Re:Re:Re:Re:Re:Re:★映像文化と“ことば”の明日は…? 小栗康平監督『埋もれ木』から(11月06日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年12月01日 10時35分)
dorothyさん
>おや? 私ががのさんの義母・姑? あ、それだけは勘弁してくださ
い。がのさんに「お母さん」なんて呼ばれたら、はだしで逃げます。
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ま、そりゃそうですね。春の若芽のようなみずみずしい存在と、突然
泥土からあらわれた古代の埋もれ木。そんな取り合わせは不自然でしょ
うし、第一、足の調子のあまりよろしくないdorothyさんを、サザエさん
みたいに裸足で駈けさせちゃ、そりゃあ不人情というもの。閻魔さまの
前に連れ出される人非人というもの。それとも、包丁をかざしての安達
が原の鬼婆の韋駄天走り、ちょっと見ものでもあるでしょうか。
あ~あ、どこまでバカなんだろうね、わたしは。体調不良のなか、ア
タマのほうまで崩れてきたようで。熱はないように思うのですが。
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Re:Re:Re:Re:Re:★映像文化と“ことば”の明日は…? 小栗康平監督『埋もれ木』から(11月06日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年11月30日 23時16分)
がのさん
>わたしなんぞは、ここ2週間近く、体調を崩してほとんどの時間を寝
込んですごしていたものですから、あまり口をきくこともなく、歯のあ
いだにコケやキノコが生えそうです。呼吸器系のほうですので、声を出
すのもつらかったのですが。ここの空気は濁って淀み、起きて本を読む
気力もなく、書くのも億劫で。さびしいものですね、気の利かぬ古女房
とふたりきりの日々というのは。
あらら・・・。お大事にしてください。
古女房のほうが、気を遣わず、案外かゆいところに手が届く
式に心地よい状態ではないですか?
>そうか、りんごちゃん、もう150cmあるのか。いいなあ。もうすこしす
るとお嫁さんになれるかな。
雨後の筍です。成長痛で、足が痛いといっています。
うち中で一番背が低いのが、身長162cmの私、
という日も近い・・・?!
⇒あれっ、おおきなコブつきですか! そうなると、ちょっと考えなお
さないといけないかな。ほら、わたしゃ、なまけもので、会社で働くの
がきらいなものですから、コブのぶんまでは稼げないと思うんだな。
・・・りんごとがのさんがもし、もしも、結婚したら、
おや?私ががのさんの義母・姑?あ、それだけは
勘弁してください。がのさんに「お母さん」なんて
呼ばれたら、はだしで逃げます。
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Re:Re:Re:Re:★映像文化と“ことば”の明日は…? 小栗康平監督『埋もれ木』から(11月06日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年11月24日 10時35分)
dorothyさん
>怒らせることも多々ありますが、笑わせてくれることをそれの数倍、
やらかしてくれます。テレビを見ない分、会話にあふれています。最
近、私の仕事が忙しくて、子供となかなか関われないので、所構わず、
チャンスを見つけては、お膝に乗せて抱っこしています。身長150cmのり
んごがおとなしく私に抱っこされている姿は、他の親御さんが見て驚か
れています。
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いいですねぇ、元気なたくさんの子どものいる家族の風景というの
は。通っていく空気の流れがちがうというか。
わたしなんぞは、ここ2週間近く、体調を崩してほとんどの時間を寝
込んですごしていたものですから、あまり口をきくこともなく、歯のあ
いだにコケやキノコが生えそうです。呼吸器系のほうですので、声を出
すのもつらかったのですが。ここの空気は濁って淀み、起きて本を読む
気力もなく、書くのも億劫で。さびしいものですね、気の利かぬ古女房
とふたりきりの日々というのは。
そうか、りんごちゃん、もう150cmあるのか。いいなあ。もうすこしす
るとお嫁さんになれるかな。
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> ダメ、なんて言いません。りんごには申し訳なくとも、姑として
「私」が漏れなく付いてきますよ。
⇒あれっ、おおきなコブつきですか! そうなると、ちょっと考えなお
さないといけないかな。ほら、わたしゃ、なまけもので、会社で働くの
がきらいなものですから、コブのぶんまでは稼げないと思うんだな。
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Re:Re:Re:★映像文化と“ことば”の明日は…? 小栗康平監督『埋もれ木』から(11月06日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年11月23日 17時47分)
がのさん
>りんごちゃんとこの三姉弟は、申し分のないいい子たち。むしろ、
そんなに行儀のよいいい子していないで、もっとイタズラをしておかあ
さんを怒らせなさい、困らせてあげなさい、たまには怒らせてあげない
と寂しがるかもよ、脳も衰えちゃうかもよ、…と教えてあげなくちゃ、
と思っているんですよ。
怒らせることも多々ありますが、笑わせてくれることをそれの
数倍、やらかしてくれます。テレビを見ない分、会話にあふれて
います。最近、私の仕事が忙しくて、子供となかなか関われない
ので、所構わず、チャンスを見つけては、お膝に乗せて抱っこ
しています。身長150cmのりんごがおとなしく私に抱っこ
されている姿は、他の親御さんが見て驚かれています。また、
昨日はふざけて私がりんごにおぶさり、りんごも一生懸命私を
おぶって歩いてくれました。かなり重量のある私を10mくらい
は歩いて運んでくれたでしょうか・・・。
>一つひとつをごまかしなく、一方向からの情報に惑わされず、落ち着
いて、しっかり自分のなかで噛みしめ、消化してとらえる、そんなりん
ごちゃんて、すごいね。お嫁にほしいよ、そんな子。…ダメっていわれ
るにきまってるけど。
ダメ、なんて言いません。りんごには申し分なくとも、姑として
「私」が漏れなく付いてきますよ。
さて、12月3日は、実はテレビ取材の予定です。りんごたち
うちのラボっ子がしめ縄作りに挑戦するのです。詳細がわかれば
私のサイトで日記の中でお知らせします(全国放送のはずです)。
前回の横浜は、暖かな時期だったので、堪能できました。
今回は、いずれにしても、寒くて腰と足に余裕もないので
(あと、財布)、見送ったのです。
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Re:Re:Re:Re:★簡単便利はそんなにいいことか…。小栗康平の『埋もれ木』その2(11月14日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年11月17日 13時41分)
candyさん
【その2】
情報の洪水に流され、いいかげんな情報に踊らされ汚染され、そのア
レルギーが重篤な形で発症している時代といえるかもしれません。その
情報たるや、多くはなんのことはない、デマとたばかりに満ち、おカネ
もうけのためのあの手この手の小賢しい仕掛けがかかっているもの。こ
れに蹴っつまずく親と子どもの多いこと!
その愚かしさにも気づかないのか、なんべんでも懲りることなくくり
返す。まあ、そのカラクリで日本経済はまわっているようなわけで、メ
デタイのかもしれませんが。
ひところ、よくいわれましたよね、「情報を集める」ことが勝敗を分
ける、などと。ビジネスの社会で、受験競争で、出世競争で、利殖で。
しかし、この程度の知識が何になるか! 知ることも大事ですが、たく
ましい「人間力」をつけるためには、いまは考えることの大事さ、落ち
着いて立ちどまり、自分の立っているところをしっかり見つめること、
…知ることより考えることを、若い世代にはぜひやってもらいたいので
すが。
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Re:Re:Re:Re:★簡単便利はそんなにいいことか…。小栗康平の『埋もれ木』その2(11月14日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年11月17日 13時38分)
candyさん
【その1】
>先日のOB・OGのパネルディスカッションで、まさにそのとおりの
経験だったと、彼らは熱く語ってくれました。ラボでは、自分が必要と
されていると感じられた、尊重された、そして人の意見を聞く耳が持て
た、今もどんな所に行っても外国人であろうが、日本人であろうが、自
然と溶け込んでいける自分がいる…。
肩肘張らずに自分の素を出せる場所がラボだった、いじめとは無縁の場
所だった、という話もありました。
⇒ いまの子どもをとりまく周辺状況は、簡単には語れないほど深刻な
事態にあります。マスコミや教育評論家とされる人物はほんとうの現場
を知らないので、手前勝手なことばだけを弄して肝心なところを伝える
ことはしませんが、わたしたちの身辺にあっては、いじめ問題の起こっ
た学校の校長がいくらアタマをさげても一歩も解決へは動かないことは
はっきりしています。むしろこの巷では、常識では考えられない破廉恥
な親たちが問題だ、家庭教育が問題だ、とする声のほうが圧倒的です。
過保護の親と放任主義の親と、その両極にある親たち。
過保護の親は、わが子を囲いこみ、子どもに何かを考えさせる前に自分
でぜんぶやってしまうし、放任主義の親は、仕事だ、オシャレだ、遊び
だ恋だと、自分の都合と喜びと体面しか考えていない、と歎く声。
この横浜の一部の小学校では「キッズ・クラブ」という、放課後の子ど
もたちを地域のヴォランティアさんがあずかるという、なかなかいい活
動があります。帰宅しても誰も家にいない子たちがあずけられます。多
いんですね、そういう子。そのスタッフに聞きますと、びっくりするよ
うな非常識な親のことを次つぎに耳にします。こんなことでは子ども
が、命が大事だ、何のための命か、それがなぜ大事なのか、なんて考え
理解するいとまなぞありませんよね。
ラボ・パーティは例外だ、と言うほどには自信はありませんが、せめて
ここでは、――久々にひまわりさんが「待つことの大事さ」をドイツか
ら書いてくれていますが―——わかりやすさ、簡単さばかりに走らず、じ
っくりと待ち、ごまかしなく、はしょることなく、いっしょに考えつつ
こころを育んでほしいと願いますね。無駄なことはいらない、ホンモノ
の“テーマ”活動を子どもたちといっしょにつくりあげるという経験で
す。【つづく】
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Re:Re:Re:★簡単便利はそんなにいいことか…。小栗康平の『埋もれ木』その2(11月14日) [ 関連の日記 ]
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candyさん (2006年11月15日 23時02分)
がのさん
>candyさん
【その1】
今は「社会力」より以前に、こういう事態のなかで必要なのは「人間
力」をつけること、自分を愛すること、布いては他人を愛することが語
られねばならないでしょう。他がわかり世界がわかるゆたかな想像力を
もてる存在に子どもが育っていくこと。
ところが、テューターが「テーマ活動」を通じてやっていることは、い
や、やらねばならないことは、まさにそのことなんだと思います。
自信をもち、誇りにしていいことですね。
→先日のOB・OGのパネルディスカッションで、まさにそのとうりの
経験だったと、彼らは熱く語ってくれました。
ラボでは、自分が必用とされていると感じられた、尊重された、そし
て人の意見を聞く耳が持てた、今もどんな所に行っても外国人であろ
うが、日本人であろうが、自然と溶け込んでいける自分がいる・・。
肩肘張らずに自分の素を出せる場所がラボだった~いじめとは無縁の
場所だった~という話もありました。
そういう場所を提供し続けて行きたいものです。
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Re:Re:★簡単便利はそんなにいいことか…。小栗康平の『埋もれ木』その2(11月14日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年11月15日 18時15分)
candyさん
【その2】
> 昭和30年代、私も沢山の映画を見ましたが、娯楽としての映画のみで
した。それは私の方がず~っと幼かったから? でしょうか? いえい
え、無知だったのでしょう。この年になって出会える物、出会える事に
感謝します。
⇒ ビデオやDVDでむかしのいい映画が見られる時代ではあります
が、そうやってことさらにおカネを出して求めないでも、いいものは自
然にむこうから目の前にやってくる、という感じですよ。地域の文化活
動のなかで、大学の文化祭のなか、などいろいろな機会に。
そういうところにアンテナがないと、機会を失うことになるのでしょ
うが。
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Re:Re:★簡単便利はそんなにいいことか…。小栗康平の『埋もれ木』その2(11月14日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年11月15日 18時13分)
candyさん
【その1】
>いじめに関しても、そのことは大きな一因だと思います。
「チップス先生さようなら」もつい最近やっと読みました。
チップス先生の教え子達への思い、愛情、テューターなら皆さん少なか
らず持っていらっしゃるでしょう。
⇒ いやなニュースですね、いじめ、自殺、幼児虐待、必修科目未履修
をめぐる校長の自殺、などなど。ごまかしと逃げばっかり。人間て、そ
んなに弱い存在なのかと、がっくりさせられます。
テューターのみなさんはまた横浜で「社会力」の話を聞くことになるよ
うですね。
チップス先生のあり方についてはもう改めては書きませんけれど、今は
「社会力」より以前に、こういう事態のなかで必要なのは「人間力」を
つけること、自分を愛すること、布いては他人を愛することが語られね
ばならないでしょう。他がわかり世界がわかるゆたかな想像力をもてる
存在に子どもが育っていくこと。
ところが、テューターが「テーマ活動」を通じてやっていることは、い
や、やらねばならないことは、まさにそのことなんだと思います。
自信をもち、誇りにしていいことですね。記念の式典には社会へのアピ
ールのネライがあると聞きましたが、語るべきはそのことであって、壇
上に立つ人たちよりはテューターが前面に立ってそのことを表現すべき
ではないか、と、そんなことを思ったことがありました。
> 自分の言葉にしっかり責任を持たなければと思うのに、「あ~、余計な
ことを言ってしまった」と反省することばかりです。
⇒ ほんとですね。必要なことはいわずに余計なことばかりを手前よが
りにいう。わたし自身がよく失敗する例で、この掲示板でもわが身の軽
率さをお詫びしたばかりです。もうちょっと慎重さがあれば…、と。
【つづく】
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Re:Re:Re:Re:Re:★テューターから転身、光あやなす魅惑の世界へ(10月27日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年11月15日 09時44分)
がのさん
>Hiromi~さん
> いそいで探してみました。ちゃこさんこと、もとテューターのTさん
ですね。よく存じています。
⇒ どんなときにあっても姿勢にブレのない、ムダのない、シンのしっ
かり坐った人でしたね。周囲の光を吹き消すほどの強い輝きをもち、子
どもを大事にするという点では誰にもまけない、といった自信と誇りを
もっておられましたね。そうした雰囲気についていけない人も周囲には
少なからずいたかもしれませんし、わたしなんぞも、ただ小さくなって
仰ぎ見るばかりで、現役当時はそんなに親しんだことはありませんでし
た。そのパーティ活動についても不案内でしたが、あとになって、この
ひろば@で、ラボ・ライブラリーごとに子どもたちの感想文を紹介してく
れていました。
それを見て、アッ! というものがありましたね。ただにペカペカし
た英語屋さんのところではぜったいに生まれることのない、すばらしい
感想文でした。英語を「教える」人のところではああいう感想文を子ど
もたちは書きません。ほんとうに「テーマ活動」をやっている子どもた
ちの声でした。
テューターのふところの深さというのでしょうか。その人間的なゆた
かさ、深さが、家族三世代の一瞬のすがたをとらえたあの一首に描か
れ、すがすがしさ、ゆとり、幸福感を生み出しているような気がしま
す。「朝日歌壇」に入選したこと、それは、他人事といえばそうです
が、なんだかわたしもとってもうれしいんですよね。
★★★…面目ありません! とんだわたしの早トチリだったようです。
なんとまあ、「朝日歌壇」に入選した人は、同姓同名、それもすぐお近
くに住んでおられる別人だったと、ご本人からお知らせをいただきまし
た。恥ずかしながら、訂正させていただきます。でも、まあ、こんなこ
ともあるんですねぇ。せめても、間違いも、悪いことでなくおめでたい
ことだったのでよかったようなもの。ちゃこさんもこの間違いのことを
書いてくださっておいでです。申し訳ありませんでした。
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