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待ちに待った「おかえりなさい!」 |
09月06日 (金) |
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私たちが合宿に行っていた8月21日に、石川パーティから初めて
ひとりだちの旅=北米への1か月ホームステイにトライしたMが帰国。
29日に帰国後初めて会うことができました。
この夏、本当に度々「Mは今頃どうしているかなー?困っていないかな?」と彼のことを思っていました。
Mからお家に届いた手紙の内容、ホストマザーからのメールの内容に
安心はしていましたが、とにかくその元気な声を聞くのが
待ち遠しくて。
お母さんは、あまり変わった様子はないよーと事前に言っていましたが、
まず第一印象は、自信、かな?
笑顔の中に力強さというか、やはり、一か月を自分で乗り切ってきたことからの自信や余裕が、私にはとてもはっきりと感じられました。
そして、来年度参加予定の二人とお母さん、退会してしまったけど、
ずっと一緒に育ってきた小6のRにも一緒に報告を聞いてもらいました。
Mがホームステイしたのは、アメリカ、ペンシルバニア州の
農家の家族。兄妹は6人。少しぽっちゃりとしたホスト。
「第一印象は?」と聞くと、「幸せそうだと思った。満ち足りている人って、こんなふうになるんだなと思った」と笑。
確かに広い広い畑とたくさんの乳牛がいて、広いお庭があり、
大きなキャンピングカーでキャンプに行ったり、
知り合いが自家用飛行機で空からアメを降らせてくれたり、
庭に手作りの何メートルものウォータースライダーがあるプールが
ある友達がいたり、
その生活のスケールは日本〈特に東京の私たち)とは全然違い、
しかも、家族同士が連帯して協力して暮らしている、生活を楽しんでいる暮らしぶりが伝わってきました。
まだ11歳のホストが、とても運転がうまくて〈敷地内を)
車やトラクターを運転するのにもしきりに感心していました。
それでももちろんハッピーなときばかりではなく、
多少の不安や不満は、自力で解決してきたことも伝わってきました。
最初はとにかく笑顔を心がけたこと(ほっぺが痛くなるくらい)、
でも後半はいつでも自然に笑顔になっている自分に気がついたこと。
退屈だと感じた時は、「手伝いたいんだけど」と伝えて、
台所仕事を手伝わせてもらったこと。
日本語がしゃべりたくなって、日本語を教えることでなんとかしのいだこと。
現地でも一緒の州に参加したバディ達と数回会う機会にも恵まれたようで、とてもとてもその存在がありがたかったこと。
「不安はないよ」と出発したMでしたが、それでも感情が複雑に
揺れ動き、自分の幅や世界が大きく広がった1ヶ月であったことは
間違いないようです。
それ以後の様子にも頼もしさが感じられています。
ちなみに・・・心配していたクラスメートや部活の仲間や部活を
休んだことに対しては、
「うん、おみやげあげたらもう大丈夫!」と明るく言っていました。
みんなにはなんと説明しているの?と聞くと
「外国人と仲良くなろう!の習い事」とラボのことを説明しているらしい笑。
もちろん、これから夏休みの遅れを取り戻すべく、勉強も練習も
仲間との関係もいろいろ大変だと思いますが、
アメリカに行く以前に比べて、自分で自分のするべきことを
その都度しっかり考えて答えを出す、という姿勢が育った様子のM。
その姿に安心しています。
お母さんが「ラボはここからスタートだと思った」と言ってくれています。
このかけがえのない体験を大切に、これからも頑張っていきましょう!!
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