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子育てという旅の仲間 |
08月28日 (木) |
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ラボの夏は、新たな場所で体験をすることで、自分の内面を伸ばす夏。
夏休みも塾通いで夏活動報告会も合宿もキャンプも参加できない小学5年生が気になって、彼の絵の個性を生かしつつ楽しく描ける場をと思い、同じく絵のうまい大4二名とラボカレンダーの絵を描く会を急遽企画。
小5男子も楽しそうにおしゃべりしながら描いたものの、うますぎる大学生に「Cはもとから天才だから。」と自分とは才能の差があると決めつけるので、思い立って大4の子たちの18年前の絵を出してきて、こっそり見せた。
丸いお顔に丸い目を書いただけの絵を見て、はじめからうまい人なんていない、みんな同じとわかってくれた様子。
日付をみたら、偶然1996年の8月27日でぴったり18年前だったことに驚き、大4の子のママ、パパにLINEやメールを絵の写真付きで送ってみた。
ママの返信の中に、「私達の子どもはなかなかイイ若者に育ちました」という、ちょっとだけ自分たちを誇らしく思えるような一文がはさまれていました。
思えば、ラボ開設時からのおつきあい。子ども同士よくケンカしたし、ときにラボルームを脱走したり、大泣きしてとまらなかったり。
小学校高学年になってもまだ、英語が出来るようになるのかわからなかったのによく続けてくださいました。
そして、結果、それぞれ自分の個性をよく伸ばし、英語のみならず多言語、美術、コミュニケーション、企画実行力、年下の子への思いやり、異文化への興味と知識、社会力と発達し、子どもとも外国の人とも、大人とも向かい合ってきちんと話せる子達に育ちました。
子育てという旅は、わが子と親だけではできません。ゴールはおぼろげにあるけれど道中のルート案内はまったくない旅。何回もぬかるみにはまり、抜けるたび強くなる。いい旅の仲間がいてくれたことに感謝。
はじめから定めたメンバーではなく、気づけばいい旅の仲間になっていたというほうがあってるかも。
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