Re:「安寿と厨子王」について
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がのさん (2006年03月10日 01時12分)
Hiromi~さん
> いま高大生が取り組んでいます。発表を前にやはり、仏のことや、
母は本当は目が見えたのでは??などなど、いろんな意見が飛び出して
きます。
⇒「安寿と厨子王」については、きょう、たまたま、改めて思い入れ深
い話を聞きました。じつは、先週、先々週あたり、このネットを騒がせ
た「ぐるんぱ…」のHさんと会い、鎌倉を文学散歩してきました。またし
ばらく日本を離れるなごりに日本の純良なものを見ておきたいという気
持ちに沿って。「ぐるんぱ」とは別に、彼女の幼児期の大きな物語体験
の一つとしてあるのが“安寿”をやった芝居(学芸会)だったとか。長く
海外にあって、ときに日本を想うとき頭をかすめるのが「安寿恋しや、
ほーやれほー、厨子王恋しやほーやけほー…」の、あの物語だといいま
す。
「安寿と厨子王」については「物語寸景(1)」と「同(4)」でかいてお
り、とりわけ「(4)」では、人攫いの地とされる新潟・直江津の人びと
の思いを芭蕉の句とともにご紹介しました。じつは、加えて太宰治の
「津軽」から、津軽びと(岩城びと)のとらえるこの物語を書こうとして
未だ果たせずにおります。このごろのラボはあまり物語の奥処(おくが)
まで入りこむことをしないようでもありますし。そんなわけで、もしよ
かったら、わたしが読み直すより先にみなさんでお読みになってみませ
んか。書き出しに近いところで書いていたように思いますが。
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Re:Re:★「ローマの休日」若葉の香りにも似た爽やかな24時間の恋(03月04日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年03月09日 23時51分)
さちこさんさん
>オードリーも義父と同じく63歳でこの世を去ったのですね。
『マイ・フェア・レディ』が一番好きです。
⇒おっ、オードリーと同じ年齢でお亡くなりになりましたか。63歳、い
かにもまだ若いですね。どこかでお義父さんとオードリーはつながって
いるのでしょうか。あたたかくて、飾り気なく寛やかで、…きっとスッ
キリとした、自分の気持ちに忠実に生きた方だったのでしょう。質朴な
語の一つひとつに人柄がしのばれます。嫁(さちこさん)にやさしいお舅
さんでした。惜しまれますね。
『マイ・フェア・レディ』もオードリーの魅力をしっかり見せてくれる
すてきな映画でしたね。なつかしいです。
>2月14日、義父と病院で医師から病状の説明をされたときから、がの
さんにご紹介いただいた「海からの贈り物」の中の一節が、ずっと心の
中にありました。
『しかし私は何よりも先に、私自身と調和した状態でいたい。私は今言
ったような義務や仕事に私の最善を尽くすために、ものをはっきり見
て、邪念に悩まされず、私の生活の中に或るしっかりとした軸があるこ
とをのぞんでいる。要するに、-聖者たちの言葉を借りるならば、私は
なるべく「恩寵とともに」ある状態で生きて行きたいのである。』
⇒そのときのお気持ちにドンピシャにはまることばと出会ったというこ
とになりますか。まるでお亡くなりになったお義父さんから贈られたお
別れのメッセージのようにして。
――あわてるな。ものごとをごまかしなく、はっきりと見きわめよ。邪
念や欲に駆られて動くことをするな。自分のなかのシンをぶらすことな
く、自分の信ずる生き方を生きよ…。
いいタイミングでいいことばに出会ったわけですね。これこそ読書の楽
しみであり、自分を高めてくれることば。お義父さんの思い出とともに
大事になさってくださいますこと、念じあげます。
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「安寿と厨子王」について
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Hiromi~さん (2006年03月09日 21時46分)
いま高大生が取り組んでいます。以前がのさんがお書きになっていた
ので、拝借しますとお願いしておきながら、そのままになっていまし
た。
発表を前にやはり、仏のことや、母は本当は目が見えたのでは??な
どなど、いろんな意見が飛び出してきます。
大学生などけっこう日記を見ていますので、コピー貼り付けを勝手に
させていただきました。事後承諾でごめんなさい。
少しヒントになればと思います。
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Re:★「ローマの休日」若葉の香りにも似た爽やかな24時間の恋(03月04日) [ 関連の日記 ]
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Hiromi~さん (2006年03月09日 21時33分)
ご無沙汰しています。
「ローマの休日」少し前にテレビで見ました。やはり何回見てもあの
オードリーの可憐さは何度見ても思わず微笑んでしまいます。
スクリーンを飾った後の活躍もすばらしいものだと思いました。国連
親善大使など勤めていたんですね。ずっと後でしりました。63才では
まだ若すぎた死ですね。
だって来年は私めも○○才ですよ。そう考えるとなんだかショックで
すね。
eikoにはめーるしました。季節のご挨拶はきちんとしているようで
す。今川越市立美術館にいるそうです。大きいものを描いて見たいとい
っていました。
ライブラリーの件は、気にしてませんからって。怒ってるのは私の方
なんです。
よけいなことまで書いてしまいました。
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Re:★「ローマの休日」若葉の香りにも似た爽やかな24時間の恋(03月04日) [ 関連の日記 ]
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さちこさんさん (2006年03月08日 23時08分)
HPへご訪問・書き込みありがとうございました。
オードリーも義父と同じく63歳でこの世を去ったのですね。
『マイ・フェア・レディ』が一番好きです。
2月14日、
義父と病院で医師から病状の説明をされたときから、
がのさんにご紹介いただいた「海からの贈り物」の中の一節が、
ずっと心の中にありました。
『しかし私は何よりも先に、私自身と調和した状態でいたい。
私は今言ったような義務や仕事に私の最善を尽くすために、
ものをはっきり見て、邪念に悩まされず、
私の生活の中に或るしっかりとした軸があることをのぞんでいる。
要するに、-聖者たちの言葉を借りるならば、
私はなるべく「恩寵とともに」ある状態で生きて行きたいのである。』
亡くなった後も何度も読み返しています。
素晴らしいプレゼントをいただきました。
ありがとうございました。
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Re:Re:Re:Re:Re:★若葉の香りにも似た爽やかな24時間の恋「ローマの休日」(03月04日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年03月08日 12時03分)
がのさん
⇒オードリー出演の映画はけっこう見ているつもりでしたが、「ロビン
とマリアン」は知りませんでした。考えてみると、1960年代までのも
の、1967年の「暗くなるまで待って」までで、そのあとの数本について
は知りません。ま、好きなのはいっぱいありますが、なんといっても
「ローマの休日」でしょうか。
そうですよね。ジグソーパズル、モノクロ1000ピースで
ポスターにもなった最初の舞踏会でのシーンを作り、ずっと
飾っていました。妊娠中にきれいなものを見ていると、おなかの
中の赤ちゃんが美人になる、などといわれ、りんごを妊娠中には
毎日、そのジグソーパズルを眺めていたのも思い出しました。
少なくとも、胎教には、あの穏やかで高貴な笑顔はよいと
思いました。
>おませなチビ・ドロシーさんが「ローマの休日」の最後のシーンで泣
いたという、その意味が、今ごろになってようやくわかりました。鈍で
すね、わたしって。
「鈍」ではなくて「純」です、がのさんは。
>凛々しい表情で記者たちの前にすらりと立ち、静かな微笑みを浮かべ
て一人ひとりに挨拶するあの姿には、そんな運命的な悲しみがあったん
ですね。
〔「つれづれ塾・その3」に、写真をパクって入れちゃいました〕
他のシーンでは、溌剌としているアン王女が、あのシーンでふと
瞳に驚き・悲しみそして、喜び(もう一度会えるなんて、)を
浮かべるのが、余計に運命の重さを感じさせます。
⇒ほんとにね~。わたしが大富豪か貴族に生まれていたら、あるいはま
たとびきりのハンサムだったりしたら、そんなことも考えられないでも
ないでしょうが、あ~あ、これも悲運というもの! いや、そんなこと
オッケーよ、そばにいてあげる、といわれたら、うん、あくびもくしゃ
みも、おならもいびきも、がまんしちゃうけどね。(困るなあ、花粉飛散
のころのくしゃみはこらえられないだろうなぁ。それに、あの人、料理
なんかできないんだろうなぁ。食いしんぼうなのに、わたし、餓死させ
られるの、やだなぁ)
いや、がのさんなら、花粉症のくしゃみも我慢し、真っ白な
エプロンをきりりと締めて、好みの料理を作るのではないでしょう
か?だって、そこにいるのはオードリーですよ!
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Re:Re:Re:Re:またまたみずみずしいクロッカス!!
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Play with meさん (2006年03月07日 21時16分)
がのさん
⇒いかがですか、大きな画像で見るクロッカス。ほんとうに生まれたば
かりのみずみずしい輝き! ほんと、見あきることがない色です。
☆彡 本当に初々しくていつまでも見飽きないです。
大きいと迫力満点、直に見ているようで嬉しくて何度も何度も開
いています。名カメラマンですね。
深山でその啼き声を聞くような気分が味わえませんか。
☆彡 目を瞑って深山の気分に浸りました。
もちろんTVも消してね。
透きとおるようなきれいな声ですね。
姿も美しい瑠璃色とはこの色を言うんですね。
大自然の中で聴けばどんなに感動的でしょうか?
書いて居られるようにクロツグミははっきりと美しい声で鳴くん
ですね。それに物まねも上手なのには笑ってしまいました。
鳥にも芸達者があるんですね。
コマドリも聴いてみました。
イギリスへ行った時、野鳥の会のメンバーの方が一人ご一緒だっ
たので双眼鏡で見せていただきました。
その名の通り小さい可愛い鳥ですね。
イギリスの森にはたくさんいるようでした。
とても気持ちのよい夕べの時間を過ごしました。
ありがとうございます。
癒されて、明日に気持ちよく向かえそうです。
これからも時々聴かせていただきます。
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Re:Re:Re:Re:★若葉の香りにも似た爽やかな24時間の恋「ローマの休日」(03月04日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年03月07日 20時56分)
ドロシーさん
> 若き日のオードリー・ヘプバーンも大すきですが、ショーン・コネリー
との共演の「ロビンとマリアン」は大人の洗練された映画で、これまた
大すきです。ショーンとオードリーが見つめあうだけで、ドキドキしま
す。
⇒オードリー出演の映画はけっこう見ているつもりでしたが、「ロビン
とマリアン」は知りませんでした。考えてみると、1960年代までのも
の、1967年の「暗くなるまで待って」までで、そのあとの数本について
は知りません。ま、好きなのはいっぱいありますが、なんといっても
「ローマの休日」でしょうか。
おませなチビ・ドロシーさんが「ローマの休日」の最後のシーンで泣い
たという、その意味が、今ごろになってようやくわかりました。鈍です
ね、わたしって。いや、とにかく、オードリーの妖精のような魅力、生
き生きとしたその動きと表情を見ているだけで、ほかはどうでもよかっ
たようなものですので。だって、ほかにはこんな存在って、ないでしょ
う。
そうなんですね、特ダネとして売られることがなくてよかった、という
だけでなく、あそこはほんとうはどうしようもなく悲しい場面なんです
ね。考えてみれば、すべてはあそこまでで、それ以上には、誰にも、神
さまでさえ、どうすることもできやしない悲恋だったんですね。凛々し
い表情で記者たちの前にすらりと立ち、静かな微笑みを浮かべて一人ひ
とりに挨拶するあの姿には、そんな運命的な悲しみがあったんですね。
〔「つれづれ塾・その3」に、写真をパクって入れちゃいました〕
> でも、オードリーが常に横にいるとしたら、あくびもくしゃみもでき
なくなっちゃいそう。
⇒ほんとにね~。わたしが大富豪か貴族に生まれていたら、あるいはま
たとびきりのハンサムだったりしたら、そんなことも考えられないでも
ないでしょうが、あ~あ、これも悲運というもの! いや、そんなこと
オッケーよ、そばにいてあげる、といわれたら、うん、あくびもくしゃ
みも、おならもいびきも、がまんしちゃうけどね。(困るなあ、花粉飛散
のころのくしゃみはこらえられないだろうなぁ。それに、あの人、料理
なんかできないんだろうなぁ。食いしんぼうなのに、わたし、餓死させ
られるの、やだなぁ)
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Re:Re:Re:またまたみずみずしいクロッカス!!
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がのさん (2006年03月07日 20時45分)
Play with meさん
>もう少し大きい画像のものをおねがいします。楽しみにしています。
⇒いかがですか、大きな画像で見るクロッカス。ほんとうに生まれたば
かりのみずみずしい輝き! ほんと、見あきることがない色です。
>オオルリってどんななきごえなんでしょう?聞いたことがありません。
⇒え~と、オオルリの鳴き方ですか…。ピールリー、ポーピリー、ピ
ピ…、といったもの。しかし、こんなふうにわたしが云っても、わかる
はずがありませんよね。そこで、トップページに戻ってください。
右に「お気に入り一覧」がありますね。
“♪Nature”の「野鳥の鳴き声」から入ってください。そこの「ことり
のさえずり」をクリックすると、
鳥の名前が「あいうえお」順に並んでいますので、「オオルリ」まで降
りてクリックしてください。
“さえずり1~14”とありますので、どれでもお好きなものを選んでク
リック。
下に出てくる▼印をクリックして再生してみてください。
深山でその啼き声を聞くような気分が味わえませんか。
オオルリの画像も見られますでしょ。文字どおりに瑠璃色の光沢ある翅
をもった、宝石のように姿美しい鳥です。そして、日本三大鳴鳥のひと
つでして、ウグイス、サンコウチョウとともにもっとも愛されている鳴
鳥です。
わたしの山歩きの楽しみの一つに、この鳴鳥との出会いの楽しみがあり
ます。とりわけ、谷川岳南面からの登り径、苔むした巨木がうっそうと
おおいかぶさる森の下を縫う小径を、朝まだきに歩いていると、まるで
わたしのあとをつけてきているかのように、近くでずう~っと鳴きつづ
けています。霧のまだ晴れぬ、山が影をなして横たわるそのあいだを、
ひびき高く反響するその啼き声は、朝露のように透き通って、形容にし
ようもなく美しいですよ。
オオルリにかぎらず、キビタキ、ノビタキ、ルリビタキといったヒタキ
類の啼き声は、わたしはいったいに好きです。
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Re:Re:Re:★若葉の香りにも似た爽やかな24時間の恋「ローマの休日」(03月04日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年03月07日 09時42分)
がのさん
★…ほんと、あの美しい笑顔に会ったら、どれほどこころに重い悩みが
あるときでも、ニッとこちらも笑まずにいられません。「ローマの休
日」に出演したのが23~24歳のころ。もっとも輝いたときなのでしょう
が、「戦争と平和」「昼さがりの情事」「尼僧物語」「ティファニーで
朝食を」「マイ・フェア・レディ」…、もう、どれもすばらしい。「シ
ャレード」「暗くなるまで待って」「おしゃれ泥棒」でも、忘れがたい
個性的な印象を残してくれています。オードリーなんて嫌いさ、なんて
のがいたら、もう、ポカポカなぐってやりたいもんね。
私も一緒にポカポカやっちゃいたくなりますね。
若き日のオードリー・ヘプバーンも大すきですが、
ショーン・コネリーとの共演の「ロビンとマリアン」は
大人の洗練された映画で、これまた大すきです。これは、
「ロビン・フット」の後日譚。ショーンとオードリーが
見つめあうだけで、ドキドキします。
★…は~っ、ドロシーさん、おませなんだぁ。十数回みていても、あの
恋のつらさ、せつなさを知ったのは、20年ぶりとなる今回がはじめて。
だって、もう、オードリーの笑顔とスカッとしたおしゃれに出会えるだ
けで十分に満たされてしまいますのでね。そのわがままぶりも、気まぐ
れも、みんなみんなひっくるめて許してしまえる、そんな愛らしさ。じ
っさい、あんな女性がそばにいてくれたら、毎日が幸せだろうな、楽し
いだろうな、とドキドキしちゃいます。
わっ、奥様がこの文章を読まれたら・・・。
でも、オードリーが常に横にいるとしたら、あくびもくしゃみも
できなくなっちゃいそう・・・。
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