Re:Re:★ベルト・モリゾの瞳の輝きにうちのめされて(02月22日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月23日 23時18分)
Hiromi~さん
【その1】
この展覧会には、もっと早く行きたかったのですが、
いろいろと都合がありまして、今ごろになってしまいました。
やっと行けると思いましたら、どうやら、最悪の日!
ほんとうにたいへんな混雑でした。美術館へはわりあいよく行きます
が、
これほどの混雑には、このごろ出会いませんでしたね。
こらえ性のないおとうさんは、ふだんですと、10分も待たされたらすぐ
「や~めた!」と、宙返りしてしまうのですが、今回ばかりは
よほどモリゾさんにお逢いしたかったのでしょう、
めずらしく辛抱していました。こんなことはめったにないのですよ。
立ちんぼの美術鑑賞はおとうさんくらいの年齢になりますと
なかなか疲れるようでして、このごろですと、
何でもかんでも、隅から隅まで、という見方をしませんね。
ポイントになるお気に入りの作品を徹底的に観る、といスタイル。
自然にそうなってきたようです。
その点では、なかなかよい嗅覚 を持っているのかもしれません。
hiromi~せんせいは、この5月にはまたパリにおいでになる予定でした
ね。
ほんとうに羨ましい。おとうさんなんか、歯噛みして口惜しがっていま
す。
やはり、日本画なら湿度のある自然ゆたかなこの日本で、
西洋画なら西洋の乾いた空気の通う、石の文化広がるところで見たいも
の。
それでこそホンモノですよね。
パリの美術館めぐり、いつか小夜もやってみたいです。
まるで嘲笑でもするかのようにして、おとうさんの周辺の人たちが
西洋絵画の情報をちょくちょくもたらします。行けないことを承知して
いて。
貧乏というのは可哀相なものですね。
【つづく】
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Re:★ベルト・モリゾの瞳の輝きにうちのめされて(02月22日) [ 関連の日記 ]
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Hiromi~さん (2007年02月23日 20時34分)
さよちゃん大変な目にあいましたね。オルセーの混雑ユルセーなんて、
がの父さんは相変わらずですね。でもがの父さんが動けなくなるほどひ
きつけられる絵すごいですね。
おばさんもオルセーへはフランスで2回行きましたがどの絵もすごく好き
ですよ。
フランスでは美術館の中で絵を模写している人がいますよ。日本だと
出来ませんよね。混雑しているといっても中は広いのでそうでもありま
せんでした。日本へ有名美術展が来るとすごい行列になりますよね。
夏休みTakuちゃんとフランス国立近代美術館というところへ行きまし
た。行列でしたが係りの人が回っていて小さい子を連れている人やお年
よりは先へ連れてていって中に入れてくれましたよ。ですからあまり待
たないで入れました。すごくいいなとおもいました。
おばさんもオルセー行ってみようかな!!!
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Re:Re:★生命の歴史の流れのなかで(02月16日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月21日 09時27分)
スミティさん
【その2】
「むかしの人びとは、おそれを、つつしみを知っておった。山をおそ
れ、水をおそれ、火をおそれ、つつしみ深いこころでそれに対した。し
かしの、いまの人びとは、山も水も火も、わがものとしてもてあそんだ
がや。やがては太陽をも月をももてあそぶことやろ」
自分は前世紀の遺物、時代おくれのフーテンであることは十分承知し
ておりますが、こうしたニュースもただに無邪気には喜べないでいま
す。そういえば、スミティさんには松谷さんの作品のいくつかを読んで
もらっていましたね、作品の舞台がお住いに近いということで。
> 毎朝ウグイスがしっかり鳴いています。菜の花はお正月から咲いてい
たし。ふきのとうももう出ました。
⇒ ウグイスがもう鳴いていますか。ではこちらでも明日、明後日くら
いには聞けるでしょうかね。モンシロチョウが飛んだ、というニュース
も、きょう、南のほうから伝わってきました。わが家のまわりでは、梅
が満開、とってもいい香りにつつまれています。一本の紅梅のなかに十
数羽のメジロさんたちがチュツチュといって遊んでいたり。また、四十
雀の鳴き声が、凍てつく静かな朝まだきの空気をつん裂いて聞こえ、心
地よい目覚ましになっています。とりわけこの恋歌がうれしいのは、去
年、どうしちゃったのかな、と思われるほど鳴き声が聞けず、ひょっと
すると鳥ウイルスににやられちゃったのかな、と心配していましたの
で。
春。花粉の飛ぶ季節。わたしとしてはまたしばらくは家の中に蟄居し
ていなければならない季節でもあります。しかし、そうもしていられな
い事情もあり、困ったものです。どうぞお元気でお励みください。
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Re:Re:★生命の歴史の流れのなかで(02月16日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月19日 20時57分)
スミティさん
【その1】
>NHKでこの間から「地球大進化46億年の奇跡の旅」をやっていて、ビデ
オにとって、やっと何とか見終わったところにがのさんの日記。私が高
校の頃はまだ大陸移動説だったのが、こんなことまで検証できるように
なって、すごいなあ、知れば知るほど、今、ここにあることの奇蹟。
----------------------------
⇒ その番組については知りませんでした。そうですか、わたしの知る
ことはまったくたかが知れたものに過ぎませんけれど、一期一会とはよ
く言ったもの、ラボですれ違ったわたしとスミティさんが、こうしてネ
ットで出会うことひとつをとっても、何億兆分の1の奇蹟、宇宙的な奇
蹟ということですよね。そこにどんな公式や典型があるのかは測り知る
ことはできません。神さまだけが知る領域なのでしょう。『蘭学事始』
を書いた杉田玄白の歌にこんなのがあります。
なしうるは おのがちからと人や思ふ 神の導く身しらずして
さてさて、そんな奇蹟の宇宙の微塵としては、どう生きればいいの
か。その老薬師(くすし)が言うには、
過ぎし世も来る世も同じ夢なれば けふのいまこそ楽しかりけり
> お正月に未来への提言で、若田光一さんが理論物理学者リサ・ランド
ール氏に「異次元を語る」というタイトルで5次元についてインタビュー
していました。私たち3次元宇宙のとなりに五次元空間があるんだそうで
す。こんなことが考えられるってすごいですねえ。
⇒ 若田氏の宇宙滞在のこと、わたしも知りました。たいしたものです
ねぇ。テューターのみなさんがわがことのように喜んでおられました
ね。
でもねぇ、おヘソが46.2度ほど曲がっているわたしは、みなさんが舞
い上がれば舞い上がるほど、ひっかかるんですよね。うまく言えません
が、ピノッキオの物語に託して述べたことでもあり、また、ずっと以
前、このサイトでご紹介したことがあるように思うのですが、松谷みよ
子さんの『死の国からのバトン』で、山のおばばが言うことば。それ
が、恐ろしい海鳴りのように聞こえてくるんです。
「ただ愚かしゅうてまちごうたということなら、それはまだゆるされる
のや。けれど、人間の賢さが、こざかしさとなってあらわれたとき、そ
のおごりたかぶる心、おそれを知らぬ心は、おそろしい結末を生むが
や」
【つづく】
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Re:Re:Re:★ピノッキオが伝えようとする真実(02月19日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月19日 18時34分)
Play with meさん
【その2】
つまり、「想像力の失われた時代」といえないでしょうか。きれいご
との、ロマンチックな「想像力」とは違う、ほんとうの想像力。自分の
ことでメいっぱい、今のこのときを楽しく生きるのに精いっぱい、目の
前の安寧さえ得られればけっこう、という多くの人びとの生き方が常態
となり、他を思いやる心、この同じ地球のうえで、同じ日本という国
で、このあと生きていくであろう孫や曾孫、曾曾孫のこと、100年後の日
本のこと、500年後の世界を想像する心。それが喪われている、というこ
とではないでしょうか。
ゴミをどう処分するか。PWMせんせい、さあ、どうしましょう。ヘタな
捨て方をすると後世の恥にならないとも限りませんね。1000年後のわた
したちの子孫がこの地球を発掘して遺物を調べようとしたとき、何が出
てくるのでしょうか。貴重なものでしょうか、まったく無価値なもので
しょうか。くっだらない! つまらない生き方をしていた人たちだ、と
嘲われてしまうことはないでしょうか。
ピノッキオのおはなしがこんなところへ…。エラそうにして、ごめん
なさい。
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Re:Re:Re:★ピノッキオが伝えようとする真実(02月19日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月19日 15時58分)
Play with meさん
【その1】
>小夜ちゃんが大人になるころにはどんな地球になっているか心配で
す。そう言いながら叔母さんはごみをいっぱい出す日記を書いたところ
なんです。地球温暖化に叔母さんのごみが影響したらどうしよう、と心
配になって来ました。小夜ちゃんの時代まで、いや永遠に、美しい地球
であってほしいですね。
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⇒ わが地球よ、永遠なれ! ですね。地球の温暖化にともなう海面上
昇でよく話題になるのが、ツヴァル諸島が水没の危機にある、モルディ
ブが、フィージーが、バヌアツがたいへんなことになっている、といっ
たニュースですね。でも、こうした南太平洋だけでなく、ヨーロッパ・
アルプスの氷河がどんどん溶けているとか、先日南極から帰った毛利衛
さんが報告していたように、南極の氷にもゆるみができ、大きな変化で
おきているといった事実。日本だって例外ではありませんよね。あちこ
ちの海岸で浸食が進んでいますし、砂浜がだんだんなくなってきてい
る、とか。このまま海面上昇が加速的に進んで、仮に65センチ(今世紀末
予測)上昇したら、82パーセントの砂浜は消滅するだろう、といわれてい
ます。すなわち、小夜の孫の代には、日本での海水浴はなくなるという
わけ。こわい、こわい!
いくらわたしたちの小さな努力を重ねてもどうにもならない規模で地
球は損なわれています。いったい、どうすればいいんでしょうね。この
際、生意気なことを言わせてもらいます。国の進むべき方向を定め、国
民の安全を守るべき政治は、ご覧のように党利党略に走るばかり、弱い
ものをいじめるばかりで、ちっともほんとうの国民のほうに顔を向けよ
うとしません。経済はどうか、といえば、勝ち組・負け組の選別により
格差が広がり、持てるものはいよいよ自分の利益をふやす、ラクをして
ふやすことに奔走。モノを作っても、消費者のことなど二の次、三の
次。おおげさに煽って薄っぺらな大衆のお財布を開かせさえすればい
い。耐震偽装の問題、BSEの牛肉やペコちゃんのところの問題、ガス器
具、航空機…。ひどいものですね。教育だってそうです。ここでもお札
を数える趣味に凝る人が多く、正面から子どもに顔を向け、その成長に
こころしている人が少なくなってきている様子。(ラボはどうでしょう
か?)
【つづく】
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Re:★生命の歴史の流れのなかで(02月16日) [ 関連の日記 ]
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スミティさん (2007年02月19日 09時19分)
ご無沙汰しています。
宇宙の中で月を伴って太陽系のこの位置に地球が生まれた奇蹟 、そし
て46億年の地球の変化の「今」にあって、日々ばたばたしているこの日
常。
NHKでこの間から「地球大進化46億年の奇跡の旅」をやっていて、ビデオ
にとって、やっと何とか見終わったところにがのさんの日記。私が高校
の頃はまだ大陸移動説だったのが、こんなことまで検証できるようにな
って、すごいなあ、知れば知るほど、今、ここにあることの奇蹟。
お正月に未来への提言で、若田光一さんが理論物理学者リサ・ランドー
ル氏に「異次元を語る」というタイトルで5次元についてインタビューし
ていました。私たち3次元宇宙のとなりに五次元空間があるんだそうで
す。こんなことが考えられるってすごいですねえ・・・
毎朝ウグイスがしっかり鳴いています。菜の花はお正月から咲いていた
し。ふきのとうももう出ました。
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Re:Re:★ピノッキオが伝えようとする真実(02月19日) [ 関連の日記 ]
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Play with meさん (2007年02月19日 01時27分)
Play with meさん
>小夜ちゃん
おひさしぶり!!
ピノッキオのお話しから環境問題、核の問題にまでお話しが進みました
ね。
小夜ちゃんが大人になるころにはどんな地球になっているか心配です。
そう言いながら叔母さんはごみをいっぱい出す日記を書いたところなん
です。
地球温暖化に叔母さんのごみが影響したらどうしよう・・・と心配にな
って来ました。
でもお方付けしないと仕方ないんです。
何代も前からのお方付けだもの仕方ないですよね。
心を痛めながら出しています。
核の魅力には持てば離せないんでしょうか?
困ったことですね。
ブッシュ大統領が、イラクの時と同じようなことを今度はイランに言っ
ているそうですね。
なんだか怖いですね。
また日本に影響があるかもしれませんものね。
小夜ちゃんの時代までいや永遠に美しい地球であってほしいですね。
心から願います。
誤字がたくさんあったので書きなおしました。
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Re:Re:★生命の歴史の流れのなかで(02月16日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月18日 22時22分)
Hiromi~さん
【その2】
先日、おとうさんから、小夜はそもそも一粒の藻の種子からぽっちり
と芽を伸ばし、腹這いのちっちゃなサンショウウオになってエラで呼吸
するようになり、そのうち手足が形成されてカエルになり、四つ足の動
物になり、おサルさんになり、それからやっと人間の赤ちゃんに変身し
てこの世に現われて、オギャーの一声でエラ呼吸から空気呼吸をするよ
うになった、空気呼吸をするようになってようやく哺乳類の仲間になっ
た、と言われて、夜は悪夢にうなされるほどエラくショックを受けまし
た。でも、あおいちゃんもたしかにその何十億年もの人間の記憶と60兆
もの細胞を備えて生まれ、そして、ついに立っちしたのですね~。すご
い、すごい! おばあちゃまとしても、可愛いくて仕方ありませんね。
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Re:Re:★生命の歴史の流れのなかで(02月16日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年02月18日 22時20分)
Hiromi~さん
【その1】
> おばさんは単純明快ですが、細胞の数は変わらないんですね。不思
議な気がします。
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Hiromi~せんせいが「単純」だなんて、口が裂けてクチサケオンナに
なっても言えませんけれど、単純な人も複雑怪奇な人も、怒りんぼの人
もやさしい人も、外国語を話せる人も話せない人も、細胞の数はだいた
い同じだそうですよ。ただ、ゾッとするほど恐いと思ったのは、オツム
のほう。脳細胞のめまぐるしい減少の仕方です。夏が来ると7歳になる
小夜は、まだまだだいじょうぶですけれど、ふつう、35歳を過ぎます
と、人間は1日につき10万個くらいずつの割合で脳細胞が死んでしまう
のだそうですね。1年にすると3,650万個ですよ。わあ、なくなっちゃう
~、ゼロになったらどうしよう、と心配ですが、脳細胞は若いときには
だれでも100億個以上ももっているんですって。ですから、あと何年もつ
かを計算してみると……。当分はだいじょうぶですね。
あかねちゃんところのあかちゃん(あおいちゃんといいます)今日タ
ッチして第一歩を踏み出したと電話で言ってました。まだ10か月半で
す。おんなじ命です。赤ちゃんを見ているとほんとに不思議だなと思い
ます。
⇒ あら~、あおいちゃん、もう立っちしましたか。エラい、エラい!
パチパチパチパチ…。這い這いから立っちへ。これも、神さまだけが
その秘密を知る劇的な変身ですよね。しかも、みんなの目に見えるとこ
ろで見事に演じてくれた変身。感動的ですね。可愛いですね。小夜も見
せてもらいに行けばよかった。
【つづく】
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