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2017年 東京中央地区 春の発表会 |
04月25日 (火) |
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久しぶりでホームページに入ったら、ずいぶんご無沙汰しておりました。
その間に連絡いただいた方、返信もせずに申し訳ありませんでした。
さて、4月16日春の発表会がありました。小川パーティ全員を一つにして「夏の夜の夢」を発表しました。
昨年ラボ50周年を記念して「ハムレット」と「夏の夜の夢」の入ったライブラリーが刊行されました。東京大学で教鞭をとっていらっしゃり、ご自身でもシェークスピアの役者の経験もある河合祥一郎先生監修のもと、音楽も英語も素晴らしい作品に仕上がっています。
中高大生は「ハムレット」に惚れ込み、早速昨年のクリスマス会に「ハムレット悟り」を発表しました。生きていくって大変です。いろいろなことがありますが、迷いを乗り越えて、なるようになると運命に身をまかせるハムレット。最後はレアティーズの剣で死んでしまいますが、フォーティンブラスに後を託して一条の光が見えてお話は終わります。シェークスピアお得意の最後はみんな死んでしまう終わり方ですが、一条の光に救われる思いがします。なかなか難しい思春期の男の子たちがとても興味を持ち、よく聞いていることは嬉しい限りで、生きるって大変だけど、みんな悩んで生きているんだ。生きるって素敵なことなんだと感じてもらえたら嬉しいです。
「夏の夜の夢」も素敵なお話でした。幼児~小学生低学年の女の子たちは、妖精を楽しみ舞台を飛び回っていたし、幼児~小学生低学年の男の子たちは、職人をしてボトムと共にこのお話の笑いを誘ういい味わいを出していました。大きい子たちは、4人の恋人が妖精パックの間違えで恋の掛け違いをするところを、重くならないように喜劇だから見ている人が思わず笑ってしまうようにオーバーに表現したいといろいろ考えていました。一方、妖精の王オーベロンとパックはこのお話の陰の主役になって、堂々とお話を引っ張っていました。ボトムのとぼけた感じもなかなか味わいがありました。
子供たちの力に今回も感心させられました。私は音楽CDをしているので、発表の時は袖で見られません。あとでビデオを見て、思わず声をあげて笑ってしまいました。立派に喜劇になっていたと思います。
来年は何しようかな?と言っている中高代生が頼もしく思われました。期待してもいいのかな??
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