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大学生の表現「平知盛」(たいらのとももり) |
03月13日 (水) |
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ラボの大学生の表現活動を3月9日横浜で見てきました。
「平知盛」のテーマ活動発表は1~2話を通して、「ずぶり!」と見る人を
見事平安の時代へと引き込んでくれるような、力強いものでした。
3月3日に名古屋に、全国の各支部から大学生が、それぞれの表現(
ラボライブラリーのテーマ活動、再話や創作)を持ち寄り、発表、交流する2泊3日の「わかもの合宿」がありました。
そこで神奈川支部の大学生が表現してきたものを、もう一度横浜西公会堂で全力投球してくれたのです。

この写真は名古屋での発表のときのものです。
白黒写真が琵琶の音に乗せて語られる平家の栄華、衰退、
源氏によって余儀なくされる最後、がよくマッチしているように感じますね。



語り(ナレーション)の力も素晴らしく、1週間で1話をもう一度最初からブラッシュアップして発表まで
こぎつけるための努力は相当なものだったに違いありません。 「ことば」のひとつひとつに想いが込められていて、
ぐいぐい観るものを物語へと引き込んで行きました。

これだけ力強く伝える力をもった発表だったのは、ひとりひとりの
物語理解、時代研究を含め、
人物の心情についての考えや役に込める想いが平均されていたからだと感じました。
どの大学生も、妥協することなく全力で体当たりしたのだろうな、とその過程を想像しました。
「今 表現する(「生きる」と読ませるキャッチコピー)」の通り、
一瞬一瞬に彼らの熱い命の鼓動を感じることができ、とても真似はもう
できないなあ、とうらやましくもあり、でもしっかり元気ももらって来ました。
願わくば、もっと多くの皆さん(保護者の方やラボっ子たち)にも観てほしかったなあ、、、。
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