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ナレーションウィーク 年少さんの場合 |
02月27日 (水) |
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アリババの合同練習で、中高大生が作ったスキットやペルシャ風の建物の大きな絵など、小さい子が入り込める工夫がいっぱいあった後の通常ラボ。
年少さんの女の子の場合。お話決めのときにはライオンと魔女ではなく、「アリババ」に一票いれていたものの、その後は連絡ノートによると、聞かせようとご家庭で努力してくださるものの、あまり気のりがしない様子とのこと。
パーティでも、お話の一部分がわかっているくらいかな?だったのが、合同練習のあとは、モージアナが剣でかしらをつらぬく場面になると、「ここがわたしのやりたいところ!」といって、小さな肩に思い切り力をいれて、つらぬこうとするのです。
いい感じで、この話に入ってきてるなあと思っていたころに、ナレーションウィークがありました。
Morgiana took the empty oil jug to the courtyard
からの油つぼを持って、モージアナは中庭にゆき、
and was about to uncover one of the large vesseis
standing there,
かめのひとつからおおいを取りのけようとしました。
when to her amazement a man spoke from inside it.
すると、おどろいたことに、なかから男の声がこういったのです。
アリババの英語は速いです。ここが担当。
まず、セリフの練習の仕方でも覚えてくれればいいなと思っていた私の見込みをはるかにこえて、年少さんが全部、覚えてきていました。
お母さんにうかがうと、普段はセリフの練習とかでは子供とかかわらないお父さんが、二日間で二時間も相手をしてくれたとのこと。
一緒にCDを聞いて、聞き取ったところを言ってみる正当法を用い、その子はお父さんがかかわってくれるのがうれしくて、なんと二時間も。
よく聞くと、この時期、学校も幼稚園も行事や宿題でお母さんが手一杯になり、見かねたご主人が手伝ってくれたそう。
子どももパパと一緒に練習できて嬉しいし、お母さんも嬉しい。
ナレーションウィークをきっかけにいいエピソードが生まれたのも、日ごろからラボが発信するプログラムに丁寧に答えていただいていたからだと思います。
今、中高大生がとても丁寧に年下の子たちの面倒をみてくれます。
小学生以下も、自分たちだけで昨年テーマ活動を発表したので、頼り切るということはありません。
ご家庭もとても協力的です。
一人の子の育つ過程にいろいろな手が差し伸べられて、すくすくと成長する仕組みができている。
一つの英語教室が毎週一回のレッスンでできることには限界がありますが、上のしくみがみんなそれぞれが楽しく機能していることが、ラボで奇跡的ともいえる伸びと学びが起きる理由だと思います。
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