☆☆☆ラボこども英語教室:鮫どんときじむなー☆☆☆ |
06月09日 (日) |
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秋のテューター研修で、私の所属するグループでは
「鮫どんときじむなー」に沖縄語で取り組むことになりました。

キジムナーは、古い大きなガジュマルの木に住むとも言われている
いわゆる妖怪です。

キジムナーには他にもいろんなキジムナーがいるわけですが。
早速、ラボライブラリーの方言バージョンを聴いてみました。
ところがわからないことばが次々と、、、、、不安になりました。
私でもそうですから、他のテューターの皆さんはどうなのかなぁ、、、
しかし、2,3回聴いているうちに少しずつ分かるようになってきたのです。
なぜだろう。
自分でも不思議。
どうしてだろうと、ちょっと考えてみました。
サンサンは沖縄の羽地生まれ。
2歳で名護→小学校1年生まで那覇→小2から中2まで石垣島、、、、
と沖縄育ちなのに、、、、、
悲しいことに方言が話せません。
沖縄の方言と言っても、地域によって、村ごとに、また島が違えば
全く違う方言になってしまう、、、
ことばとはそんなものなのだと思い知らされます。
交流が少なかったのでしょうね。
だから自分たちのことばを確立してしまう。
戦後、私たちは、方言を話すことを禁じられていました。
学校で方言を話すと、表に×がつく、、、そんな日々を
特に疑問も持たずに生きてきました。
両親も家では方言は話しませんでした。
父は若い頃、東京で大学の医学部に学び、
学生結婚した母もまた父が卒業するまで一緒に東京生活。
なので、いわゆる標準語の生活は少しも不自然に感じませんでした。
しかし、琉球舞踊の師匠だった母は、私をお芝居に連れて行き
一生懸命、方言のやり取りを解説してくれました。
琉球舞踊は古典からニーシェーウドゥイまで一通りやりましたが、
だいたいの意味は教えてもらい踊っていました。
そういう体験から、ことばがなんとなく残っていたのかもしれません。
でも、ことばというのは、口からことばを発して
だれかと話すという体験がないと、
理解はできても話すことができないものです。
(その点、テーマ活動体験ができるラボっ子はいいですよね。)
話すときにはただ音を発するというのではなく
気持ちを音にのせて発するのですから
その音に気持ちをのせることが出来なければ
ことばとしては伝わらないのでしょう。
ラボライブラリーには、方言だけではなく、英日バージョンもあるので
お話を理解したうえで、英語と 日本語、それから方言、と
3つのことば合わせをしながら
さらに一つ一つのことばの理解が深まっていくのでしょう。
どんな発見があるのか、
これからライブラリーを聴きこんでいくのが楽しみになってきましたよ。
方言を話せるようになったらいいなぁ、、、
テューター研修で、もし、ちゃんと発表できたら
みんなで沖縄に行って、沖縄のラボっ子やテューターの前で
発表できるかなぁ、、、(笑)
その時は、、、よ・ろ・し・く!
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Re:☆☆☆ラボこども英語教室:鮫どんときじむなー☆☆☆(06月09日)
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♪いずみちゃん♪さん (2013年06月10日 22時19分)
サンサンさんは沖縄出身だったのですね。
ことばというのは口からことばを発して、誰かと話す体験がないと
理解できても話すことが出来ないと書かれていますが、
全くその通りだと思いました。
サンサンさんの言葉の重さを感じています。
話すときは気持ちを音にのせるから伝わるという言葉に
惚れてしまいましたよ!
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Re:Re:☆☆☆ラボこども英語教室:鮫どんときじむなー☆☆☆(06月09日)
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サンサンさん (2013年06月11日 05時49分)
♪いずみちゃん♪さん
>サンサンさんは沖縄出身だったのですね。
→そう、もう離れて長いのですが、そうなんですよ。
>ことばというのは口からことばを発して、誰かと話す体験がないと
理解できても話すことが出来ないと書かれていますが、
全くその通りだと思いました。
→だからテーマ活動が良いんですね。
>サンサンさんの言葉の重さを感じています。
→ありがとうございます。
>話すときは気持ちを音にのせるから伝わるという言葉に
惚れてしまいましたよ!
→重ね重ねありがとう!
一緒にラボ、頑張ろうね。(笑)
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