Re:★イソップ動物寓話の秘密 2005/01/14の日記(01月14日) [ 関連の日記 ]
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とんかつ姫さん (2005年01月14日 01時09分)
又々文学的じゃない書き込みですが。
「イソップ物語」というと、私にとってはラボ以前の思い出があります。
丁度字が読めるようになった頃だから6歳くらいでしょうか、長男が字
が読めるや否やの読書好きだったので、家にあった「イソップ物語」を渡
しておいたんですよ。
しばらくして読み終わった息子が「お母さん、この本の話(たち)は恩返し
と教訓に分かれてるんだね?」と言いました。 まだ幼く(母に似て)可
愛い我が子を見て「不思議な子だなあ」と思ったものです。
はい、今でも不思議な大人に成長してまして(汗)。
お粗末さまでした。
又オオカミが出てきましたね(笑)?
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Re:Re:★そんなに悪いヤツ? オオカミって…-② [ 関連の日記 ]
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がのさん (2005年01月11日 22時13分)
Hiromi~さん《承前 -2》
一部わたしが補ったことばもありますが、そうおっしゃいます。形骸化
した活動からはほんとうのことばは生まれません。いうまでもありませ
んね。ラボは、みずみずしい命を相手に、ファッション的にうすっぺら
な感性を育てるための教育をしているわけではないでしょう。ラボがす
ぐれた内外の文学作品からライブラリーをつくっているのは、そこには
すぐれたこころがあるからです。良しにつけ悪しきにつけ、そこに人間
の真実があるからです。そのこころと真実をテーマにし、ありったけの
想像力を働かせて取り組むことなしには、活動の意味がないといっても
いいのかもしれませんね。そう、器用に、おじょうずにやったって、仕
様がないじゃないですか。
いずれにしても、つぎの時代のたしかな文化の生まれるすぐそばにみな
さんがいることは確かです。腐らず、日和らず、まっすぐにがんばって
もらうしかないじゃないですか。ラボのすぐれた部分を継承させていく
べく、主軸となってご精励くださいますことを!
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Re:Re:★そんなに悪いヤツ? オオカミって…-① [ 関連の日記 ]
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がのさん (2005年01月11日 21時55分)
Hiromi~さん《1》
> 彼らがグリムのことや、アンデルセンのこと、ドイツの森というも
のの持つ力、そういったことは全く考えず、ただ「テーマ活動」しよう
ということになってしまいます。テーマ活動が浅くなる所以です。表面
的にだけ(ただ英語が出てた、とか)をとらえがちです。やはりこれか
らのテーマ活動のあり方をしっかり研修しなくてはなりません。
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このごろ、あまりテーマ活動を見ることもありませんので、わたしには
ものをいう資格はないのでしょう。それに、わたしの見方、テーマ活動
を見る楽しみ方はいつも、ほかのみなさんのそれとはだいぶちがいます
ので…。ただ、どんなふうに時の要請や環境が変わろうとも、テュータ
ーのみなさんにはテーマ活動、そう“テーマ”の活動、これだけはしっ
かり守り抜いてほしいと願っています。
ある、たいへんナイーヴなセンスをお持ちの若いテューターが、わたし
とのメール交換のなかでこんなことをおっしゃいました。
「わたしたちは、道に迷ったすえ、ようやく“注文の多い料理店”の前
に来ているのかもしれません。おなかをすかしてテーブルにつく。幸福
なことに、豪華な、そこらにはめったにない贅沢な料理のメニューが出
される。ところが、テーブルにつくとすぐ、オーダーするより先にオー
ダーされ、ずう~と際限なくそれが繰り返されて、こちらのオーダーに
はいとまを与えられず、気づいたときには、食べに来たはずが食べられ
に来たことに気づく。しわくちゃな紙みたいな顔になってから後悔する
ようなことがないようにするには、物語のほんとうのこころを捉えるた
めの、無限の努力をしなければならない。よく英語が出ていた、よく動
いていた、大きな声でいえた、というレベルでテーマ活動をしていたの
では、こちらが食べられるだけだと知った」と。【つづく】
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Re:★そんなに悪いヤツ? オオカミって…(12月29日) [ 関連の日記 ]
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Hiromi~さん (2005年01月11日 17時49分)
お久しぶりです。
久しぶりに「ふるやのもり」のことを書いていらっしゃるので、訪問しようと
思いつつ、12月は色々アリかなり参っている時もありました。
「ふるやのもりは」ほんとにすきです。やはりあの時代のライブりイーはいい
ですね。言われてみると不思議がいっぱいです。
今高校生研修で「白雪姫」を担当してますが、いまの子ども達のもっている
テキストは新しい物で誰一人昔のテキストを持っていません。田島征造?さん
の音のほうがほんとに味があるのにかえた理由がわかりません。
彼らがグリムの事や、アンデルセンのこと、ドイツの森というものの持つ
力。そういったことは全く考えずただ「テーマ活動」しようという事になって
しまいます。テーマ活動の友もありませんので、あそこに書かれている部分だ
けでも理解してもらわないとおもい、少し話をしましたが。
テーマ活動が浅くなる所以です。鏡のことばだって、毎回同じイメージじゃ
ないでしょう!!こんな事からはじまる高活です。子ども達に接する時、まず
はテューターが、イメージして、いつでもアドヴァイスできる状態にしておか
なくては成らないはずですが・・・・。
秋「スサノオ」を発表して、テューターのエヴァリエーションで、出てきた感
想のひとつに《動きが何時も同じ用に思います》というのがありました。
其れを読んだ大学生が全く違うものを表現しているのに、見る目がね~~と
言ってましたが、表面的にだけ(ただ英語が出てた、とか)を捕らえがちで
す。10年ぐらいのテューターでもそうですから。
やはりこれからのテーマ活動のあり方をしっかり研修しなくてはなりませ
ん。
体制もまた変わり、前途が不安です。
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Re:わ~い。
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がのさん (2005年01月10日 10時12分)
サンサンさん
>トップにアリとキリギリスのデュエットが。楽しいですね。
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ね、ちょっとユーモラスな造形でしょ。わたしのつくった金属工芸では
ないのですが、いつかは自分でも挑戦してみたいと念じています。
「ありときりぎりす」については、みなさん、しゃぶり尽くすほどにテ
ーマ活動で取り組んでおられることでしょう。いつ、どこでこのテーマ
活動の発表を見ても、子どもたちの自然さのなか、ゆたかな表現になっ
ていることを感じます。先日のサンサンさんのところの発表もそうでし
たね。弾むような生命感があります。子どもたちの生き生きとした息吹
きと楽しさではじめて生きてくるラボの物語。これについて加えること
は何もないのですが、あるいはみなさんのあまりご存知ないであろうよ
うなところを書いてみようか、とは思うのですが…、いま、ちょっと余
裕がありませんので、そのうちに。
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わ~い。
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サンサンさん (2005年01月09日 21時53分)
トップにアリとキリギリスのデュエットが。。。
楽しいですね。
これって、どこで見付けられたのですか?
ありも楽しいことに参加しているところがいいですね。
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お久しぶりです!
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ざわざわさん (2005年01月02日 13時20分)
またまた面白い話題が広がっていて楽しく読みました。「ふるやのもり」に関
する一連のお話を読みながら-昨日読んだ『楢山節考』で収入のない村の暮ら
しで、人はどう生きていくか考えさせられたところです。
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Re:★そんなに悪いヤツ? オオカミって…(12月29日) [ 関連の日記 ]
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すずももさん (2004年12月30日 20時14分)
お付き合いくださって本当にありがとうございました。
結果、私自身の偏向気味の感覚がよくわかりました。がのさんのお話は難しい
のですが勉強になります。
ちなみにわたしも「神話は右翼的」と教育された世代です。ですから、ラボ
との出会いがなかったら、素通りしているかも知れません。今年の秋の研修で
『国生み』に取り組み、またあたらな物語との出会いがありました。ラボの子
どもたちと同じくテューターも物語との出会いは年齢や経験によっても変わっ
てきますね。何度か目でも新鮮で発見があるのが楽しいです。
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Re:Re:★そんなに悪いヤツ? オオカミって…③ [ 関連の日記 ]
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がのさん (2004年12月30日 14時58分)
すずももさん≪3≫
ただ、こういう自由の保証されたネットワークのなかで、ひょっとする
とあまりみなさんが考えたことがないかもしれないこんな世界もありま
すよ、とご紹介したまでのこと。みなさんの取り組みについて、そりゃ
あまちがってるよ、なんていうつもりはモートーありません。どうぞお
好きなようにやってください。
出張パーティは動物園のすぐそばでやっています。たまにいきますの
で狼も見ましたし、動物園が発行している写真集はリアルで好きですが
おおかみは犬そのものでなんともやさしげな風貌です。がっかりするく
らい平凡な顔をしていました。私も単なる印象ですが狐や狼が不当に悪
い存在にされている気がしてなりません。
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は~、がっかりするくらい平凡な風貌ですか。おいこら、情けないやつ
め、シャッキリせい、シャッキリと! どうしても動物園という温室で
飼いならされていますからねぇ。しかしどうやら、それは「やさしさ」
のお好きなすずももさんの目がひきつけたオオカミじゃなかったです
か。かくいうわたしもどうやらそちらに近く、「狼のまゆ毛」は、どう
もオオカミが不当なあつかいをされているような気がして再話したもの
ですし、ここまでこのページに書き込んできたのも、オオカミの名誉回
復のためだった、…かも知れません。ただ、あの目つきの鋭さはただご
とではなく、気になってなりません。
その後知ったのですが、信州の伝説にもオオカミを神の使いとするとこ
ろがあるそうです。オオカミ(ヤマイヌ)に食われるようなものは何か悪
いことをした人間で、善人はヤマイヌが噛みつくことはない、というふ
うになっているそうです。これが“真人間”かどうかを見る「狼のまゆ
毛」の原型かも知れません。あの、鋭い、冷たい目で人間の心根をじっ
と見すかしているかと思うと、そらもう、ゾッとしませんか。
この慌しい年の瀬に、書き出したら長々しくなってしまいました。
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Re:Re:★そんなに悪いヤツ? オオカミって…②(12月29日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2004年12月30日 14時28分)
すずももさん≪承前≫
それと、云うまでもありませんが、たとえば『おおかみと七ひきのこや
ぎ』。あれはラボの『おおかみと七ひきのこやぎ』であって、グリムの
それではありません。とりわけ初版のグリム童話集と比べていただきた
いのですが、「木には葉が何枚あるの」「十」…なんて、グリムは当然
ながら書いておりません。最後の「その晩の小やぎたちのごちそうです
って。そりゃもう、きのこスープに決まってるじゃありませんか」とな
ると、もう昔ばなしのフィーリングではありませんね
あれはラボのテーマ活動のため、子どもたちが生き生きと動けるように
と再創造された物語です。そのご親切な再創造のなかで、オオカミの残
虐性をやわらげ、これにも愛らしい表情を与えようとの意思が働いたと
してふしぎはありません。そういう教育的配慮だったかも知れません。
劇表現としてのおもしろさ、メリハリということも考えたはずです。
オオカミのおなかの中で石がごろごろ。「ごろごろがったん/こりゃま
たへんだ/やぎっこくうたら/いしっこにばけた」なんてとぼけた歌を
オオカミがうたうでしょうか。最後のシーンでは、ラボの物語は、なに
やら楽しげな音楽で終わっていましたね。ところが、グリム童話のほう
では「泉の上にかがんだとき、石の重みで体が支えられなくなり、狼は
水の中に落ちてしまいました。これを見た七匹の子やぎたちは駆け寄っ
てきて、うれしくてたまらず、泉のほとりで踊りました」(吉原高志・
訳)とストーンと終わっています。シンプルですねぇ。あたたかいおうち
に帰っておいしいスープのごちそうを食べるなんて、グリムが知った
ら、もしかすると怒るかもしれません。ですが、みなさんは「ラボの」
物語で表現活動に取り組んでおられるわけで、そういう、少々オツムの
足りぬ、間のぬけた、滑稽なところのあるオオカミをつくったとして
も、これをだれかから文句をいわれるスジアイのものじゃないですよ
ね。【つづく】
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