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たぬきとパディントン |
08月16日 (木) |
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夏の読書を子どもたちにもすすめた手前、私も「くまのパディントン」を読んでいます。
そのかたわらでは、娘が「ライオンと魔女」を読書中。二人で家にいるのがめずらしい。
パディントンを読み進むと、ラボライブラリーのたぬきを思い出します。おさらからビールを飲んで、もっと欲しがったり、犬ぞりの犬をすもうのように投げ飛ばしたり。
まだ途中までしか読んでないので正確なことはいけないけれど、思うのは「たぬき」役をやりたい子どもはたくさんにいるだろうけど、パディントン役をやりたい子どもはいないかもということ。
たぬきは、柿をひとりで食べてしまったりわがままなところは確かにあるけど、まごまごしたり、気まずかったりしないで、元気いっぱい。
そして活躍もする。
パディントンは、読んでる大人の私には、可愛くてたまらない存在だけど、何かと異文化のなかでの失敗のしかたがあわれをさそうというか・・・。こうはなりたくないと子どもは思うんでは?
言葉遣いや礼儀はとっても丁寧だから、その辺も大人としては好ましいけど。
よく子どもたちが、「おさるのジョージよりは自分のほうが増し(大人)」とか、本を読むものと知らないぺチューニアよりは自分のほうがかしこいと思うらしいけど、パディントンよりは自分のほうが賢いって感じがして、この役にはなりたくないんじゃないかな。
などと、普通の読書でも常にライブラリーになったらどうだろう視点から離れられない職業病でしょうか。
かたわらでライオンと魔女の原書を読む娘は、「つまらない。」を連発。
「そりゃあ、子供向けの話だから、小さい子のほうが感受性豊かだから、大きい子がつまらないとか思って、すでに負けちゃうのを予想しての宿題だよ。」
娘「でも、古い英語だからつまんないんだよ。」
私「古いって、50年暗い前だけだよ。(シーザーを念頭において)」
娘「最近、ケーブルでアメリカの番組見るのとかが一番、英語の勉強になる。なんでラボって、こういうの使うの?」
私「じゃあ、全部、新しい英語じゃないとだめ?」
娘「そういうわけじゃないけど・・・。」
ぶつぶついいながら、日本語のほうを読み始めると、
「こっちのほうが読みやすい!」
結論 古い英語は読みなれてないのでキツイけど、古い日本語は大丈夫。
もうひとつ導き出した結論。
中学生以上は、自主的にラボライブラリー以外の英語にふれるべき。昔はアメリカのラジオ放送をなんとか受信して英語に慣れようとしたりしたものだけど、今ではこれだけ手軽に英語のドラマやアニメが見られるわけだから、ラボライブラリーは丁寧に英語をいれるのに使い、普段の耳をならし、発音をよりよくするには、ラボを越えて個人のモチベーションと努力が本当に大事。
小学生までは今のラボメソッドが、何よりも有効なのは間違いない。
家に、二人でいると、なかなかけんか腰になりつつも、いろいろ参考になる意見を言ってくれます。私が研究熱心であろうと思うのは率直にいってくれる彼女のおかげ。
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