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『認知能力』と『非認知能力』 |
02月23日 (土) |
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~目に見える力の育成だけにとらわれないように注意!~
子ども英語「ラボ片山パーティ」では1年に3回、父母会を開いています。目的は、教育や子育ての勉強会と保護者のチームワーク作りです。
◆2019年第一回目の父母会のテーマは『認知能力』と『非認知能力』でした。
数が分かる、字が書けるといったIQで測れる力を『認知能力』とよぶ一方で、IQで測れない内面の力を『非認知能力』といい、今世界的に注目されています。
幼児期には、小学校以降の学力の土台となる『非認知能力』と呼ばれる力や姿勢を十分に育てるべきだというのです。
『非認知能力』とは、以下のような力を含みます。
◎目標を達成するための「忍耐力」「自己抑制」「目標への情熱」
◎他者と協力するための「社会性」「敬意」「思いやり」
◎情動を抑制するための「自尊心」「楽観性」「自信」
私たち親は子どもの幸せを願い、成果の見えやすい『認知能力』を伸ばしてやりたいと思いがちですが、
大人になった時に自分は幸福だと思える人は『認知能力』の高い人よりも、むしろ『非認知能力』の高い人に多いという研究結果が発表されています。
◆さて、ここからは、保護者の皆さんにお聞きしました。
☆『非認知能力』を高めるために、どんなことをしたら良いと思いますか?
☆皆さんから出た意見
○野山で遊ぶ
○本を読む
○人と話す、人と遊ぶ
○親が子どもの話をよく聞いてあげる、否定しない。
○学校のディスカッション形態の授業、主体的に勉強できる。
○道具がなくても自分達で遊びを考えて遊ぶ。
○自然と触れ合う。
○子どもが自分からしたいと言ったことをやらせる。
○家族の時間を持つ。
○ラボは幼児から高校生がともに活動して年齢の幅があるのが良い。
○ラボでは自分の目標とチームの目標。 普段のラボと合宿があるのが良い。
○ラボのテーマ活動(英語・日本語の劇)が良い。
テーマ活動を発表するという「目標」
仲間と協力するための「思いやり」「敬意」「社会性」
やりぬくぞという「情熱」「忍耐力」「自尊心」
できると思う「楽観性」「自信」
「テーマ活動を本気でやると、先にあげた『非認知能力』のほぼすべての力が伸ばせるね」と父母会での結論が出たのでした。
◆というわけで、今「国際交流のつどい」に向けて、片山パーティは一丸となって取り組んでいるところです。
中高生はテスト期間中ですが、なんとか勉強とのやりくりをして頑張っています。
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