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春の研修・・斎藤惇夫さんのおはなし |
04月05日 (木) |
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3日は東北支部のテューター研修でした。
新刊ライブラリーの監修してくださった斎藤惇夫さんがお話してくださいました。
私は大人になってラボに出会って、たくさんの絵本と児童文学の奥深さを知りました。
子どもの頃にもっと出会っていたかった!と思ったけれど
大人が読んでもこんなにすばらしい作品がたくさんあるなんてと
せっせと児童文学作品を読みました。
でもまだまだ読み切れていません。
今回の講演をワクワクしながら聞きました。
石井桃子さんのことば
「大人になってからの自分を支えるのは幼い頃の自分」を紹介して下さり、ことば・音楽・演劇によっておはなしを心から楽しんで
経験していくということは、徐々に忘れていくでしょうが大人になってからそういうものが自分を支えていると気が付く。
だからこそ、私たちがやっているのはとても大切なお仕事なのだと
おっしゃってくださいました。
テューターからの質問の1つに
「最近はおはなしが嫌い、となかなかテーマ活動を楽しめない子が多いが
そういう時どうすればいいか」がありましたが、
斎藤さんに一蹴されてしまいました。
それをどうにもできないのだったらそれはなまけているのだと。
それでどうにもできないのだったらお仕事辞めなさいと。
そこで Calling ということばを出されました。
私、このことばをよくわかっていませんでした。
Calling というのは 天職・仕事、強い衝動 などという意味がありますが、それを検索していると次のようなことばがありました。
「人はそれぞれ、さまざまな資質をもって生まれてくる。そして、その資質や、あるいは後の経験から、その人が人生でなすべき使命が形作られる。
その使命を果たすことは、他者を助けることであり、社会に貢献することである。
「calling」に導かれて仕事をすれば、その人の才能や経験がもっとも活かされ、その人の人生は輝く。
「calling」とは、人をそういった仕事、アクションに向かわせる、強い内的衝動のことを指している。」
何故ラボ・テューターをやっているのかと問われたら
このCallingに導かれて、今に至る、そう答えたらしっくりくるような気がしました。
こどもたちの本質は変わらない、何に出会わせてあげるか。
時代がかわったから、なんて言い訳にしかならない。
本当にいいものかどうかはこどもたちが知っているのだから
それを本気で伝えようと努力するのが
私のCalling かなと思いました。
まだまだ勉強不足なのだと痛感。
よし、がんばろう。
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