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松井直さん、倉本聰さん、野田知祐さんのことばより |
05月18日 (土) |
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こんにちは!
ゴールデンウィークも終わり、5月も半分過ぎました。
こどもの日付の徳島新聞のコラムの欄に、
“子どもたち ネットより自然の中へ”との表題で
三人の方のことばが紹介されていました。
まず冒頭、いろいろな雨の音が並んでいて、“これらの言葉は、
実際に雨の降る様子を見ていないと分からないし
使えない。”とあります。松井直さんの著書にある言葉だそうです。
そういえば、最近は幼稚園や学校への送り迎えが当たり前に
なってしまって、特に幼稚園児は傘をさして、雨の中を歩いた
ことがない子がたくさんいるのだとか…。バス通園の子などは
必然的にそうなってしまうのでしょうね。
で、地区の先輩テューターが、“雨の音で始まる『だるまちゃんと
かみなりちゃん』をするとき、子どもがさした傘の上から、雨を
降らしてあげて、雨の音を聞く体験をするようにしてる。みんな、
雨が傘に当たる音を聞いたことがないのよ~。”と言われていたのを
思いだしました。
松井さんは、自分の子どもの目が、降っている雨に向くように
促すことを心掛けたのだそうです。
続いて、富良野自然塾を開いている倉本聰さんの、“自ら体験した
「第1次情報」がないと、想像力や創造力は育たない。”との
ことば、
カヌーイストの野田知祐さんの、“管理しないで、自由に自然の
中で遊ばせる機会を与えてあげればいい―危ないからと何も
させないから、子どもが何もできないのは当たり前。“とのことばも
紹介されています。
そして、“ネットやテレビを切って、子どもたちにもっと自然体験を。”
と結ばれています。
ネットは便利だけど、新聞を読むことも、図書館に行って本で
調べることも、辞書で調べることも、映画館へ足を運んで映画を
観ることも、地図を広げて場所を調べることも、すべてネットで
済んでしまうってことは、それだけ自分で考えたり、体験する
機会は減ってしまうってことですよね。
子どもたちには、不便な体験の機会を…といってもついこの間までは
不便というわけではなく、別に普通のことだったんですけどね。
便利に便利に、どんどん変化していってるんですね。
考えさせられる記事でした。
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