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シェイクスピアに一歩近づく |
04月05日 (日) |
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スプリングキャンプ2班で受けた2つのワークショップ。 小学生には、特に男の子にはこっぱずかしいし、ちょっとだけ背伸びが必要な今回のテーマ「ロミオとジュリエット」をぐっと引き寄せてくれるような内容でした。
2日目の晩に大学生コーチが開催してくれたワークショップでは、
役に近づくひとつの方法として、「その役として生きる」をテーマにしたいくつかのエチュードを実践しました。 そのあとのロッジ活動での「ロミオとジュリエット」の時間の盛り上がったこと。
3日目の「姉妹ロッジ交流会」直前のロッジ活動へとつながる時間では、山崎清介さんのワークショップを受けました。
ストレッチにはじまり、自分の身体の状態を感じて受け止めます。その後のゲームでは背中にタッチしたりされたりしながらどんどん自分に対して敵の人数が増やされて、最後は自分以外が全員敵に。 敵から守るために近場の数人で背中を合わせて的に向かうという技を使う子供たちも。
役者の山崎さんが「芝居をする」ということの意味をお話してくださる中で、「みんな、日常生活で芝居をしている」=嘘をつくことはれっきとした芝居・・小さい子もみな芝居をする、という言葉が印象的でした。
むかしで言うままごと=小さい子が好んでやる「おうちごっこ」これは究極の芝居の世界。 だれかが言ったことにどんどん乗っかっていくその楽しさ。=ラボはまさに、この「乗っかり」が幾重にもなってできあがっていく活動だと思いました。
「伝わるっていい感じ」という歌詞が、このキャンプで教えてもらった「あいうえお体操」にあったけれど、気持ちがなければ言葉はただの文字の羅列。 「すきです」-「はい、わたしもです」の呼応をあるふたりのラボっ子にみんなの前で見せてもらいながら、 その場で「伝えるー伝わる」ことのほんとうの意味を、言葉以外のものから教えてもらえた今回のワークショップ。 恥ずかしくなっていい、緊張もしていい、それも伝わることばの一部。終わった後、ロッジに帰ってテーマ活動を再開。 それまで笑いながらセリフを口走っていたロミオ役も、このときはちょっと真剣。いい雰囲気ができ始めていました。
今回の経験をもって、すこしシェイクスピア作品に近づけたらいいなと思います。
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