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お話チームチャレンジでみえた教養と社会力 |
02月02日 (木) |
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2012年、金曜G年明けラボは、お話チャレンジと一品持ち寄りパーティでした。
今回のお話チャレンジはあらかじめ30のお話をみんなが所有しているラボ・ラ
イブラリーから選んで1枚のプリントにまとめてあります。2グループに分かれ
て、どちらのチームがより多くのお話を身体表現して伝えることができるかを
競うゲーム形式でした。みんなで話し合って、お話の一部分を身体表現して
審査員であるテューターとママに見せて、何のお話かを当てることができると
3ポイント獲得します。結果は60ポイント(20の物語)対66ポイント(22の
物語)と大接戦でした。所要時間は55分。
審査員として参加したママたちの感想をすこし列記します。
・こどもたちが沢山のお話を知っていることに驚いた。家庭で聴く以外にも
発表会、キャンプ、日ごろのパーティ活動でたくさんのお話に出会っていて、
ちゃんと心に届いている。
・短時間でどのお話にするか、そのお話をひとに伝えるにはどの場面がいい
か、どう動いて表現するかを話し合い、動きを決めていく。
・大きい子と小さい子が一体となっている。
・すごい集中力。しかも、みんな楽しんでやっている。
30のお話は、ほとんどが発表をしていないお話。お話を知っていて、場面を
しっかりイメージして、ことばで伝えることが出来ることが必要条件です。ラボ
っこは、お話絵日記のチャレンジや家庭での聴き込み、パーティでのお話選び
のときの活動、他のパーティの発表を見たり、合宿、キャンプ、中高生ひろば
のテーマなどで本当に沢山の物語に出会っているのです。物語をしっている
ということは、教養があるということです。物語の背後にある文化、生きる智恵、こころを豊かにするメッセージにも出会っているということ。また、協同して何かをするということは即ち、ことば、態度でコミュニケーションをとって他人を受けいれ、自分も受け入れてもらっているということ。門脇先生のおっしゃるところの社会力があるのです。
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