く物語を好む傾向にあるようだ。
活字を追うだるさが軽減され、入りやすくなるのだろうか。 時々、単行本を途中まで紹介がてら何回かにわたって読むことがあるが、 はじめ耳から入った物語を導入として、 その話の続きを家で自分で読む、ということもあるようだ。
今日は前回読んだつづきの、西遊記「金角と銀角のひょうたん」
これは大型絵本三部作で、これは第二巻、偕成社から出ている。
子どもたち、 朝は眠くてだるくて、ざわざわしがちだが、
ちょっと目を覚ましてもらうには、いい時間ではないかと思う。
大人だって、読んでもらいたいとおもうことがある。
とくに絵本。
絵を存分に楽しみたい・・と思う。
二年生のころ、お母さんが教室にきて、
子どもたちが班ごとにお話を選び、子どもたちに読み聞かせをしてもらたことがある。 読んでもらうっていい。
自分で読めるようになったから、自分で読みなさい。
という考えもあるのでしょうけれど、
私たちは、最後の一年も続けたいな・・そう思っている。
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これまで、いろんな仕事してきた。
以前はストレスが溜まると
仕事帰りにちょっとお店に寄って服とか買い物したりして
お手軽に憂さ晴らしをしたもの。
この仕事も確かに精神的に大変なんだけど、
ちょっとばかり疲労の種類が違うみたいだ。
物的に満たしてそれでいいのではなく、
それよりも、
人との関係が好転したり、子どもたちの成長の瞬間に立ち会えたり、 そんな一瞬のことが、それまでの疲れを一気に癒してくれるというか、 そんなところが大きく違う。
もちろん、
余裕ができたら、携帯べんりなCDデッキ、もう一台ほしいけれど。(それかい?)*@@;
どちらがいいって?
・・判断は難しいけど、人はだれでも、心が満たされるのが
何よりうれしいと思う。
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仲間が増えてほしいな、
ラボっ子みんなの願い。
いまは耕すときだ、と言い聞かせ
「ポストへの一枚」活動を継続中。
でも、ほんとに行く手を阻まれることが多い。
「知らせたい人のところへ、
知らせたいことが届かないもどかしい想い」
人と人は、今も昔もかわらず、つながりを求めているであろうに、
一部の心無いひとたちの影響は大きくて、
多くの人の意思とはおそらく裏腹に、
すんでいる周囲をきっちりとフェンスで囲い、
家を一歩出ると
顔と名前を知っているひと以外は会釈もなくすれ違い、
耳をヘッドフォンでふさいで歩き、
情報を伝えようにも、さまざまな理由で拒まれる。
携帯電話やパソコンではつながってる感があるのかもしれないが
実際にすんでいるまちを足で歩いていると、
世の中はどんどん閉鎖的になっている気がしてならない。
そんな気持ちで訪れたある場所。
「はらぺこあおむし、ですか。なつかしい。 子どもが小さいとき、よく読んであげました。 こういうの、いいですね。」
チラシを掲示させてもらい、ワンコイン置いて立ち去ろうとしたとき、 思わずことばに出た。
・・こういう、情報を発信させていただける場所って、最近ほんとにないんですよ。 ・・・そこからは、「世の中生きにくくなった」
という話題でその方と意見が一致し、初対面なのに少々グチ
をきいていただいたりした。
そこでのお仕事も地域密着の「地道な努力」が必要なようで
共通項があったのかもしれない。
世の中は生き難いわけだけれど、
それでも、「いいものはいい」
と、社会に向けて声に出していかなければいけないな、
そんなふうにすこし元気をもらって帰った。
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ラボならではのエピソード。
先日は、急遽参加させていただいた国際交流事前活動。
宿題の「とりももにくのてりやき」の作り方、
まだ小学生の娘が電子辞書片手に調べてました。
鶏肉はえっと、chicken か。
もも?
ってなんだっけ?
>しってるよ、ぜったい。
・・しらないよ。
>知ってるから~。
わかんな~い。
>じゃあ、♪The head bone connected to the neck bone ,
The neck bone connected to the back bone ,
The back bone connected to the ....,
わかった!! Thigh だ、Thigh !
そして、踊る~~歌う~♪
すでに知っている、といううれしさ。
そうだったのか・・、
その瞬間に記憶の更新。
>しょうゆ、砂糖、酒、など調味料をあわせて混ぜる。
混ぜるは、しってるよ。 mix でしょ?
だって、「プロメテウスの火」であったもん、
He took clay from the earth
大地から土をとり、
mixed it with water
水で練り合わせ、
and formed men in the shape of gods.
神々の姿に似せて形づくった。
mixって聴くと、彼女はきっとこの先も、
「まよなかのだいどころ」にでてくる
SO THE BAKERS THEY MIXED IT AND BEAT IT AND BAKE IT.
よりも先に、
プロメテウスの人類創生の mix が思い出されるのかな。
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ステイ先の家庭で料理を作って家族にたべてもらおう、
ということで、毎年の事前活動に「調理」のプログラムが
組まれているが、それも昔はなかったなあ。
そもそも、「事前活動」がなかった。
それでも、インスタントラーメンぐらいは作った。
スーツケースの中に入れてもって行ける食品というと、
「うめぼし」「のりたま」「そうめん」ぐらいしか
思いつかなかったころのことだ。
サッポロ一番の外袋とそっくりの、
箸でどんぶりのなかの麺をつまんで空中に持ちあげてる
あの絵があったので、Kマートでみつけて買った。
ホストの家の台所は、調理台になにも乗っておらず、 すっきりと
全部が棚の中におさめられていた。
ちかごろの親日家のご家庭みたいに炊飯器なんか置いていないし、
コーヒーメーカーがぽつんと。
stoveは電熱式で、あったまるのに時間がかかった。
momはたいてい、調理済み品をボイルしたり、
缶詰をあっためたり。
「ごちそう」は、オーブン料理。
ミートローフは、ほんとにおいしかったなあ。
「ジャパニーズスタイルのヌードル」をつくる、
そういってKマートで買った例のしょうゆラーメンを出して調理にかかったが、 わたしがちゃんと計って沸騰させたゆで汁を
Sherriがジャーッとシンクに捨ててしまった。@@;
「なにするの?」
怒った顔のわたしをよそに、
ゆでた麺を皿に盛って、上から粉末スープをふりかけている。
NO!
Why No?
そんなやりとりが続いて、結局わたしも彼女に従うことに。
せっかくの私の気持ちは、残念ながら伝わらなかった。
でも、フォークでクリクリっと、スパゲティーみたいなインスタントラーメンの食べ方は、
その後、日本に帰ってから、ちょっとしたマイブームになった。^^;
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あと半年足らずで、そのときはやって来る。
2回目の事前活動にて、
今年国際交流に参加する地区のラボっ子たちに、
Tテューターが投げかける・・・
みんなのことを、海の向こうで「待っていてくれるひとがいる」んだな そんなことって、考えたことがありますか?

そういえば、
昨年参加した中学生ラボっ子が、帰国報告会で話していた。
「こんなにも、自分に会うの楽しみに待っていてくれたんだ、
些細なことでも、自分がなにかしてあげたら、こんなにも喜んでくれるんだ。 そんなこと、行く前は考えたことなかった、と。
このことを知っていたなら、
もっともっと、事前活動も積極的になれたとおもう。
その子が経験から学んだ貴重な言葉は、たくさんのラボっ子や大人たちの耳に残ったことと思う。

向こうで日本食を作ってあげようと準備することも、
自分のアルバムを用意することも、
みんなでテーマ活動に取り組むことも、
素語りを練習することも、
課されたお題・・に違いないかもしれないが、
それは単にやりこなしていくことがベストなのではなくて、
その向こうには、まだ見ぬホストファミリーの笑顔があることを
いつもこころにとめておくことが大事だとおもう。
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ラボの発表会って、見る側も、うんとエネルギーが必要だと思いませんか?
子どもの習い事で「発表を見る機会」は多いけれど、 たとえば
ピアノ、バレエ、ダンスの発表会、サッカーやバスケット、 などスポーツの試合を観戦、また、うちでは絵画の作品展や合唱のコンサートも。 でも、そのどれを見るよりも、ラボのテーマ活動は、こちらの見る姿勢が問われ、 ただ見るだけでは、その深みを十分に味わうことができないものだと思うのです。
成果だけを見るものではない。
演劇の公演のように、二度と同じものはできない。
予習なくして、その舞台の表現を理解することはむずかしい。
感想を文字にしようとするとき、わたしはいつも思います。
簡単にみてしまえば、
声の大きさや言葉の発語、発音について、
舞台を十分に生かして動いているか、など
そんな表面上のことに目がいくわけですが、
感想シートに書くことはほかにある、といつも考えます。
以前はまるで物語の「説明」のような動きをテーマ活動でしていた子どもが 今度はいよいよ、自分の内側から湧きあがる感情を表現しようとする そんな姿が少し見えたとき、本当に心を動かされます。 それはもしかしたら、見た目は「つつがなく流れるような発表」ではないかもしれませんが。
ラボっ子を見守るお家の方々には、
「せりふを言えたかどうか」だけに焦点をあてるのではなく、
子どもたちがその場にこめた思いを汲み取って
そのなかにいる大切なひとりとしての「わが子」の一瞬の成長を、 ぜひ見逃さないでいただけたら、と思うのです。
テーマ活動のおもしろさを伝えるのは本当に難しい・・
いちばんいいのはやはり、
自らが体験、に尽きるでしょうか。^^;
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難しかった、
2ページにわたり、びっしりと詰まった問題に
面食らって、時間は迫ってくるし、かなりあせった、という。
>どんな文章?
女の子がgolden ball で遊んでたら・・
ballが池かなんかに落っこちて
そこへかえるが現れるわけ。
>えっ?
それ、かえると金のまり?
ラボのライブラリーにあるじゃない。
・・しらん。
しらん、とは・・@@;
そうか、わたしが家で何の物語を聴いてても
最近の彼は、
自分はMP3を家の中で持ち歩き、別の音で耳をふさいでるわけで
知らなかったんだから、仕方ない。
でも、知ってて「あっこれは!」
ということになってたら、どんなにラッキーだっただろう。
ちょっとショック。
ラボっ子のみなさん、
パーティで発表する以外のお話も
日ごろから聴く習慣、とても大事です。
「聴いててよかった」
そんな幸運が、
みなさんに訪れますように。
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小学生以下のラボっ子をもつ親御さんたちが気になる
「ラボで身につく英語力」について書こうと思います。
「試験に必ず出る語順並べの問題が得意」
だって、えっとこの動詞の次にくるのは・・なんて考えない、一切。
これはちがう、これはない、ってわかるんだから。もう感覚的に。
そう、身につくネイティブの感覚。
「覚えて、クラスのみんなの前で声に出す。・・まったく困りません」
英語の先生が「明日までに教科書のこのページ暗誦してきなさい、
そうしたら、期末テストの点に最大15点プラスします」といった、
これ、実際にあった話。
・・覚えるのはお手の物、20分間集中すれば完璧!
しかも、しっかり抑揚もつけてね。
「リスニングはまかせて!」
いまや期末考査や入試にかならず出るリスニング問題。
単語と単語がきれいに連音化されても、 スピードが速くても、ダイジョウブ。
「ひとかたまり」で理解する訓練ができている。
それにラボのCDは、いろんな国の「英語」が入ってる。
それをたくさんインプットしているっていうのは、強い。
世界はひろい、 英語はひとつじゃないんです。
「語彙力」
「受験にでる単語」などはるかに上回る数のボキャブラリー。
また少々わからない単語に出会っても、ニュアンスをつかみ、
わからない一語にこだわらず読み進むチカラ。
「単語のスペリングも楽に覚えられる」
教科書で学ぶ英語。
それまで耳からだけで覚えた音と「視覚」でとらえる単語が
ひとつひとつ頭の中で結びつきはじめる。
それが、快感!!
「へえ、こう書くんだ・・」難しいスペルほど、
驚きも手伝って、案外アタマによく入る
これらは、一夜で身につかない。
長い長い年月をかけて、母語を身につけるように染み込んでいく。
楽しく継続。これが言葉の習得に欠かせない要素です。
学校の英語には役に立たない?
いいえ、英語がすきで「得意」なラボっ子、大変多いです。
わが子も、受験勉強の時期にきてから
ラボ・ライブラリーで培ってきたソコヂカラを実感。
「ラボやっててよかった」
この言葉が本人の口から出るまでには、
やはり年月がかかるのです。
そのぶん、身につくチカラは本物。
やったぶんだけ
成果は必ず出ますよ。
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