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2018/05/31の日記 |
05月31日 (木) |
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5月はなんだか長かった気がします。
そんな5月は、いわき市美術館で「エリック・カール展」を堪能し、
私自身も市内の文具店で「はらぺこあおむし」の読み聞かせとクラフトを行い、パーティの幼児グループでもThe Very Hungry Caterpillar を取組みました。
その「エリック・カール展」、2度足を運びました。1度目はひとりで、2度目は地区のテューターたちと一緒に。2度目のときに、Yテューターといっしょに館内を回りました。Yテューターのパーティからは、毎年ラボ・カレンダーの絵に選ばれるラボっ子がいます。やっぱりそれはテューターの指導力なんだろうなあとずっと思っていました。
Yテューターが「このコラージュ、いろんな紙にいろんな色を塗って、それを色合いとか組合せを吟味して、細かく切り取って沢山合わせてるね。一体どれだけの数を作ったんでしょうかね?これだけすごい種類を集めるのって相当大変ですよ。私もラボっ子たちとコラージュをやったことがあるけど、もっと紙が必要だったなあ。」けっこうな労力だった、という話していた矢先、
目の前にYパーティのOG、Kちゃんとそのお母さんが現れた。偶然の遭遇でした。
Kちゃんのお母さんが
「Y先生、こういうの作るのやりましたね。あれすごく楽しかった。でもKは小さかったから覚えてないっていうんですよ。あんなに楽しかったのに! またやって下さいよ」と、熱いラブコール。
Kちゃんの絵は私の知っている限り2度カレンダーの絵に選ばれていました。記憶にはなくても、幼い頃の貴重な経験が、血になり肉になり、絵を描く力になっていたんだ、でもそれはYテューターが、こどもが楽しく経験する場づくりをしていただから、と目の前のやりとりで、しみじみと思いました。
ラボは小さい頃から始める子が多く、覚えていないことがいっぱい。
お母さんに毎日ライブラリーを聴かせてもらったことも覚えていないけれど、
そういう家庭とパーティ活動の往還があったうえ、
今現在いざ発表となったときにことばを「聴いて、発する」ことができるのも、その頃の積み重ねがあってのこと。
でも何よりも楽しく物語やことばに親しんで欲しくて、私たちテューターは色々なことをします。Yテューターと違って絵心に乏しい私は、でもbakingは好きだぞ、と昔はナーサリーライムスにちなんだお菓子づくりなどをやったなあ、と思い返して。
ラボっ子たちが大きくなり、たった16年そこそこでも家庭のありかたも違ってきて、そんな他愛もないことをする時間をつくることにいつしか私も躊躇するようになっていました。だけど、そんな豊かな時間をつくれる活動っていうのがやっぱりラボ。
躊躇と言いつつ、私自身こども豊かに育つようにする時間をつくろうとしてないんじゃない?と、自分を省みた。じゃあまたやろうかな、、、「食べるナーサリーラームス」ああ、最近遠ざかっているお菓子作り、練習しなきゃ(苦笑)
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