今年はコロナ、コロナといっているあいだに立冬を迎えてしまった。
親戚のうちに蜂谷柿が沢山なったので、ダンボールにいっぱい送ってくれた。
皮をむいて、軒先につるすと、今年は雨が少なくいい天気が続いたのでうまく出来上がった。
それほど田舎でもなく、郊外のこの土地で、柿をつるした風景は、ほっこりできるというものだ。
犬と散歩する人、時間を決めて散歩するお年寄りなどなど。
見るともなく見ながら、庭の花や軒先の四季変わる様子をささやかに楽しんでいてくれると思う。
もうひとつ、部屋の中ではシイタケ栽培。
これも意外と面白かった。
興味本位で買い求めたきのこの栽培セット、見事に大きなシイタケが出てきた。
ちょうど訪れていた家族と、わいわい、がやがや収穫(切り取って)して、ホットプレートで焼く。ジュウシーでおいしいこと!
芽が出る。成長する。それをいただく。
生命力を感じる、日常生活を豊かにする時間だと思う。

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