BCVだより その4 |
09月09日 (月) |
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今回、シャペロンでカナダに行き、10年前に私が受け入れをした4Hの女性に会うことができました。お互い10年ぶりで、顔もうる覚えの中、再会。積もる話で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。彼女は、ラボの子ども達をはじめ、世界中の子ども達の受け入れをしています。1年留学だけでも、ラボの子を含め6名。1ヶ月以下のスティに至っては、本人も数え切れないようです。
実は、こちらのパーティへ、たまたま移籍してきた大学生が、このお宅で一年間、留学していました。本当に偶然で、驚きました。彼女の家へ行き、その大学生の子が通った高校へも案内してもらいました。
ラボの受け入れは、一年留学も含め、受け入れ側は、全てボランティアです。毎日、学校へ車で送り、部活があれば終わる時間に車で迎え、朝晩の食事、保護者として学校へ行ったり、部活の試合があれば、応援にも行きます。まったく我が子のように受け入れるのです。
こちらから感謝の言葉をかけると、「私たちは楽しんでいる。これまでたくさんの子ども達を受け入れてきて、ひとりひとりパーソナリティが異なり、本当に楽しかった」と目を細めてご夫婦で話してくれました。さらに彼女の家には、畑があり、たくさんのフルーツや果物、野菜がとれます。古くなった野菜を家畜のえさにしているので、お肉でさえも安全で美味しいものが食べられています。
彼女は、実の子ども5人の他に、里親として1人の子を育て、数え切れないほどの受け入れをし、多くの子ども達の母親です。さらに仕事もして、“I always do busy!”と話してくれました。
決して誰でもできることではなく、広い心と、楽しむ心がなければ、難しいことだと思います。
私のHPのプロフィール欄に、彼女と撮った写真を10年間掲載し続けていると伝えると、すぐに新しいのを撮ろうということになり、場所を選んで下記を撮りました。

ご主人が、「ラマ」を20頭ほど飼っていて、家の中にはラマコレクションコーナーがあります。南米にいかなければ、なかなか出会えない動物です。ラマグッズ、なかなか見つかりませんが、あればプレゼントしたいと思っています。
海外の子ども達を「受け入れ」ることは、心を豊かにしてくれる、そんな印象をこのご夫婦から受けました。
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