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035
風のかよい路、〔がの〕さんの庭にて。
どうぞお気軽に。互いの率直な感性をそのままに交換いたしましょう。


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がのさんの掲示板 [全2358件] 1281件~1290件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
Re:Re:Re:Re:Re:古代食とアンデルセン?!
がのさん (2005年11月15日 09時58分)

candyさん

→古代の話題には事欠きませんね。15年ほど前、外国からのお客様を案
内して飛鳥寺に参ったとき、ご住職がとても詳しく大化の改新の事を説
明してくださり蘇我入鹿の屋敷があったということ も説明を受けたの
で今回の発見はとても興味深かったですね。物語のような世界が現実に
なっていく…。

★…なんというタイミングか! 紀の宮の結婚式というこの11月15日、
朝日新聞の朝刊の「天声人語」で、飛鳥寺のこと、そこに安置されてい
る日本最古とされる仏像の釈迦如来坐像のこと、蘇我入鹿の屋敷跡のこ
となどが書かれていましたね。「日本書紀」にあらわれたこの部分の文
章の抜粋も。おおきく日本の歴史を変えた大化の改新ではげしく権力を
争った戦いのドラマの舞台も、いまは大和三山を見渡すおだやかな風景
になっているとか。
行けたらいいのにな~。秋篠寺の技芸天像、お会いできたらな~。せめ
てものなぐさめ、堀辰雄、和辻哲郎さんのものでももう一度読みなおし
ましょうか。
Re:Re:Re:Re:古代食とアンデルセン?!
candyさん (2005年11月15日 02時54分)

がのさん


★それにしても、この施設、古代のロマン、萬葉のふるさとをしのぶ古
雅な地にある様子。ひょいと行けたらいいのにね~、奈良に。

→この祝戸荘はお手ごろなお値段の施設なので、明日香、奈良めぐりに
 はとてもいいと思いますヨ(^0^)。是非おたずねください。

 また、このところ、そちらからはいろいろな話題が聞かれますね。高
松塚古墳の壁画の修復のこと、それにきょうの新聞では、蘇我入鹿の焼
け落ちた邸宅跡と見られる遺構が見つかったといいます。大化の改新で
中大兄皇子に殺されたと「日本書紀」にしるされている蘇我氏の滅亡の
ドラマを裏づける遺跡。住んでいるすぐとなりにいろいろな歴史が眠っ
ているところなのですね。

→古代の話題には事欠きませんね。すごい所に住んでいるなと思いま 
 す。15年ほど前、外国からのお客様を案内して飛鳥寺に参ったと  
 き、ご住職がとても詳しく大化の改新の事を説明してくださり、(通
 訳するのに大変でしたが・・・)蘇我入鹿の屋敷があったということ
 も説明を受けたので今回の発見はとても興味深かったですね。物語 
 のような世界が現実になっていく・・・。

 きょうの昼食時、ふとつけたテレビでは、秋篠寺をちょっと紹介して
いました。秋篠寺といえば、堀辰雄がたいへん惚れ込んで書いている伎
芸天像。亀井勝一郎もたいそうな愛惜の情をもって書いていましたよ
ね。わたしも死ぬ前に一度はそれを見たいものと願っているのですが。

→はい、私も伎芸天像惚れ惚れと拝見しました。橿原に住む前、2年ほど
 秋篠寺の近く西大寺に住んでいたのです。白木蓮が咲いているときに
 訪れました。奈良に住んでいる幸運をもっと大切にしなければね。
 がのさんのおかげでますます色んな物に目が向きます。
 が、時間が足りません・・・!!やまなしの撮影には今年は行けそう
 もありません(--;)
----------------------------
Re:Re:Re:古代食とアンデルセン?!
がのさん (2005年11月14日 20時46分)

candyさん

>]昨日あわててパンフレットの写真をUPしたので、見難い写真になり
ました。良く見るとHPアドレスも書いてあったのでそちらを……値段
は私が貰ってきたパンフレットには3360円となっております。

★…ありがとうございます。祝戸荘のホームページから古代食のお献立
の写真、見せてもらいました。「葉盛御膳」と名づけられ、かしわの葉
のうえにそれぞれの料理が盛り付けられていますね。風趣ゆたかです。
今度はかなりはっきり見ることができました。「すずほり(須々保里)」
というのは高菜漬けのことらしいと知りました。飛鳥の宮廷びとの食卓
を再現するものとか。それでも、これは普段食ではなく、特別メニュー
なんでしょうね。油気はなく、これ、ダイエットにいいかも知れませ
ん。さすがによいお値段ではありますが。それにしても、この施設、古
代のロマン、萬葉のふるさとをしのぶ古雅な地にある様子。ひょいと行
けたらいいのにね~、奈良に。

 また、このところ、そちらからはいろいろな話題が聞かれますね。高
松塚古墳の壁画の修復のこと、それにきょうの新聞では、蘇我入鹿の焼
け落ちた邸宅跡と見られる遺構が見つかったといいます。大化の改新で
中大兄皇子に殺されたと「日本書紀」にしるされている蘇我氏の滅亡の
ドラマを裏づける遺跡。住んでいるすぐとなりにいろいろな歴史が眠っ
ているところなのですね。

 きょうの昼食時、ふとつけたテレビでは、秋篠寺をちょっと紹介して
いました。秋篠寺といえば、堀辰雄がたいへん惚れ込んで書いている伎
芸天像。亀井勝一郎もたいそうな愛惜の情をもって書いていましたよ
ね。わたしも死ぬ前に一度はそれを見たいものと願っているのですが。
Re:Re:古代食とアンデルセン?!
candyさん (2005年11月14日 18時28分)

がのさん
>candyさん 【その2】

アンデルセンを求めてオーデンセにおいででしたか。よい機会を与えて
いただきましたね。デンマークもオーデンセもわたしは知りませんで、
そういうお話を聞けば、ただ羨ましいのみですが、デンマークといえば
アンデルセンの国。もっとも、海外旅行通のひとは、コペンハーゲンの
あの有名な「人魚姫」像を世界の“三大がっかりポイント”として挙げ
るようですが。そちらにはおいでになりませんでしたか。

→もちろん参りました。覚悟して行きました。やはり、団体客(韓国か
らかな?)が人魚姫の周りに大勢たむろしていて、記念撮影ラッシュ!
憂いを秘めた人魚姫をワンショットとはいかず、ポストカードを買って
きました(--;)

わたしにとってアンデルセンは、山室静先生の記憶とともにあり、しみ
じみとなつかしいです。ぜひお読みおきくださることを期待しておりま
す。ひとに差し上げてしまってわたしの手元にはないのですが、新潮選
書でしたでしょうか。
これはたいへんな労作ですが、あわせてお薦めしたいのは、朝日選書に
はいっている「童話とその周辺」という本。前掲の本ほどの深い掘り下
げはありませんが、こちらのほうが読みやすいかも知れません。アンデ
ルセン、小川未明、ノヴァリスのこともあり、北欧神話や妖精学のこと
など、そのあたりの蘊蓄がわかりやすく広く書かれています。

→ありがとうございます。是非手に入れて読んでみたいと思います。
 私が今図書館で借りてきた全集は小学館昭和54年初版の高橋健二氏の
 訳のものですが、口絵に東山魁夷のデンマークのスケッチが2,3枚ずつ
 掲載されています。『白夜の旅』よりとなっているので、そんな画 
 集?があるのでしょうかね。こちらも見てみたいな~と思っていま 
 す。
----------------------------
Re:Re:古代食とアンデルセン?!
candyさん (2005年11月14日 18時08分)

がのさん
>candyさん 【その1】

飛鳥の古代食、見せていただきました。カシワの葉の上に盛りつけてい
るんですね。風情たっぷり。香りが届きそうです。写真では一つひとつ
はよくわかりませんが、ずいぶん多彩なメニュー。豊かな貴族たちが食
したものなのでしょうか。わたしたちが萬葉植物の特別講義のあとみん
なで食する「萬葉弁当」は1,000円ですが、こうなるとだいぶお高いもの
になりそうですね。わたしの貧しくインチキな舌で味わうにはもったい
ないかも知れません。
およそは想像がつきますが、初めて聞くものも。ふくろ茸、すずほり、
…初耳でまったく想像ができません。とこ鮑(あわび)って? とこぶし
のようなものでしょうか。珍しいものに椎茸の雲丹あえ、これ、おいし
そう。今日わたしたちが食卓に見るものに比べて、全体的には脂肪分が
ほとんどないみたい。これではなかなかエネレギーが出ず、はげしい戦
争は無理で、おかげで、日々和歌をやりとりして恋に身を焼く程度、平
安無事だったということでしょうか。それもいいですね。

→昨日あわててパンフレットの写真をUPしたので、見難い写真になり
ました。良く見るとHPアドレスも書いてあったのでそちらを紹介すれ
ばよかったと反省しています。
http://www.asukabito.or.jp/
ご覧になってくださいね。値段は私が貰ってきたパンフレットには3360
円となっております・・・。

祝戸荘では、100円の紙代だけで拓本もできるようになっています。
合宿では落ち着いて拓本をしている時間は無かったので、今度ゆっくり
行ってみようかなと思っています。

----------------------------
Re:古代食とアンデルセン?!
がのさん (2005年11月14日 11時37分)

candyさん 【その2】

アンデルセンを求めてオーデンセにおいででしたか。よい機会を与えて
いただきましたね。デンマークもオーデンセもわたしは知りませんで、
そういうお話を聞けば、ただ羨ましいのみですが、デンマークといえば
アンデルセンの国。もっとも、海外旅行通のひとは、コペンハーゲンの
あの有名な「人魚姫」像を世界の“三大がっかりポイント”として挙げ
るようですが。そちらにはおいでになりませんで
したか。

わたしにとってアンデルセンは、山室静先生の記憶とともにあり、しみ
じみとなつかしいです。ぜひお読みおきくださることを期待しております。ひとに差し上げて
しまってわたしの手元にはないのですが、新潮選書でしたでしょうか。
これはたいへんな労作ですが、あわせてお薦めしたいのは、朝日選書に
はいっている「童話とその周辺」という本。前掲の本ほどの深い掘り下
げはありませんが、こちらのほうが読みやすいかも知れません。アンデ
ルセン、小川未明、ノヴァリスのこともあり、北欧神話や妖精学のこと
など、そのあたりの蘊蓄がわかりやすく広く書かれています。
Re:古代食とアンデルセン?!
がのさん (2005年11月14日 11時34分)

candyさん 【その1】

飛鳥の古代食、見せていただきました。カシワの葉の上に盛りつけてい
るんですね。風情たっぷり。香りが届きそうです。写真では一つひとつ
はよくわかりませんが、ずいぶん多彩なメニュー。豊かな貴族たちが食
したものなのでしょうか。わたしたちが萬葉植物の特別講義のあとみん
なで食する「萬葉弁当」は1,000円ですが、こうなるとだいぶお高いもの
になりそうですね。わたしの貧しくインチキな舌で味わうにはもったい
ないかも知れません。
およそは想像がつきますが、初めて聞くものも。ふくろ茸、すずほり、
…初耳でまったく想像ができません。とこ鮑(あわび)って? とこぶし
のようなものでしょうか。珍しいものに椎茸の雲丹あえ、これ、おいし
そう。今日わたしたちが食卓に見るものに比べて、全体的には脂肪分が
ほとんどないみたい。これではなかなかエネレギーが出ず、はげしい戦
争は無理で、おかげで、日々和歌をやりとりして恋に身を焼く程度、平
安無事だったということでしょうか。それもいいですね。

>先月イギリスとデンマークに娘のおかげで出掛けておりました。デンマ
ークは娘がアレンジしてくれたアンデルセン三昧の旅でした。オーデン
セのアンデルセン記念館で沢山のアンデルセンの作品に出会い、図書館
からアンデルセン童話全集5巻を借りてきたところです。がのさんのBB
Sを読んでいたら、山室静氏の「アンデルセンの生涯」がお勧めと書いて
おられたので、是非読んでみようと思います。

⇒お嬢さんのおかげでいい海外の旅ができたご様子、幸せでしたね。こ
うして長い時間の空白を措いて作品を読み返してみても、その素晴らし
い創造性にいよいよ敬愛をおぼえます。生きることの深みへ降りていく
足の重みの印象をしみじみと深めます。【つづく】
古代食とアンデルセン?!
candyさん (2005年11月13日 22時46分)

古代食を紹介します・・・と言っていたこと覚えていらっしゃいますで
しょうか?昨日今日とそこで合宿でした。パンフレットの写真ですが今
日の日記にUPしました。献立もずら~と書いておきました。日記の下
のほうですからスクロールしてご覧ください(^0^)

先月イギリスとデンマークに娘のおかげで出掛けておりました。
デンマークは娘がきっと私が喜ぶだろうとアレンジしてくれたのです。
アンデルセン三昧の旅でした。オーデンセのアンデルセン記念館で沢山
のアンデルセンの作品に出会い、図書館からアンデルセン童話全集5巻を
借りてきた所です。がのさんのBBを読んでいたら、山室静氏のアンデ
ルセンの生涯がお勧めと書いておられたので、是非読んでみようと思い
ます。イギリスとデンマークの旅行記をUPしようと思いながら、昨日
今日も合宿で・・・新鮮味が薄れそうです・・・。
Re:Re:抜けば玉散る・・・
ちこらんたんさん (2005年11月13日 11時13分)

がのさん
ドロシーさん

>【ヘルガに出てくる「抜けば玉散るこの斧」はもともとは、「抜けば
玉散る氷の刃(やいば)」です。
⇒すでに廃棄してしまってわたしの手元にはないのですが、「ゴロヒゲ
平左衛門…」にこの口上がなかったでしたかねぇ。がまのあぶらの口上
で使われるおなじみのセリフ。「吹けばフケ散るおやじのあたま」「脱
げばこぼれる白玉の乳房…」なんて云っているどこかのバカがいて、…
おっとと、いけない、いけない。

ありがとうございます。
ゴロヒゲを調べて見ます。
こちらにもっといたいのですが、フラフラするのでちょっと無理。
また「ものはづけ」に来ます!
Re:Re:★“ことばの苑”であそぼうよ、平成「ものはづけ」に挑戦を(11月10日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2005年11月13日 01時09分)

ドロシーさん 【その2】

菅原道真に対する藤原時平、藤原道隆・伊周に対する藤原道長。「才(ざ
え)の人」の双璧とされた道真・伊周をうまうまと陥れた時平と道長は、
策謀に富む政略家。合理的な機略に富むタイプですね。こすっからく、
陰に陽にいやがらせと圧迫をかけていた、わたしにはどうにもいけ好か
ない道長の、そのむすめ、のちの上東門院彰子に仕えたのが紫式部。百
戦錬磨の、にくらしいほどしたたかな女でしょう。
その点、白痴のように抜けてて、無垢な少女のように明るい清少納言
て、可愛いじゃないですか。
定子の兄弟たる伊周の失脚につづき、1000年、定子は出産のあと24歳で
あわただしく死んでしまいます。清少納言も35歳で後宮を退くことに。
こののち間もなく『枕草子』は成立していますね。激動の政治的情勢の
なか、この作品のもつ明るさはちょっと異様かも知れません。ですが、
滑稽なものを滑稽といい、おかしいものをおかしいといっている率直
さ、直截さがこの人の味でしょう。ですから、書いているものはちっと
もむずかしくありません。
ドロシーさんが書いてくださっているように、彼女の晩年は不遇で悲惨
なものでした。

この時代の才媛なら和歌を詠むたしなみに長けていたはずだが、どうや
ら、彼女はめずらしく和歌のほうは得手ではなかったらしい。『枕草
子』に十六首、ほかの著作をぜんぶ合わせても五十首ほどしかありませ
ん。あまりすぐれたものもありません。小倉百人一首の「夜をこめて鳥
のそら音ははかるとも世に逢坂の関はゆるさじ」が一般にはもっともよ
く知られていますでしょうかね。

なお、わたしは誤解していましたが、“ものはづけ”は、清少納言がは
じめたものではないようです。もっと古い時代からの雑芸として口誦の
形で伝承されていたようで、後宮での女たちの遊びになっていたのかも
知れません。
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