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黒姫1班に行きました |
07月30日 (火) |
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今回はいままでのキャンプと違うと思う、まずどうしたらいいかな? 行くときのバス内で高1のラボっ子がたずねた。 今までと違う、というのは本人の気持ちのことだ。 シニアはちょっと自信がなかった。でも来年は・・と思った。 パーティ開設からいっしょにやってきた仲間がシニアに挑戦するので、 間近で応援したいという気持ちと、高校生としてロッジを支えたい、 その経験を次につなげられたら、との思いがあった。 「ロッジに入ったら、まずシニアにその気持ちを伝えてみたら?」と言った。 2日目、彼女の腕にはキャプテンの証のリストバンドがあった。 3日目、朝の集いの時にほかのステイトを見に行こうと歩いていると、 キャンパーたちの大きな円の真ん中で、生き生きとキャンプソングをする彼女の姿が。 その様子を見て思わずカメラにおさめたら、なんだか自分の身体にたまった疲れがすーっと消えた。 帰りのバスで泣きはらした目をした彼女を見たとき、ほんとうに頑張ったんだな、と思った。
開営式が雨で流れ、放送だけになった1班。 オープニングの晴れ晴れとしたシニアたちの姿が見られず、ちょっと残念。 初参加の小学生の様子が気になり、食缶を取りに行くときに周りをきょろきょろ。 天候によって集雲堂で開催すると決まったキャンプファイヤー。炎はなく、代わりに真ん中に臨時でこしらえた舞台の上で 役者魂?を発揮する大学生コーチらの姿が。 顔が見えるからなのか、いつもに増して異様な盛り上がりで、さながらライブ会場のよう。 ふ、と見ると、パーティの初参加の男の子は歓声をあげてぴょんぴょん跳びはねている。 よかった、よかった。楽しんでる。
シニアに挑戦した娘は、ラボランドで最後に汲んできた水を大事そうに夕食のときに飲んでいた。 「どうせやらなきゃいけないんでしょっ」と半分は強制されたような気持ちだったキャンプ前。 シニアをやってみて、「自分はいままで何をやっていたんだろう」と思ったという。 同じ学年あたりの子だけと行動し、他のキャンパーに積極的に関わることもなかった。 「だから、なみだひとつ出ないキャンプを繰り返してきたんだ」と。 それが、今回は「涙があふれて止まらなかった」、と。 小4の初参加から6回目で初めて涙がでるような経験ができた。 母としても、テューターとしても、大丈夫かなと思いつつ、送り出してよかった。 未熟なラボっ子を陰で支えてくださったみなさんに、お礼の言葉を伝えたいです。 ありがとうございました。
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