自分の色をもつ |
02月13日 (月) |
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昨日、高学年の子どもたちの「テーマ活動」発表会がありました。小学校高学年から大学生までの子どもたちが、この半年の間に各地域で築きあげた自分たちの「テーマ」を英語と日本語で、舞台上で発表表現しました。多いところでは、一団体80名近い地区もあります。
最後に高1の発表会実行委員長が語った言葉が強く印象に残っています。
ラボは、いろいろな色をもった子たちがいて、自分の色を出し合う場。他の色を知ることができるから面白い。ラボは、カラフルな木を大きくする場だと語ってくれました。最初は日本語で語り、次に、その日本語を英語で力強く語ってくれました。素晴らしいスピーチでした。
では、色:自分の考え、意見は、どのようにして生まれるのでしょうか?
それは、自分でライブラリー(ラボの教材。一流の音楽と共に英語・日本語、英語のみで収録。)を聞きながら、仲間とどのように表現するかを思いめぐらす中で生まれてきます。そこには、仲間の存在が欠かせません。異なる意見との出会いを「面白い」と感じることができなければ、いつまでも独りよがりなままです。仲間の意見を「聞く力」は、ラボでは当たり前のことで、その上で、自分の意見を「伝える力」が育まれていきます。
ラボには、ライブラリーという世界名作物語を収録した逸品で、角界から注目を集めています。子どもたちを、自然に非日常の世界へといざなぎながら、その物語が生まれた文化、生活、歴史へといざなってくれます。登場人物が語る英語は、心と共に深く印象に残るため、忘れられないものになっていきます。体の中に、英文が蓄積されていくイメージです。
蓄積された英文(ことば)は、人格形成にも、大きな影響を与えていきます。困難に負けずうちかつ名作は様々ありますが、子どもたちは、英文と共に、生きるエネルギーをも自ずと得ているのです。
いろいろな色を出し合える場になるためにも、ひとりでライブラリーを聞いてイメージをする時間はとても大切です。ラボの唯一のHomeworkです。
仲間と楽しく、ふだんから英文シャワーを浴び、シャドーイング等で、高い英語力がつくだけでなく、社会で生きていく上でのバランス感覚、高いコミュニケーション力をも養っていく教室です。
無色ではなく、自分の色をもって、クラスに参加してもらいたいと願っています。そして、社会で、世界で活躍できる人材に育ってもらいたいと心から期待しています。
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