2015/11/05 内田伸子先生の講演会 |
11月06日 (金) |
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木曜日は保護者会でした。
渡辺パーティでは年に2回保護者会を開いて家庭でのラボへの取り組みの様子をシェアしたり、パーティでの様子を伝えたり、みんなでテーマ活動をしてみたり、お勧めライブラリーの紹介をしたりしています。
今回は草加市教育委員会の主催の子育て講演会で内田伸子先生が講演されるということで保護者のみなさん&事務局担当の方と参加してきました。
内田先生は『おかあさんといっしょ』や『しまじろう』の開発にも携わってこられていて、ラボ国際交流センタの理事をされているのでラボパーティのチラシにも写真のコメントが載っています。
ラボが45周年の時に支部で先生の講演会を開催したそうですが、そのときは まだ私はテューターではなくお話を伺うのは初めて。
講演会のテーマは『子育てに「もう遅い」はありません~どの子も伸びる共有型しつけのススメ』
4歳、6歳のこどもの親としても、テューターとしても学ぶことが多く、忘れないうちにこちらにも残しておきます。
最初は『想像力の発達』について。想像力は生きる力であるという前提があります。
お話の中で面白かったのは男の子と女の子では脳の発達に違いがあり、男の子は男性になる準備をしているので発達がゆっくりということ。
小学校高学年になると自然と離れていくのでそれまでは可愛い~可愛い~で大丈夫ですよということでした。元来男性は遺伝子的にも打たれ弱いので、旦那さんも大切に してくださいと、反省・・・。
また経験が豊かであるほど想像世界は豊かになるそうです。
こどもは経験したことと関連付けて考えながら新しいことも自分の知っている言葉で表現していくのですね。
これは4歳の娘が話すのを聞いていると納得です。言いたいことのその言葉を知らなくても、一生懸命関係のある言葉をつないで伝えようとしています。
それがなんだかおもしろい表現でかわいいのですが、頭の中はフル回転しているのですね。
また5歳を過ぎたら『どうしてかな?』と理由を尋ねることで考える、説明をする力がつくそうです。そして親は答えを認めてあげること。
そのときに大切な3Hを教えて頂きました。
3H→ほめる、はげます、ひろげる(視野を)
これは子育てでもパーティでも大切にしていきたいです。
二つ目のお話は『学力について』
幼児期に語彙が豊かで手先が器用な子は小学校での学力の成績が高いそうです。
この語彙力を育てる自由な遊びと共有型しつけ。
親子との触れ合いを大切に、こどもと楽しい経験を共有するしつけです。
実際には~しちゃだめ、~しなさいとついつい強制的なことばがけをしてしまいがち
なんですが、本当に必要な時だけにしないといけないんですね・・・。
最後に大切にしたい習慣はこの3つだそうです。
1.絵本の読み聞かせ習慣(小6まで)
2.なんでも話せる家族の団欒
3.ゲームやスマホ、ネットは制限
きちんと朝食習慣
終了後保護者と感想をシェアしてみると、余裕を持ってこどもと関わりたい、
わかってはいるけれどなかなかできないという意見もあり私も同感です。
でもみなさん絵本の読み聞かせはされているし、ラボに通わせてくださっている
ということはこどもの想像力を育てる大切さを理解されているし、こども達はラボで
たくさんのお話に触れて、色々な発想を仲間と共有し、遊んでいるようなテーマ活動だからこそ自らの学びがあります。
これからも保護者のみなさんと学びながら、ラボを通してこども達が想像力豊かな生きる力のある大人に育ってほしいと思います。
なかなか目に見える成果のでないラボの活動ですが、日曜日は発表会。
テーマ活動で出るのは初めてなので、今からどきどきしていますがみんなでがんばろう!
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Re:2015/11/05 内田伸子先生の講演会(11月06日)
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かせだまさん (2015年11月07日 10時19分)
内田先生講演会、きっとすてきだったのでしょうね。
発表会初のご出演おめでとうございます!
かせだまもラボお地区発表会で観にいけないですが
きっと楽しいひとときでしょう。応援しております。
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Re:Re:2015/11/05 内田伸子先生の講演会(11月06日)
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ユリシスさん (2015年11月08日 22時45分)
かせだまさん
内田先生の講演会はラボに通じるところが多く、また自分の子育てを見直すよい機会
になりました。
発表会は今日無事に終わり、こども達も予想以上に頑張ってくれてほっとしていると
ころです。
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