Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年04月06日 00時05分)
ドロシーさん
>東慶寺の梅も咲き残っていました。また、水仙も咲いていました。
明月院は、今回は門前でやめました。
⇒たいへんな思いをなさって上野、横浜、鎌倉とまわられたのですね、
花の甘い誘惑も罪つくりです。知っていれば、なんとか都合をつけて、
車椅子を押すこと、歩行の介助することくらいはわたしにもできました
のに。(これでもホームヘルパー2級の資格を持っているのですよ)おん
ぶして明月院の石段を昇ることだって…。クリスマスローズがこの時期
にはそこできれいに咲いているはずですよ。りんごちゃんにもお会いし
たかったし。
でも、動物園に行ったり、横浜の港の風景やベイブリッジを見たり、大
観覧車に乗ったり、子どもさんたちはさぞかし喜んだことでしょう。す
てきな春休みの思い出になりましたね。ああ、足に無理がなければ、港
が見える丘公園のむこうの神奈川近代文学館で「夏目漱石から萩原朔太
郎まで」展も見てほしかつたのに。わたしは近々それに行く予定です。
>行く先々で、早春から初夏までの花を楽しめました。花守りの方に伺う
と、こんなにさまざまな季節の花が咲きそろうことも珍しい、と話して
いらっしゃいました。
⇒そうなんですね、この春はウメもモモもサクラも、沈丁花もコブシも
ユキヤナギも、みんないっぺんに咲いてしまいましたね。ふしぎなのは
ハナミズキの開花がまだであること。いつもならサクラのすぐあと、ア
レッという間に咲いているのですが。
>日記に、写真をUPしました。日記も、まとめて記入せず、それぞれ
日にわけて書きました。
⇒見せていただきました。おからだが悪いのかなあ、もっともっと書き
たいはずなのに、と心配です。どうぞご無理のないように。
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Re:★花は咲くもの、散り落ちるもの(04月05日) [ 関連の日記 ]
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Hiromi~さん (2006年04月05日 20時11分)
「花散らしの雨」なんてなんとも
風情のある言葉ですよね。日本語はほんとにきれいな言葉がおおく隙で
す。
ええ~~???今風合コン???そんないわれもあるのですね。最近
の花見風景も合コンに近いかも。
田園調布の多摩川台公園のさくらがとてもみごとでした。花見風景は
コンロになべ持ち込んで、へ~~いまどきの花見ってこうなんっだと驚い
たことがあります。
近くの公園でお年寄りたちが、花の下で楽しんでいる風景は、ほほえ
ましいですが・・。チビが泣いてますのでこの辺で!!
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年04月05日 12時40分)
がのさん
>東慶寺の梅は散ってしまったかもしれませんが、水仙が抜けるような
透明さで春を詠っていたことでしょう。
いいえ。梅も咲き残っていました。また、水仙も咲いていました。
明月院は、今回は門前でやめました。建長寺も。それでも、
門前から見える風情は楽しめました。
行く先々で、早春から初夏までの花を楽しめました。
花守りの方に伺うと、こんなにさまざまな季節の花が
咲きそろうことも珍しい、と話していらっしゃいました。
日記に、写真をUPしました。が、自分の記憶や
思いとは風情の違う写真しか撮っていませんでした。
あまりに夢中になって、写真を撮ることも忘れて
いたのです。日記も、まとめて記入せず、それぞれ
日にわけて書きました。
また、メールありがとうございました。堪能しました。
ヘルニアは、中の髄液が加齢で硬くなるか、手術で
取り去らないと治らないようです。無理さえしなければ
それでも、痛みはあまり感じないのですが、今回のは
・・・ちょっと無理が過ぎたようです。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年04月04日 23時08分)
ドロシーさん
実は、日曜日、北鎌倉から鎌倉まで、ゆっくり歩きました。鶴岡八幡宮
の桜並木を歩き終えたときに大粒の雨。花に誘われ、驚異的な歩きを見
せた私ですが、その雨で動くことができなくなり、昨日、やっとの思い
で戻ってまいりました。東慶寺では、先輩の安倍能成の墓参りもしまし
た。
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あらら・・・、鎌倉へのあこがれと花に誘われて、ちょっと無理をな
さいましたね。どうぞお大事になおしてくださいますよう。若宮大路の
段葛では、みごとなサクラをご覧になったことでしょう。この季節、北
鎌倉ではどんな花が見られましたか。モモ、サクラをはじめ、とりどり
の花が妍を競って新鮮な春の色を誇っていたことでしょう。東慶寺の梅
は散ってしまったかもしれませんが、水仙が抜けるような透明さで春を
詠っていたことでしょう。明月院はアジサイはまだとしても、この時期
にはクリスマスローズが、うつむいて拝むがごとく咲いていたことでし
ょう。まっ白なユキヤナギ、コデマリ、オオデマリ、白モクレン、それ
にレンギョウ、ヒュウガミズキの黄色、また、花海棠、オダマキ、紫ラ
ン、シャガ、ボケ、ひょっとするとシャクナゲももう咲いていたかもし
れません。
静御前が「賎や賎…」と哀れにうたった舞台もご覧になりましたね。
日曜日は夕方近くからひどい荒れ模様になりました。たいへんでした
ね。わたしはこの土曜・日曜と、いなかの親戚の子の大学入学で、マン
ションへの引越しを手伝わされ、ベッドを組み立てたり、箪笥を組んだ
り、パソコンのセッティングをしたりしました。腰がイテテで、伸ばせ
ないようなあんばい。それでも、きょうは、渋谷での打ち合わせの用事
があって出かけ、そのついでにNHKのわきから代々木公園に出て、サ
クラの下で、微風に誘われて舞うサクラ吹雪を顔に受けながらひととき
をゆっくりすごしました。夕方からは曇ってしまいましたが、とても暖
かい気持ちよい日でした。
それに、先の書き込みに対する返信で、静御前のわたしのイメージに
ふれて森田曠平画伯の作品についてふれましたが、図録からコピーした
典型的な作品をあとでメールでお送りいたします。
ヘルニアというのはどうすれば快癒するのでしょうね。早く治して元
気にいろいろなところを見てまわりましょう。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年04月04日 16時09分)
がのさん
>それにしても、日本人って、創作力の旺盛な民族なんですね~。我田
引水タイプというか、牽強付会じょうずというか、なんでも自分の気に
入るようにつくり変えてしまう能力はバツグンですね。わたしたちの卑
近なところにも、この牽強付会ぶりはよく見られるじゃないですか。
確かにそう思います。
生まれてくる子が女なら生かしておくが、男なら殺す。
これは、自分が生き延びて平家を滅ぼしたときの思いが
教訓となっていたのでしょう。
実は、日曜日、北鎌倉から鎌倉まで、ゆっくり歩きました。
鶴岡八幡宮の桜並木を歩き終えたときに大粒の雨。
花に誘われ、驚異的な歩きを見せた私ですが、その
雨で動くことができなくなり、昨日、やっとの思いで
戻ってまいりました。
まだ、座るのがつらいのですが、体力がつき次第、
今回の上野・鎌倉の花見の写真を私の日記にアップします。
東慶寺では、先輩の安倍能成の墓参りもしました。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年04月01日 09時35分)
ドロシーさん 【その2】
そもそも、「義経記」をもとにして、謡曲で、幸若で、浄瑠璃で、義
経の悲劇的なものがたりが文芸化され、巷間でひろく語られるうち、判
官びいきの気運を生み、諸説を生んだというもの。歴史的な事実に即し
て書かれたとされる「義経記」は、傍系的な説話を挿入することのない
伝奇性のつよいもので、その意味ではちっともおもしろくないのです
が、一応、「義経記」がしるしているところによれば、静御前の末路に
ついては、吉野の山中で捕らえられる…、鎌倉へ連れていかれ、取り調
べを受ける…、捕らわれたときにはすでに懐妊していて、そこで義経の
子である男児を生む…、頼朝はその子を後顧の憂いなきよう由比ガ浜で
殺させる…。傷心の静は、さらに、若宮八幡で白拍子舞いを披露せよと
命ぜられる、義経への思慕をこめてうたった歌は頼朝の不興をかう、し
かし、頼朝の北の方、北条政子のとりなしがあって許される…、京に帰
って母とともに髪を落とし出家する、その翌年の秋に往生をとげる…、
という、ごくあっさりとしたもの。察するに、事実はこんなものだった
のでしょう。たしかに、これだけじゃつまんない、もう少し色をつけな
いと哀れすぎるよ、ということになる。
それにしても、日本人って、創作力の旺盛な民族なんですね~。我田
引水タイプというか、牽強付会じょうずというか、なんでも自分の気に
入るようにつくり変えてしまう能力はバツグンですね。わたしたちの卑
近なところにも、この牽強付会ぶりはよく見られるじゃないですか。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年04月01日 01時25分)
ドロシーさん 【その1】
>最近の大河ドラマでも義経は取り上げられましたが、幼いときに見
た、尾上菊之助(当時。現菊五郎)と藤純子(当時)の義経と静のイメ
ージが強いです。
⇒藤純子さんの静御前ですか。なるほど、いいかもしれませんね。石原
さとみさんの静御前も悪くはないのでしょうが、わたしのイメージの静
御前とはちょっとちがいましたね。可愛いけれど、幼すぎるというか。
中世、戦国の世に生きた女の魅力とは、目がビッと横長で、冷徹なもの
を秘め、そう、森田曠平画伯が描くところの女性のイメージ。生前にこ
のシーンを描いておいてほしかったですね、この日本画の巨匠には。
その、静終焉の地が当地だ、という説が地元では静かに伝わっていま
す。平泉に逃げ延びたと知り、義経のあとを追って陸奥にわけいった静
は、当地で義経の死を知り、沼に入水して果てた、というのです。「静
御前堂」もあります。静の身代わりに、小姓が義経の下に行こうとし
て、義経の死を知り、絶望して入水したのが真実だ、とも言われていま
す。
⇒各地におもしろい風説をたくさん残していますよね、義経をめぐるこ
のものがたりは。たとえば、以前このサイトで芭蕉の「奥のほそみち」
に関連してご紹介したと思いますが、「蚤(のみ)虱(しらみ) 馬の尿(し
と)する枕もと」と詠まれた尿前(しとまえ)の関。鳴子で生まれた義経の
若君がはじめてオシッコをしたところといわれます。しかし、いつ、ど
こから、義経の北の方が平泉への逃避行に同道することになったのか、
だれにも説明はできませんよね。要するにでたらめです。そんなはなし
がどこからとも知れず生まれるのが日本人の心情に沿う判官びいきとい
うものなのでしょうね。 【つづく】
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Re:Re:★お急ぎください、アンデルセンが帰っちゃうよ!(03月30日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年03月31日 10時50分)
candyさん
>たくさんの画家の絵を見比べられるのは本当に至福の時ですよね。そ
れに原画はやはり素晴らしいです。素晴らしい物語は画家に創作意欲を
起こさせるのでしょうね。
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奈良・明日香から山陰の城崎まで、長い時間をかけてはるばるとこの
展覧会を見にお出かけになったCandyさんの行動力、熱心さにはびっくり
し、敬服いたしました。しかし、子どものこころとことばの教育にたず
さわるものには、こういう機会にナマに近い形で作者にふれることは欠
かせないように思いますね。ふれれば、やはり、これが、時代を超え、
国境を超えて不滅の宝であることがよくわかります。子どもの文学を子
どもにどう伝えていくか、その課題への筋道がスッキリと見えてきたよ
うな…。
たとえば、歌姫イェリー・リンドへ寄せるアンデルセンの切ない恋、
むくわれることのない愛と、美しい傑作「人魚姫」。偏った読み方と云
われるかもしれませんが、そんなふうに結んでイメージすると、思いは
ぐっと深まり、こちらのこころのなかでは涙がとめどなくあふれてきま
す。本を読んでいるだけでは感じられない世界が、天蓋ひろく開けてい
くみたいに。
このあと、この企画がどこをどう巡回するのかは知りませんが、多く
のひとにぜひ見ておいてほしいと願っています。
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★鎌倉の文学と花紀行〔早春散策編〕(03月15日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2006年03月31日 10時02分)
がのさん
>鎌倉ということでいえば、ここの薪能もすばらしいとのことですが(行
ったことがありません)、やはり、頼朝の前で舞わされた白拍子、静御前
の舞いでしょうかね。“賎や賎 賎の苧環繰り返し 昔を今に なすよ
しもがな”鶴岡八幡宮にその舞台がありますよね。花の吉野山を命がけ
で踏み迷う落人となった義経をしのんで舞う美しい舞い。「二人静」と
いうお能のイメージがいまも胸に残っています。
最近の大河ドラマでも義経は取り上げられましたが、幼いときに
見た、尾上菊之助(当時。現菊五郎)と藤純子(当時)の
義経と静のイメージが強いです。そのときに覚えたのが、この
「しずやしず しずのおだまき くりかえし むかしをいまに
なすよしもがな」(すみません、ひらがなで)。
そして、なすよしもがな、を漢字読みすると(かなり無理に)
成吉思汗(チンギスハン)になる、とか、「吉野の誓いなりて
静を思う」がチンギスハンだ、などという珍説にも、一人
心を動かしたものです。
その、静終焉の地が当地だ、という説が地元では静かに
伝わっています。平泉に逃げ延びたと知り、義経のあとを
追って陸奥にわけいった静は、当地で義経の死を知り、
沼に入水して果てた、というのです。「静御前堂」も
あります。静の身代わりに、小姓が義経の下に行こうと
して、義経の死を知り、絶望して入水したのが真実だ、
とも言われています。
薪能も見て見たいです。
一昨日から、こちらは雪です。東京の桜の様子に
驚いています。
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Re:神田川沿いのさくら
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がのさん (2006年03月31日 09時55分)
Play with meさん
>すごいですね。もうそんなに満開なのですね。そちらの方が温かいの
でしょうか? まだこちらではつぼみは固いです。すてきな散歩道なん
ですね。
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お花見のつもりのない、文学散歩の下見でしたが、思いがけないラッ
キーでしたね。この近くの大学キャンバスに通い、学生運動と、♪あな
たは、もう忘れたかしら…の「神田川」の歌そのもものような大学生活
を送ってきました。それなのに対岸にこんなすごいサクラ並木があるな
んて、まったく知りませんでした。ラボの仕事のなかでも、この近くに
お住まいのある百々佑利子さんのところには何度も来ているのに、気づ
かずにしまいました。昨年の7月に息子のお結納を椿山荘の「錦水」と
いう別亭でおこなったのですが、そのときも素通りでした。
風はまだ冷たく、花粉症を薬で抑えての散策でしたが、久しぶり(でも
ないか、鎌倉を先日歩いたし)に晴れ晴れとした思いで外を歩きました。
この江戸川公園から新江戸川公園(旧細川公爵邸)にかけてのサクラに
限らず、上野でも千鳥ケ淵でも、その他、東京周辺のサクラの名所とい
われるところは、この週末はお花見でたいへんな賑わいになることでし
ょうね。
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