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一人一人の特別な物語 |
01月16日 (木) |
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長女が来夏の北米ホームステイに向けて、
素語り(ラボのライブラリーからひとつのお話を英語ですべて覚えて、
そらんじること。それを披露すること)に取り組んでいます。
選んだライブラリーは『フレデリック』
数あるライブラリーの中から何を選ぶかは本当に悩むことですが、
覚えるのが楽しそう、気持ちよさそう、聞いてくれる相手にも
楽しんでもらえそう、自分のオリジナルの絵本を作るのも楽しそう、
そんな理由で決めました。
実は受験勉強にも取り組んでいる彼女ですが、
勉強に煮詰まると、「あー、フレデリックでもしよー」と逃避行動。
いえいえ気分転換。
絵本を見ながらCDに合わせながら、声を出します。
大きな声を出すことでずいぶんすっきりもする様子。
かつ自分の声がCDに近づいていく達成感もあるようで。
傍らで見守りながら、あー、ラボやらせていてよかったなー。
と思うのです。こんなプラスもある気分転換ができるなんてー。
今、6年生の彼女はまだ正式には英語を学んでいないので、
英語が読めているわけではありませんし、ひとつひとつの単語の意味が
分かっているわけではありません。
でもこうして、なかば遊びのように、お話の雰囲気やリズムを味わいながら、CDの英語を真似して声に出しながら、でも、目で字もおいながら、決して苦ではなく、むしろ楽として、英語のおはなしに
まるごと親しんでいます。
まだ完ぺき!!とは言えませんが、英語を「読む」のでは、絶対に
できない発音がとてもたくさん聞こえてくるようになりました。
CDそっくり!!!フレデリックそのものの!!
このおはなしに勉強しながら取り組んだ1年間。ホームステイ先での
披露の思い出、がこれから加わって彼女にとっても私にとっても、
生涯忘れられない特別な物語になるんだろうなーと想像します。
一方Tは、毎日毎日バスケに明け暮れながら、
『おやすみみみずく』に取り組んでいます。
繰り返しが多い、比較的簡単なおはなしではありますが、
芸達者なT。抑揚をつけるのがとても上手。
ただ覚えるのではつまらないから、表現することも大切に取り組んで、
と言っています。
概してシャイな私たち日本人。どうしても恥ずかしがって緊張して、
素語りを披露する子が多いと思います。
でも、聞いてくれる向こうのホストファミリーは、そんなラボっ子も
ありのまま受け入れてくれると思いますが、
楽しいお話をエンターテイメントとして披露してくれればなお喜んでくれることでしょう。Tは少しハードル高く、そこまで目指しましょうね。
まだ小学生のこれからの子達も、それぞれにぴったりのお話を、
もう見つけた子もいますし、これから見つけていく子もいます。
たくさんのお話に出会いながら、特別なお話、もそれぞれ探して
いきましょうね。
やらせる一方ではなく、今年は、テューターもやらなくてはね、と
思うのでした・・。
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