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小学生 すてきなワフ家 The Wonderful Wuff |
07月15日 (火) |
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小学生グループは今、
“すてきなワフ家”という
犬の家族のお話に取り組んでいます。
このお話は4話あって
月曜日~木曜日まであります。
そのうちの月曜日
『On Monday,They got a new house』
新しいお家を自分たちで建てるお話です。
発表会も近づき、ことばもしっかり入ったので、
イメージもそれぞれはっきりしてきたようで、
表現に関して、いろいろな意見が飛び交います。
この前、家を建てる途中でのTea Timeの場面を
していたときのことです。
この犬の家族の男の(子!?)犬 Henryが
こんなセリフを言います。
We're just like real builders!
(ぼくたち、ほんとの大工さんみたいだね!)
これって、“どんな気持ちで言ってると思う?”と
みんなに訊きました。
すると、4年生の男の子が“誇らしい気持ち!”と
答えてくれました。
低学年の子もいるので、“誇らしい気持ちってどんな気持ちか
わかる?”と訊いてみると、“分から~ん”とのこたえ。
そこで、“分からんって。もうちょっと簡単なことばで言ったら
どうなるかな?”と説明を促しました。
5年生女の子は、少し考えて“自慢したい気持ち?ん?ちょっと違う”
と言って、また考えている様子でした。ぴったりくることばが
見つからないようです。
誇らしい気持ちと言った男の子も、いざ説明しようとすると
自分は分かっているけど、小さい子に分かることばを
探しあぐねていました。
4年生女の子が“自分たちで出来るんだぞ!っていう気持ち”
“自信が出てきた”と言ってくれました。
“そうやな~!そんな気持ちだって!分かったかな?”
“分かった~!”1年生にも分かったようです。
年齢が違う仲間って、一種の異文化ですよね。
異文化の人たちに分かるように伝えるのって
ことばの力が磨かれます。
劇表現を創るので、想像力や表現力が磨かれるのは
分かりやすいのですけど、
異年齢のグループで創ることで、
ことばまで育ちます。
そして、この意見が出たあと、
ぼくたち、ほんとの大工さんみたいだね!という
Henryのセリフは、力強い感じに変わったのでした。
発表会まであと少し。
頑張っていこう~
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