Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月23日 20時45分)
サンサンさん 【その1】
>前の日記もそうでしたが、今回も、日記を読んでいて、ほっとしまし
た。心がやすらぐようなことばの数々。ありがとうございました。
⇒心のやすらぎにしていただけたなんて、望外のよろこびです。
そうですね、たくさんのスポークを抱え、時間をちぎり、ちぎり駆け回
っておいでのサンサンさんにこそ、手向けるべきことばなのかも知れま
せん。
でも、どうでしょうか、「どれだけ多くのもので、ではなく、どれだ
け少ないものでやっていけるか、そう心がけよう」「内的な平静、曇り
のない眼があって、はじめてひとは創造的になれる」といわれるとき、
そのことばは魅力的で、意味もよくわかるけれど、そのままツルリと飲
み込むにはノドのところにゴロゴロひっかかるものがあり、で、どうし
ろっていうのさ、ということになりませんか。
ものは少なければ少ないほど美しく見える…。たしかに眼の前に宝石
をぱらりと無造作に並べられるよりも、ひとつだけていねいに見せられ
るほうが、その価値の輝きを感じます。パーティ活動にあって、ひしめ
くほどたくさんの子どもの中から、一人の子の輝きと本質をしっかり見
きわめることはむずかしい、…ということにはならないでしょうか。わ
たしにもかつての経験があります。ラボの国際交流で北米へ、オースト
ラリアへ子どもたちを引率します。メンバーが30人、40人くらいなら一
人ひとりの名前も個人的な情報もかなりの程度までつかめ、語りかけに
こと欠くようなことはありません。ですが、それ以上、80人、100人など
となると、もうその情報をつかもうとする努力さえ最初から諦めてしま
います。自分の能力を越えていて、無理です。一人ひとりが見えないま
ま、関係が浅いままひとつの交流活動は終わり、まあ、無事でよかっ
た、というだけの、キョトン! とした気分、ほんとうにこれでよかっ
たのかなあ、という気分でひとつの仕事を終わります。
さらに、テューターの日常を想定してみると、ラボ・ルームにはたく
さんの豪華な絵本がズラリ、音声教材と最新式の音響機器がある、各種
遊具や工作セットがあり、パソコンがあり携帯電話があり、その他、便
利な機器が部屋をぎっしり飾っています。書棚にはありとあらゆる資料
がぎっしりと。不足するものは何もない。【つづく】
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Re:Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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ちこらんたんさん (2006年01月23日 00時41分)
がのさん
あ~、そ~かい。
いない間に悪口言われてますねぇ、やっぱり。
今日は眠いので、反撃はまた後日!
「総会。そ~かい」っていうジョークは、私も子どもに言いましてね
ぇ。。。面白くないって言われました。。。
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Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月22日 12時23分)
ちこらんたんさん 【その2】
だいたい、幼い子どもさんをちゃっかり実家のお母さんに押しつけ
て、ときには子どもの口にはチョークをくわえさせて黙らせ、自分はミ
ュージカルだ、ヨンさまだ、スナップだ、キムタクだ、がのさまだ(とは
言ってないか!)、といってうつつをぬかして騒いでいてもOKなのだ、ち
ょっとは気になってはいたけど、あ~、これで胸のつかえがとれた!
というんじゃねぇ。
さちこさんに本をお貸しするのもいいけど、むしろ、ご自分の手元に
置いて寝ても醒めても手離さず持っていて、いつも読み直すようにした
ほうがいいかもよ、この本。
ま、一人になること、一人の時間を持て、というわけですが、現実の
社会はなかなかそういうことを許してはくれませんよね、子育てを終え
た人ならともかく、まだ子育てのまっさいちゅうにあるちこたんのよう
な人は、特に。ダライラマの「あなたの家庭にある愛に満ちた空間こそ
が人生の基礎なのです」ということばもありますし、こうした不安定な
蜘蛛の巣にひっかかって、さて、逃げるか喰われるか、ひっかかったま
まじたばたと小さな光を慎ましやかに求めるか、まあまあのところでバ
ランスをとっているのが人生なんでしょうかねぇ。
おっ、頼まれもしないのに人生相談になっちゃった。迷い多き人生
よ! がんばってください。
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Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月22日 12時21分)
ちこらんたんさん 【その1】
私が「海からの贈物」を読んで、一年以上経っても覚えているのは「女
というものは常に与える性という役割を背負わされている。与えるため
には、満たされていなければならない」という(ような)くだりです。
これを読んだ時、胸のつかえが取れた気がして、以後堂々と自分が楽し
いと思うことをしています。(しすぎ?)
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★…そうそう、しすぎですよ。そんなに自分の都合ばかりに合わせて本
を読んだら、だめでしょう。そこのところをわたし流に抄出すると、
「与えるのが女の役目であるならば、……女は満たされることが必要
である。……どうすればよいか。一人になること。……一年の或る部
分、また毎週および毎日の一部を一人で過ごすべきである、……自分と
いうものの本質を再び見出すために」ということになりましょうかね。
女は飢えを満たされねばならない、というのですが、こうも言ってい
ますよ。「飢えているけれど、何に飢えているのか自分でもわからない
から、その空白をいつも手に届くところにある、いろいろ気を紛らせて
くれる手段、しなくてもいい仕事や押し付けられた義務や社交上の瑣事
で埋めようとしている」と。自分の本質、心の泉がどこか、それがわか
らないと、そういうほうへ逃げることになりますね。どうですか、思い
当たることがあるでしょう。
こちら、思いがけない大雪。物置から5年ぶりにほこりまみれのスノ
ーブーツをひっぱり出して朝飯のあと雪かき。大汗かいてもどってきた
ところ。ちょっと調子に乗りすぎたかなあ、腰がイテ~、腕がイテ~
ッ。
支部総会ですって? そ~かい、そ~かい、そんならちょうどいい、
鬼の居らぬ間にキビシ~く悪口放題だ。【つづく】
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Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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サンサンさん (2006年01月21日 15時51分)
前の日記もそうでしたが、
今回も、日記を読んでいて、ほっとしました。
心がやすらぐようなことばの数々。
ありがとうございました。
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Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月21日 10時11分)
Play with meさん
>総会もおわり、ちょうど、静かにする時間ができました。
この時ですよね。ぐた~~としててはいけませんね。
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いえいえ、グターッとする時間があっても、いいじゃないですか。
グターッとした時間のなかで、自分の心の泉に湧き立つものが
水晶のように澄んでくる…。その静かな感覚をたのしむゆとりを
持てるとしたら、たいへん幸せなことなのではないでしょうか。
平素は組織の重い責務を身にからめてあくせく走っておられる日々。
たくさんの子どもたちの顔が眼の前にそそり立って見えている
ことでもありましょう。ご家族のこともありましょうし、
生活している地域での社会的な役割もあることでしょう。
車の輻(や/スポーク)のようにして、存在の中心から義務や仕事
や趣味などが四方八方に広がっています。とりわけ有能なPWMさん
のような方には、まわりのいろいろな方面から声がかかります。
たまたまそれに応える力をもっておられますので、ついつい
あっちから吹く風、こっちから吹く風に反応してしまうことが
多くなります。それが人間の幅ということなのでしょうが、
そんなときこそ、シンが大事だ、曇りのない眼で自分を見つめる
ことが必要ではないか、ということなのでしょう。
ですから、すべてから解放されて自分だけの時間、自分の魂に
静寂を与える時間を、たとえわずかでも持ち、
虚飾を捨てたシンプルな世界を心にいっぱい広げることをしたい、
リンドバーグ夫人はそんなことが大事ではないかと語っている
ように思います。
なかなか簡単なことではありませんけどね、この現実にあっては。
ただ、その有能な能力に溺れないだけの慎ましさは持っていたい
ものですが。
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Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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ちこらんたんさん (2006年01月20日 21時14分)
がのさん
ドロシーさん
私が「海からの贈物」を読んで、一年以上経っても覚えているのは「女
というものは常に与える性という役割を背負わされている。与えるため
には、満たされていなければならない」という(ような)くだりです。
これを読んだ時、胸のつかえが取れた気がして、以後堂々と自分が楽し
いと思うことをしています。(しすぎ?)
> 浪花花街糸屋のむすめ
姉は十八 いもとは十五
諸国大名 弓矢で殺し
ハマの怪人 ことばで殺す
糸屋のむすめは 眼で殺す
これ、元歌があるのですか?
ひろば@でゆっくりしていたいけど、
明日~明後日は総会なので、早々に退散せねば。
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Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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Play with meさん (2006年01月20日 17時12分)
さっそくに!と言いながらまだよんでいませんが、この日記から澄み切
った生き方が見えてきそうです。
総会もおわり、ちょうど、静かにする時間ができました。
この時ですよね。ぐた~~としててはいけませんね。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:川柳です:がのさんの 川柳読み初め おめでとう
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dorothyさん (2006年01月19日 10時31分)
がのさん
ちこらんたんさん
浪花花街糸屋のむすめ
姉は十八 いもとは十五
諸国大名 弓矢で殺し
ハマの怪人 ことばで殺す
糸屋のむすめは 眼で殺す
懐かしいです。これは、ジャンルは都都逸でしょうか?
高校の頃、漢文の時間に「起承転結」を習ったときに
これを知ってクラス中で結構替え歌を歌って
自我自賛していました。
勿論、ハマの怪人は出てきませんが・・・。
それにしても、がのさんのところに就業時間中に
伺うのは厳禁にします。吹き出しそうになって、
くしゃみのふりをして誤魔化しました。相当
変なのは自分でもわかりました・・・。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:川柳です:がのさんの 川柳読み初め おめでとう
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がのさん (2006年01月19日 01時14分)
ちこらんたんさん
まあ、美人にもいろいろありますからね。私のようなものでも、古代で
は美人かもしれません。サンバの国へ逃げたモリゾーの花嫁より
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古代美人か~。いいねぇ。楊貴妃? 呉美人?
まあ、そんなに髭、おっと、卑下しなくても、いいですよ。
ちょっと写真写りがよくないだけと知っているから。
それに、古代でなくても十分にビジンに見せられる秘術を
ここでちこたんに特別に伝授しよう。いやね、
古ダイ、いや、どダイ無理だ、なんて思うべきじゃない。
ひょっとすると、どんなもんダイと豹変できないでもないから。
まずは、お寺の境ダイの、鏡ダイなどをうち捨てた粗ダイごみの
前に兄ダイ分のモリゾーくんをダイて、問ダイありげな目つきで
ボーッとつっ立っていてごらんよ。おお、なかなかのビジンと
1円玉、5円玉、うまくすれば50円玉を投げていってくれる
尊ダイ不遜げな男もいるかもよ。
美辞麗句を聞き飽きた美人が、微笑を浮かべ、びしょぬれになって
毘沙門天の前にいると、美酒に酔ったビジネスマンがふらりあらわれ、
美術の美醜という微小なテーマを論じあうことになった。
困ったね、このごろ、めがねが合わないのか、白内障になりかけて
いるのか、夜になるとよく世界が見えないよ。眼の輝きで
女性を悩殺したいのに。
浪花花街糸屋のむすめ
姉は十八 いもとは十五
諸国大名 弓矢で殺し
ハマの怪人 ことばで殺す
糸屋のむすめは 眼で殺す
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