Re:紅屋の娘
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ちこらんたんさん (2006年01月29日 12時44分)
ドロシーさん
私もしばらくひろば@来ていませんでしたので・・・さかのぼりました。
「紅屋の娘・・・」のお話、ありがとうございました。
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Re:Re:Re:Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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ちこらんたんさん (2006年01月29日 12時39分)
がのさん
そうですね~。煩悩多き私、まだしばらく蜘蛛の巣にひっかかっていそ
うです。
問題解決にはまだ何年もかかりそうですから。
がのさんは今ちょっとすっきりしてるんですね。いいなぁ。
リンドバーグ夫人の背景の話、林ライスさんとのやりとりも含め、興味
深く読ませていただきました。
それを踏まえてまた読み直してみたいですね。
さちこさん同様、何度も読み返すかな。
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Re:Re:★所有ではなく、心澄みわたる生活を求めて(続・空白のつくりだす美しさ)(01月25日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月29日 11時08分)
林ライスさん 【その2】
ハヤシライス(!)…大学の学生食堂でよく食べた貧しいメニュー、し
かしなんとも親しく懐かしい食事へ思いが飛ぶ一方、失礼ながら、わた
しは林ライスさんについては、その年齢も出自もバックボーンも日常的
な活動の様子についても存知あげませんが、もっともセンシィティヴだ
った少女期の価値観、感じ方に還ったとき、そこでぴったりとこの思想
が肌に添うようになじむのを感じる、…そのへんはなんとなくよくわか
るように思いますね。余計な打算は知らず、その心はまっすぐで、水晶
のように無垢で純粋でしたもの。読書のほんとうの喜びは、知識の蓄積
や開発ではなく、自身の幸せだった黄金期に還るときのすがすがしさ、
懐かしさ、充実感にあるのかも知れません。
ひとはトシを重ねるとともに子ども帰りをするといわれますね。わた
しなんぞはその部類かも知れません。45センチくらい(!)子どものほう
へ帰ったおかげで、彼女のこういうことばが胸板に心地よくひびいてく
れるのでしょう。いまは本がとてもおもしろいです。これは、喜んでい
る場合ではなく、悲しい深刻なことなんでしょうかね。
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Re:Re:★所有ではなく、心澄みわたる生活を求めて(続・空白のつくりだす美しさ)(01月25日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月29日 10時49分)
林ライスさん 【その1】
>量ではなく質、速度ではなく静寂、騒がしさでなく沈黙、饒舌な言葉で
はなく誠実な思考、多くの所有ではなく大きな美しさを求める生活
を…。私も歳のせいか、こういう言葉に共感を覚えるようになりまし
た。
★…それは年齢のせい、老成のせい、ということではないようですよ(そ
れもないじゃないようですが)。なんだか、人生に疲れたひとがいうこと
ば、のように思いそうですけれど、トシをとってもますますギラギラな
欲を奮うひとも少なくありませんし、これは、その人、その人の感性に
よるように思いますね。あるいは、素養かも知れませんし、育った環境
によるかも知れません。事実、わたしのやっている読書会でこうした考
え方にもっとも的確に反応したのは、高齢のひとではなく、30代半ば
の、二人の子どもをもつ女性でした。
リンドバーグ夫人のこの思想の原点が日本人の生活様式にあることを
云いました。たぶんこの視点には間違いがないと思います。ところで、
この人の日本体験はそんなに長かったわけでも濃密だったわけでもない
ですよね。時代のヒーローを囲んで沸騰するような騒がしさ、落ち着き
のない歓迎のるつぼのただ中にあってゆっくり各地を見てまわったわけ
ではないと思いますが、そんななかで日本文化のしめやかさ、静かさ、
美しさ、ムダのない簡素さにある豊かさを、ピピピッと感じ取れるの
は、やはり非凡なんでしょう。さもわかったふうにおべんちゃらで日本
びいきをいう外国のひとはいっぱいいますが、この受容の確かさはラフ
カディオ・ハーンに比肩できると言えないでしょうか。ただの社交辞令
のことばではないですね、「日本紀行」で書いていることは。
【つづく】
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Re:★所有ではなく、心澄みわたる生活を求めて(続・空白のつくりだす美しさ)(01月25日) [ 関連の日記 ]
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林ライスさん (2006年01月29日 00時52分)
昨日は中途半端なコメントですみませんでした。
「量ではなく質、速度ではなく静寂、騒がしさでなく沈黙、饒舌な言葉
ではなく誠実な思考、多くの所有ではなく大きな美しさを求める生活
を…。」
の後に、
「私も歳のせいか、こういう言葉に共感を感じるようになりました。」
と書いたつもりが、睡魔に襲われて、消えていました。すみません。
年齢に関係なくいつまでのアクティブにチャレンジ精神を忘れずにいた
いと思っていましたが、最近の私は、「欲を捨て全てを受け入れる。運
命には逆らえない。バランスが大切。健康管理が大切。」という老成し
た精神になってしまっています。
だからでしょう。自分がこどもだった頃の価値感が無性に懐かしく、こ
のリンドバークのお話は引き込まれて読んでしまいました。
父母会では新年会ということもあって、子育てについてお母様方から
次々と話が出て、ほとんど時間を割いてしまいました。幼児のお母様か
らは、さすが若い世代だというお話が多く、せっかくのリンドバークの
お話はほとんどできなくて残念でした。これは若いお母さん達には伝わ
りにくい感覚かもしれません。国際交流前のお母さんには通じるかもし
れません。また、次の機会の使わせてください。「想像力」については
子育てに直結しているので、がのさんのサイトのことばを配って頑張っ
てしっかり話しましたが。
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Re:Re:★所有ではなく、心澄みわたる生活を求めて(続・空白のつくりだす美しさ)(01月25日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月28日 09時19分)
林ライスさん
>私が掲載した「ダライラマの言葉」(私もラボママから頂いたもの)
をきっかけに、アン・モロウ・リンドバークの話を読むことができまし
た。明日父母の新年会です。「このリンドバークの記事と」「ウエブス
ターのあしながおじさんの想像力」の記事を父母会につかっていいです
か?
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父母会ですか。恥ずかしいですが、どこかお役に立つようでしたら、ど
うぞご遠慮なくお使いください。
そうですよね、このところ書いてきたリンドバーグ夫人の生きざま、そ
の考え方、その発信源をたどれば「ダライラマの言葉」。それは会員の
お母さまから寄せられたものということでしたから、これはわたしのほ
うからお母さまたちにお礼のことばを添えてお返しするのが礼儀かも知
れません。
どうぞ皆さまによろしくお伝えください。それに、もし差し支えなかっ
たら、そのお母さまたちがダライラマのことばとともにこういうことば
をどう受け止めてくださるのか、そのへんのご様子をお知らせいただけ
たらうれしいですが――なにしろ、八面六臂にこの現代社会を泳いでい
る皆さま、リンドバーグ夫人のいう世界とはずいぶん遠い距離があるよ
うに思えますのでねぇ。
奥座敷の「足ながおじさん…」のほうまでお読みくださり、ありがとう
ございます。
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Re:★所有ではなく、心澄みわたる生活を求めて(続・空白のつくりだす美しさ)(01月25日) [ 関連の日記 ]
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林ライスさん (2006年01月28日 00時57分)
私が掲載した「ダライラマの言葉」(私もラボママから頂いたもの)を
きっかけに、がのさんのページにきました。
そして、アン・モロウ・リンドバークの話を読むことができました。
量ではなく質、速度ではなく静寂、騒がしさでなく沈黙、饒舌な言葉で
はなく誠実な思考、多くの所有ではなく大きな美しさを求める生活
を…。
明日父母の新年会です。
「このリンドバークの記事と」「ウエブスターのあしながおじさんの想
像力」の記事を父母会につかっていいですか?
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Re:Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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さちこさんさん (2006年01月27日 22時27分)
がのさんへ
>モナリザ・スマイルのモデル舞台
スミスカレッジではありませんでした。
お詫びして訂正申し上げます。
>40周年とのこと、またさまざまな課題が投げかけられたことでしょう。
>いかがですか、今年の信条として掲げた「無理をしない!」に添って
>その課題を達成できそうですか。
う、う~~~ん。。。どうなんでしょ~~~???
きらきらと輝くテューターの諸先輩から刺激を受け、
体が自然に動くのを待つと言ったかんじでしょうか・・・。
先輩テューターの偉大さ、自分の力量不足を痛感する今日この頃です。
>むだを削ぎ落とした簡易なところに美しさとこころの潤いを見出す、
>虚栄心を去り、自尊心というものから解放された、
>水晶のように澄んだ自由の感覚のなかで、
>自分の底の心の泉から湧き出す純良なものにジッと目をむける…、
>そういうひとときの喜びを
>わたしたちは忘れているのかも知れませんね。
ざわざわしている世の中に流されず、
かといって頑固に自分の思っていることを通しすぎもせず、
大切なものを大切な人と分かち合いたいですね。
どうすればそれができるか、ラボでも家庭でも暗中模索の最中です。
がのさんの論文、
もし部数に余裕がありましたら是非いただきたいです。
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Re:Re:リンドバーグ
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dorothyさん (2006年01月27日 11時29分)
がのさん
>このネットとは別の、川崎市のある文庫活動のなかで刊行
している機関誌に書いたわたしの論文を十数人にお送りした記憶があり
ます〔まだ数部ありますので、もしほしいという方がありましたらお知
らせください〕。
ぜひ、一部いただきたいと思います。
星の王子様の訳も、最近さまざまに出てきています。
以前から出版されているもの、最近訳されたもの、
もう一度読んでみたいです。
また、物語寸景も読みました。
いろいろと思いが巡る本が多く、その
さまざまな思いに、また感慨も一入です。
リンドバーグを英雄と見るかどうか、については
私自身の意見は控えます。ただ、若い頃、
偉業を達成した人間の、その後に背負う運命の
重さは、一番身近で見て寄り添った人間でなければ
わからないのだろう、と思っています。
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Re:Re:★空白がつくりだす美しさを、日々の生き方に(01月20日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年01月26日 23時48分)
さちこさんさん
風邪だからと堂々と寝込んで、ちこさんから総会でお借りした「海から
の贈り物」を読破。私自身が「30代」「女」「主婦」ということもあ
り、深くうなずける言葉の数々。
⇒総会があったのですね。40周年とのこと、またさまざまな課題が投げ
かけられたことでしょう。いかがですか、今年の信条として掲げた「無
理をしない!」に添ってその課題を達成できそうですか。
ね、ね、ねっ、でしょう! さちこさんのその生活信条にぴったりで
しょう、さちこさんのために書いた本みたいでしょう。……むだを削ぎ
落とした簡易なところに美しさとこころの潤いを見出す……虚栄心を去
り、自尊心というものから解放された、水晶のように澄んだ自由の感覚
のなかで、自分の底の心の泉から湧き出す純良なものにジッと目をむけ
る…、そういうひとときの喜びをわたしたちは忘れているのかも知れま
せんね。
これは「買って読む」本ですね。本が開ききっちゃうまで精読する本だ
と思いました。
⇒読書会のメンバーの方も口ぐちにおっしゃっていましたよ、傍線を引
き引き、ゆっくり噛みしめながら、繰り返し読んでみたい、と。
そういう本をもてるというのは、幸せですよね。
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