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ナレーションウィークはじまり 努力に見合わない悲しい結末にならないように |
02月28日 (木) |
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中高大生企画「ナレーションウィーク」がはじまり、ラボのある日ない日に、サポート側の中高大生と小学生以下がペアになり、我が家で練習する風景が見られます。
双方のスケジュール調整もレッスンも高学年担当がやってくれるので私は、部屋を貸しつつ、はたから見ることで子どもたちの様子からいろいろ気づきがあります。
ずっとCDの聞き込みが良くて、耳も育ち発音もよかった小4男子がなぜか読んだ英語になり始めています。小学生がよくいくKにもいって、最近、英語の構文について不思議な質問をしてくるのも、読んで覚え始めたことに影響してるかもしれません。
担当高校生が聞いてみると、やはり今回はカタカナで書いてそれを暗記していおうとしているとのこと。
お母さんからも寝る前にCDをかけるものの、5分で寝てしまうので聞いてないことも、うかがいました。
一つの英語を一つのカタカナで書き取りはじめた彼。ひとつづつが中学生のように意味がわかっているならまた事情も違うけれど、現時点では発音が悪くなるばかりです。
担当の高校生男子も自分も一時期そうやっていたけれど、中学生になって耳だけで聞きつづけた同じパーティのYとの歴然とした発音の違いにびっくりして、修正していったというエピソードも話してくれ、小4男子も素直に納得。
何より、聞くことが、耳を育てる。
カタカナでひとつづつ書き取って、それを努力して努力して暗記する方法をとってしまうと、努力に見合わない悲しい結末が待っている。
耳で聞き取って、それを発語にかえるには、英語の音を耳に入れる時間をご家庭がどんな状況のときにもそれなりに作っていく覚悟が求められる。
ただ「英語を流すCDデッキ」「物語を自分の身に引きつけられる豊かな心」その二つさえあれば、自然な発音は身に付くし、脳の英会話の引き出しに「この場合はどんな英語をいえばいいか」がたまっていってとっても便利!!
小4男子も、自分なりにナレーションウィークに間に合わせるには、書き取って暗記するしかないと、考えたのでしょう。責任感も自主性もあります。こういう子は伸びます。だからこそ丁寧に向き合う今回の機会があってよかった。
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