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大学生企画「国際交流 座談会&ワークショップ」 |
08月10日 (日) |
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遅ればせながら夏の発表会と壮行会の報告です。今年は、中学生8名がアメリカ・カナダでホーム・スティ中。夏の発表会も、各クラス趣向をこらして、楽しく充実し、ホームスティへ出発する子ども達も、既に慣れたSpeechで抱負を語り成長を感じました。
今回は、同日、午後に1時間という短い時間でしたが、大学生達による特別企画「国際交流ワークショップ」と「裏企画!座談会!」について報告します。事前に私には、しっかりと企画書の提出があり、「内容と目的・意義」「プログラム構成説明」とタイムテーブルの記載がありました。こちらからは、何も提案していない中、大学生達の自主的な企画です。
1.国際交流ワークショップ
子ども達は、一応小3以上ということで、“Non Verval Communication”、「世界・マッチングゲーム」を楽しむという内容でした。パピプペポしか話せない宇宙人役の大学生が登場するところから始まり、世界の言語、国旗、食物、服装、建物などの特徴から写真のマッチングゲームを得点をグループで競いながら実施し、とても楽しそうでした。他にもネタはいろいろとあるそうですが、今回は、この2つということでした。世界は、本当に広い。言語も、こんなにたくさんあり、食べ物もこれほど異なる。こうしたことをよく実感できるワークショップでした。
2.座談会
一方、この間、保護者へは座談会を開いてくれました。大学生達の魅力から想像以上に、たくさんの保護者の方々がいらして下さり、大学生達も、自分を語ることで、彼らもさらに、前へ一歩踏み出せる機会になったかと思います。
「高校留学」をした大学生によれば、高校に入ったら留学するものだと思っていたそうです。留学をして分かったことは、他の国からの留学生には自分で稼いだお金で留学をしている子もいて、自分がいかに守られていたかに気づいたり、日本人として知っていなければいけない常識、例えば神道と仏教の違いなどが語れず、勉強が足りないかということに気づいたそうです。いつか留学先へ戻って、当時の人たちと会って自分の成長を確かめたいと語ってくれました。
また、もうひとりの大学生が、「ラボと英語」について語ってくれました。ラボで発表をし続ける=英語を話すことで、これだけ英語をやってきたということが自信になっているということ。CDを聞くことで、小学生から英語脳にすることができる。英語は、勉強では差がつかない、Listeningで差がつくとも語っていました。彼は、決してずっとラボが好きだったわけでもなく、途中、部活に専念したこともあったそうです。しかし、中学生の時にホームスティをしたことが自信となり、そこから英語に火がついたとそうです。高校ぐらいからラボに出てくる英語表現を楽しめるようになり、英語は、好きになると、どんどん成績はあがってくるとも、話していました。現在も、意欲的に英語を吸収しつつ、大学のESSサークルのSpeech部門で活躍し、常に力を磨いています。
感心したことは、企画書の内容もさることながら、自分をしっかりと見つめ、これだけ語れていること。一般の大学生と比べて、これは決してあたりまえではありません。一般の大人達とも、しっかりとしたコミュニケーション力がとれるところまで育っていることも立派です。英語を既に手段として使っている大学生達の話は、非常に説得力がありました。
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