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国際交流のつどい2016 日比谷公会堂にて★ |
03月21日 (月) |
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関東ブロック合同で国際交流のつどいが開催されました。
今年海外でのラボ国際交流プログラムに参加する人のうち関東ブロックだけでも376名。
この規模で交流がつながってきて、ラボ国際交流は45年を迎え、参加者は5万人を越えています。
将来ある十代の青少年を対象とし、民間の、まさに草の根交流です。
公益財団法人という看板が誇らしいですね。

そして、毎年恒例のこのつどいですが、
35年間という長きにわたって会場としてきた日比谷公会堂での開催は、
大規模な改修工事のため、これが最後となりました。
「結団式」と言えば日比谷でしたから、感慨深いものがあります。

式典の中で、若田光一さんからのビデオメッセージが映し出されました。
心のこもった激励とアドバイスの言葉は、かつて同じ体験をした先輩ならではのメッセージで、
正真正銘のラボOBだなあと感激しました。
改めて、若田さんの言葉を紹介しておきます。
「私は宇宙飛行士になるまえまで、外国で仕事をしたことがありませんでした。
海外経験といえば中学2年で1か月間ホームステイしたアメリカだけ。
育ってきた世界とは違う習慣をもつ国のホームステイのなかでの生活は、人生における一大衝撃でした。
スペースシャトルから暗黒の宇宙に浮かぶオアシスのような青く美しい地球をはじめて見たときの感動は
筆舌に尽くしがたい思い出ですが、
人生のなかのもっとも大きな精神的な衝撃だったできごとは
32歳の宇宙飛行よりも13歳で体験したアメリカでのホームステイなんです。」
また、インターン・ブラッドリーのスピーチも、
東日本大震災のときに日本のホストファミリーを心配する自分に、
これは家族愛だと気づいたという話は感動的でしたね。
プログラム最後の激励隊のスピーチは、心に響いたという人が圧倒的に多く、
いわゆるビフォー・アフターがよくわかります。
体験談に裏打ちされたメッセージは言葉に力がありますね。
3人目を送り出されるMママのお話:
「長男と一緒にアリゾナ州に参加した子が翌年次男の年には激励隊としてステージに立っていて、
さらに三男の今年、同じ子が高校留学後のスピーチをしていた。」
偶然とは言え、ひとりの子を見守ることになったのも、
もはや伝統的なこの体験談スピーチというプログラムゆえですね。
国際交流参加者にとってはまさに晴れ舞台のこの「つどい」です。
毎年のように送り出してきて、
そのたびにラボ国際交流の素晴らしさを改めてしみじみ感じる一日でした。
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