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「この谷川雁の本を借りる人、どなた??」と目をまんまるくして驚かれました。 |
02月01日 (土) |
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職場で、ランチタイムに借りようと「意識の海のものがたりへ」という本を置いておいたところ、それを見つけた年上の同僚の方に尋ねられました。
この本は、テーマ活動がどのように始まったかも少し書かれています。
抜粋 ==========================
ここでは、物語を集団で表現するこどもたちの活動とだけ言っておこう。それじゃ劇だろうということになるが、どうしたらこどもが外国語を摂取できるかという即物的な地点から出発したものが、特定の発明者なしに、演劇の常套的手法を無視して、独自の原理ももとづいた異端の美しさをうみだしたことは、劇というジャンルを超えて、ある表現形式の可能性を暗示していると感じる。
中略
こういう活動が長期にわたって生きのびた場合、どんな社会現象になりうるか。その答えはまで空白のままにしておくのがよかろう。
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私はお会いしたことはありませんが、天国の谷川さんには、2014年度の教務活動には「テーマ活動が育むことばと心 その学びをさらに豊かに」ってことになってるんですよって伝えないとだめですね。
谷川さんが、民家で行うという状況から、必然的に道具は使えず人体表現になったところからはじまったものの中に、子どもたちのこころの
表現ともいえる美しい形を見て感動したという当時は、本によると、「小、中学生」となっているので、高大生はいなかったのか。もちろんプレイルームも幼児もいなかったでしょうし。ラボっ子の出口である社会人がTOEICの点数を会社から要求される時代でもなかったでしょう。変わりつつある世界、社会、子ども、それを学ぶことも、テューターの仕事のひとつ。
そして、冒頭の目を丸くして驚いた方には、谷川雁を知っているのはラボという英語教室に関わり、当時は文学、芸術の域といっても差支えないほどのレベルのCDを生み出していた人だからと説明しました。
逆に、谷川雁に興味があるのですかと質問すると、「素晴らしい方です。」と言われました。
そして、谷川さんの意志をつぐ人がまだこの世にいるのね、とも言われてしまいました。
昼休みの短い時間だったので、意志をついでるのとは種類が違うかもと
しか言えませんでしたが、有名なんですね、谷川雁さん。
ちなみにその方は、「ラボ」という英語教室の名前は知らなかった・・・。
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