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ハウランド効果! 魑魅魍魎と北風(太陽の東 月の西)の会話 |
02月05日 (木) |
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言葉には、こころのイメージがともなわないと。
パターンプラクティスの英会話では、いくら「練習」しても忘れてしまう。
小学生に英語で何が出来るようになりたいの?と聞いてみると「英語で話せるようになりたい」、「自分について言えるようになりたい」という積極的な気持ちを持つ子がいます。
でも、ラボのやり方では、どんなに長くセリフやナレーションがきれいな発音で言えても、英会話教室でならった用足し英語がちょこっと使える子の方がすごいって子供にとっては思えてしまうことがあるのは、昔から共通の悩み。
そこで、これもまた昔からあいさつ英語をパーティで5分くらいやってみるのですが、なんかみんな楽しくなさそうだし、何十回も同じ言葉を「練習」して、覚えられる総量が、ライブラリーのセリフ等に比べるととても少ないのも、非効率的。
そこで、今回は子どもたちには何も知らせずにこんなことをしてみました。
T「ラボキャラクターを一人、思い浮かべて。」
S「このあいだハウランドでやった魑魅魍魎!ちゃんとね、名前も実はつけてあるんだよ。〇〇〇〇って。」
T「そうだったんだ~。では、もうひとり思い浮かべて」
S「去年ハウランドでやった話、太陽の東 月の西の北風。あの話は好きなんだ~」
T(北風を絵にするのってむずかしそうだな・・・。でもまあ試しに)
「では、魑魅魍魎が北風に What color do you like?って聞いてる絵を描いて。魑魅魍魎、なんで北風にそんなこと聞いてるのか想像するとおもしろいね」
毎週のおはなし日記は、ちょっと絵を描いてくるのも本当にめんどうくさがってなかなか取り組まないSがほんの数分で絵をかきました。
「じゃあ、この紙に書いてある英語をみて写して。それから日本語は、そのキャラクターがいいそうな言葉に直してね。」
英語を書くのもいつもとてもめんどうくさそうなSがこれもまた集中してさっと書いたのです。
北風なら、Blueとかが好きって言いそうだよねという私に対して、
Sは「夕焼けの赤が好きなんだよ」とのこと。その答えにおもわずうなってしまいました。
こんな風にさらっとイメージをともなった英語がかけて、訳もつけられるのは、何か月も魅力的な仲間と関わってきたハウランドの体験の成果。小6男子Sにとっては、特にこの時期、その環境が必要だったと思います。
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