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The well of the world's end と かえる |
03月01日 (土) |
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「世界の果ての井戸」を出勤中ipodで聞きながら歩きました。
継母に言われたことは、理不尽でも守らなきゃいけない弱い立場と心の幼さがなさけないよね等思いながら、なぜこういう場合、かえるなんだろう、いつの時代の女性にとっても現れるのは「ハンサム」じゃなきゃだめなんだ、それもおかしいなど、歩きながらいろんなことが頭をよぎっているところへ、なんとガマガエル(という名だと思う)が、足元に死んでました!!
そこからすべてがひっくりかえりました。
かえるグッズは身の周りにあふれているけれど、私が本物のカエルを間近に見たのは数年ぶり。
このお話が語り継がれ始めた時代の人々のカエルに対する感じ方と、今の自分たちとではずいぶん違うんだろうなと。
カエルが身近にいる、これが自分を助けてくれる王子様だったらって夢のように思う、救いを求めたくなる、そんなこともあったのか。
今、私が感じるほどカエルを気持ち悪く思わなかった可能性もあるのか?同じ昔話を聞いても時代によって体感するものはずいぶん違うのかもしれません。
それにしてもカエルの首をはねる、そこで思い切ってそんなことをする意味は、何なんだろう。
いますぐ解釈できない、何かじんわりとせまってくるものがあります。素朴な昔話に思えて、単純でない何かが含まれつつ、w、r lの音の響きも口と耳になじむ、ラボっ子と楽しみたい話の一つと思いました。
春先に穴から出てきてハンサムな王子様になる前に道路で死んでしまったかえるが成仏しますように・・・。
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