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大学入試に変化の兆し&ラボで身につく英語力 |
12月06日 (木) |
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大学の新聞を見ていたら、先日、理事長が話していた記事が見つかった。日本英語検定協会と大学が共同で研究開発したティープ Test of English for Academic Purposesが、3年半をかけて完成。2015年度入試から一般入試に導入する計画と発表されたそうです。「読む」「聞く」「話す」「書く」の四技能で構成され、日本という英語を母語としない環境において、どのような英語運用能力を身に付けるべきかという切り口で開発された点でTOEFLとは異なります。受験者へフィードバックもされ、その後の学習につながるようになっていると書かれていました。ようやく大学受験英語も変わりつつあるようです。
今回の試験開発について、かつて学生時代に英語教育の授業を受けた吉田研作言語教育研究センター教授が講演し、文科省、東京外語大大学院教授、立教大教授らが「大学入試と日本の英語教育」についてディスカッションを行っていました。文科省の高等教育局長もこのTEAPへの期待を述べたということ。少し期待がもてそうです。
これからの中高生の学校での英語教育も、今まで以上に、「聴く」「話す」が重視されるようになると思います。
ラボを続けている子どもたちは、抜群にリスニングがよく、さらにあれだけの英文を見ているので、長文にも動じません。国際交流にも参加して、十分、コミュニケーションとしての英語力はつけています。
先日、小学4年生の女の子が、「わたし、ラボで英語をしているだけだけど、ほかの英語を聞いても分かるっていうことに気づいた!英語を聞くって大事だね」という内容のことを語ってくれました。いつも発表会へ向けて、一生懸命、CDを聴いて、覚えて口ずさんでいた子です。
他にもやはり小学4年生の男の子で、よくCDを聴いているお子さんですが、少し難しいかなと思われた単語だけを取り出して尋ねてみたところ、意味も分かっており、単語力もついてきていると実感したことがあります。
他の小学生も、どちらかというとナレーションを選ぶことが多いお子さんですが、CDを聴きながら、お母様と一緒に英文に強弱や切れ目の記号を簡単につけていたようですが、いつのまにか英語がおおよそですが読めるようになってきています。
丁度、今もクリスマス会へ向けて、やや集中してCDを聴いている頃だと思いますが、「聴く」ことが何より大切ですね。ちょっと英語が言えるようになると、言う楽しみも加わって、どんどんしゃべってみたくなると思います。小さいお子さんは、そんなにはっきりとした英語でなくていいので、自然なイントネーションとリズムをしっかりと身に付けて、将来、堂々と英語を使える人になってもらいたいと願っています。
クリスマス発表会まであと少し!今がチャンスですね。
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