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「ランパンパン」現代に生きる子達はよーく考えてるんだ 自分だけが正しいのかどうかを。 |
05月02日 (金) |
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ランパンパンを小学生クラスで読み聞かせしてみました。
感想を言ってくれる子もいました。
第一声は、ゾウがかわいそうだと。
気が狂ってふみつぶしあうゾウに何の罪があるのか。
今度は王様に聞こえないくらいの声で歌ったらどうだろうと言う子もいました。
なんでこれでいいの?だったら、おれ、クロドリに頼んで気に入らないやつみんな、やっつけてもらうと言った子もいました。
現代の国際関係、情勢が日々ニュースとして流れます。そして、どの国だけが正しいと言えない事情のある大人達。
子どもも、昔のように勧善懲悪で解決することは少なくなり、
誰のとったどの行動のどの部分は正しいのか自分なりに柔軟に考えようとしてるんだなと、ランパンパンの感想を聞いて知りました。
木の枝をはらたちまぎれにおる、水を汚す、これってみんなやりがちともいっていました。
この話は、自分をクロドリに重ねるのではなく、
王様にかさねて、そうしないことを考える話なのかな。
少なくとも、子どもたちはどうもクロドリの行動が
正しいのかはかりかねてるようでした。
ライブラリーになったら、またみんなで考えようと
先を楽しみにしてしめくくりました。
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