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ラボ・テューターのつどい その2 |
10月14日 (金) |
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りんたろうくん。
私の中で、今回のつどいの感動No.2。
それは、過去に在籍していて、お引越しして所在地がわからなくなってしまったラボっ子の現テューターとの出会いでした!
長くなりますので、物語としてお読みくださる方は、お付き合いくださいね。
その兄弟は、おばあちゃんがラボへ送迎してくださっていました。
お母さんが学校関係のお仕事でお忙しかったからです。
お忙しいにもかかわらず、ラボにはとてもご理解を頂いていました。
お母さんが一人で、小さな2人をファミリーキャンプへ連れて行ってくださいました。
国際交流参加者のためのお土産作りの会に出席できないときは、おうちでつくって持ってきてくださったことは、今でも記憶しています。
ラボファンでいらっしゃいました。
その兄弟は、兄はとてもお勉強ができる賢い子でした。
利発という感じかな。
ラボの物語に対する見方も鋭く、ライブラリーの英語もすぐに覚えちゃいました。
真面目で賢いので、時にはふざけている子に対してキレたりもしましたが、優しくていい子でした。
2歳ほど年下の弟は、兄とは真逆でおちゃらけキャラ。
とても元気で、かわいくって、絵本に出てくる「おさるのジョージ」のようでした。
そんな2人がご家庭の事情で関西方面へお引越しとなりました。
ママは、2人を育てながら、新しい土地で新しいお仕事にチャレンジするとのこと。
ママの実家は岐阜なので、まさにリベンジの新生活でした。
幸いにも、最寄りにラボもありました。
ベテランテューターに2人をお預けしました。
移籍した当初は、時々お電話をいただき、情緒不安定になった2人をお願いすることばかりでいろいろ大変だったと察します。
やがて、お手紙が「宛先不明」で返送されるようになり、
2人に会えるかな?と思い、だいせんキャンプにも参加しましたが、会えることはありませんでした・・・。
ラボっ子の中にも、
「りんちゃん、しゅんちゃんの住所どこ?」
「今年のサマーキャンプは大山にしたから、会えるかな?」
と、言ってくれる子もいましたが、望みは叶いませんでした。
私も、日々の忙しさ、そして今 私の目の前にいるラボっ子のことで精一杯で、多忙を極める事務局にあえて問い合わせをしようとは思いませんでした。
そんな年月が過ぎ・・・
昨年か一昨年・・・、「ことばの宇宙」の何かの記事に、お兄ちゃんのフルネームが載っていました。
まさか・・・、同姓同名がそうあるわけじゃない。
きっと彼だ!!
まだラボを続けてくれているんだ!!!
そう思いました。
しかし、彼の家族は岐阜を去ったのです。
今更、記憶を引き戻すのも申し訳ありません。
きっと続けている、どこかで会えるかもしれない・・。
そう願い、事務局に問い合わせることはしませんでした。
そして、半年くらい前だったでしょうか・・・。
2人を送迎してくださっていたおばあちゃんに偶然、校区の公民館でお会いしました。
よく利用する小学校に隣接した公民館ですから、何年も会わなかったことが逆に不思議でした。
おばあちゃんにも新住所は知らされていませんでした。
おばあちゃんは、かわいい孫と会えなくなった寂しさを語り、けれど最近お手紙が一枚だけ届いた喜びを話してくれました。
なんと、ちゃんと国際交流へ参加してくれていたのです!!!
本当に感動しました。
ここからが「つどい」での話です。
3日目朝、たしか食缶を取りに行って並んでいる時だったでしょうか・・・?
同じ地区のテューターが振り向いて「わらやT!!」と、呼びました。
すると、若いTが走って来られ、
「覚えていますか?私、りんくん、しゅんくんのTなんです!!!」と言われたのです!!!!!!
私がお預けしたベテランTは、今はお辞めになり、その方が引き継いでおられました。
「りんくんは、とてもがんばっていますよ!!!
しゅんくんは、今は中3で受験休会ですが、いい子です。
お母さんもお店を持ち、がんばってみえますよ。
いい子を送り出してくださって、本当にありがとうございました!」
そうおっしゃられました。
私は、こころから感謝の思いにつつまれました。
そして、ラボのつながりに深く感動しました。
2人と最初に出会ったのは私ですが、2人を育てたのは間違いなく関西のTのみなさんです。
本当に感動した一コマでした。
あえて・・・、住所は聞きませんでした。
いつか・・・、わかものフェスティバルで2人のテーマ活動発表を観たいと思います。
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