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夏の挑戦 As a College Leader Miya |
09月02日 (土) |
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「夏の挑戦」ということで、「カレッジリーダー」として国際交流に参加し、どんなことがあったか、どう成長したか書いていきたいと思う。先に謝っておくね。「ごめんなさい、今回は他の人と比べて長くなるかもしれません。よかったら最後まで読んでね。」ぼくは、文章を短くまとめるのが苦手だし、一カ月分の想いを詰め込むつもりなんだ。たぶん長くなってしまうだろう。あっ自己紹介がまだだったね。北千葉地区横尾パーティ大3のみやだよ。
まずはカレッジリーダーってなに?ってことから書いていこう。実際、ぼくもあんまり知らなかったし、名前は知ってるけど何をするか知らない人もけっこういるんじゃないかな。
カレッジリーダーっていうのは、ラボの北米交流に大学生ラボっ子が引率者として参加することだよ。国際交流参加者が安全に充実したホームステイを送れるようにサポートするんだ。具体的には、往復の空港、フライト中の対応、ホストファミリーにラボっ子の様子を聞いたり、ラボっ子自身ステイを楽しんでいるかどうかを聞いてより良いステイにするにはどうすればいいか考えるんだ。ホームシックになっている、ホストとけんかした、けがをした、ホストファミリーとうまくいっていないなど、が起こったときに参加者とこれからどうするかを話したり、ホストファミリーに説明したりするんだ。もちろん英語でね。あとは、カレッジリーダーもホームステイするんだ。ぼくは2週間ずつ、2軒の家にステイしてきたよ。
プール、キャンプ、博物館、ピクニック、チキン⁉、遊園地、・・・・ステイで楽しかったことを挙げだすと終わりがないからここではやめておくね。ステイして一番良かったことは、中学1年のとき感じた英語の壁がだいぶ低くなっていたということ。ぼくは留学もしていないし、外国に行くのさえ中1以来だった。大学3年になってあらためてアメリカにお邪魔してみたら、なんと、ある程度英語がわかるじゃないかと実感したんだ。もちろん完璧にわかるわけじゃないし、ペラペラしゃべれるわけではないんだけど。英語がある程度わかるということは素晴らしいことだった。特に、自分と同じ年代の子と話すと、同世代でもアメリカと日本ではこうも違うのかと思えば、逆に一緒だなと感じることもあった。MomやDadと話すのもとてもおもしろかった。日常のことから、仕事のこと、大学のこと、人間関係のこと、いろんな話をいっぱいしたな~。それができることが、うれしくてうれしくて仕方なかった。だから、どこどこに行って楽しかったというより、どこかにいってどんな話を聞いたとか、普段どんなことを話したかという方が今のぼくには印象に残ってるし、自分の価値観を広げるには十分すぎたと思う。
難しいと感じたのは、自分が考えている解決策を参加者に示すわけではないこと。ラボの国際交流プログラムはあくまでも「ひとりだちへの旅」だよね。参加者自身が考えて、行動に移すことがとても大切なんだ。だから、参加者自身をやる気にさせ、困っていることに対して乗り越えようとどう思わせるか、というのを常に考えていたけど、実際に対応するのは難しかったよ。あとは、やっぱり英語だね。ぼくは英語がペラペラなわけではない。ホストファミリーにどう英語で伝えるか、ホストファミリーの言っていることを理解するっていうのが大変だった。
カレッジリーダーとして参加して、強く感じたのは英語をもっと聞けて、話せるようになりたいということ。理解できなくて何回も聞き直したし、英語で何と言ったらいいかわからないときも多かった。ラボっ子にももっともっと違う声かけができたなと思うこともいっぱいあった。でも、ステイを終えて集合日に集まったあのラボっ子たちの顔を忘れることはないと思う。自信と寂しさが入り混じっている子、泣いている子、1カ月を終えて安心している子、久しぶりに日本の友達に会えて笑っている子、ひとりひとりそれぞれだけど、それぞれの想いがにじみでていた。一カ月を通して、中学生、高校生が成長していく姿を一番近くで見れたのはとても貴重な経験だと思った。それに、最後の感想文でカレッジリーダーやってみたいと書いてくれた子がぼくのグループにいたときは、正直泣きそうになったね。ただ、カレッジリーダーは他に4人いたからぼくのことじゃなかったらと頭によぎったら泣けなかったね。
カレッジリーダーとして、ぼくはうまく対応できたかイマイチ自信がないし、どれだけ成長できたのかもよくわかっていない。「みんなもぜひ挑戦してみてね」みたいに上からは言えない。でも、カレッジリーダーとしての経験は確実に自分のためになった。ステイ中の後悔はいっぱいあるけど、参加したこと自体は全く後悔していない。むしろ参加できて本当によかったと本気で思う。それに、成長っていうのは自分で実感するものじゃなく、人にいわれて初めて自分のものになるものだと少し思う。これからは、今回の経験を正直に伝えていくこと、ラボをもっと頑張ることが自分にできることかなと思う。
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