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ラボっ子の成長スパイラル |
12月11日 (日) |
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長崎地区ラボ45周年記念テーマ活動発表会が無事終了しました。
パーティのラボっ子全員でテーマ活動に取り組んだのは一年前の、支部国際交流のつどいでの「ありときりぎりす」以来です。
物語を決める段階、役決め、どう物語にみんなが入り込めるか?楽しめるか?
いろんなワークショップや楽しい取り組みを中高大生と考えながら進めてきました。
合宿では、長い時間「アイスノン」をもってかじかむ感覚を体験、新聞球を使った雪合戦。
最近では高校生が段ボールで作ってくれたスキーを使ってのスキーリレーもしましたね。
これぞ、「仲間の中でことばをどう使い、物語をとらえ表現するか」のlラボラトリー(研究室)でした。
物語・ことば・音楽そして仲間の存在を感じながら一生懸命楽しんで発表してくれたと思います。
ナレーションや、台詞を覚えることの大変さ、発表の場で言うドキドキ感。すべて含めて楽しみに変えてくれたと思います。
3ヶ月の間「ウッレと冬の森」に取り組みながら改めて物語の力の大きさを感じています。
ひとつの物語を真ん中において、みんなで色んなことを語り合えたこと。縦長グループの中で、大きい子も小さい子も自分のイメージや思いつき、疑問など自由に語ってくれましたし、互いが影響もしあいました。
物語が始まるとみんなおんなじ笑顔になっていきます。
特に、日々学校生活でやることが一杯で疲れ果てているだろう高校生・大学生がこんなに無邪気に笑顔になれるのが不思議で不思議で、その笑顔に見とれてしまいました。
普通に流れていく日常生活の中で、週に一度でもこんな異次元の世界(物語の世界)を体験できることは、日々の生活を支える、大きな力や勇気を得る機会になっていたのだろうと思います。
ラボの活動は縦長が基本です。
物語が真ん中にあるからこそ、縦長の活動が可能になるし、その中で一人一人が自分のペースで成長していける。
そして、その成長を仲間と認め合うことができる。
一人一人がそれぞれのスパイラルを描きながら成長を続けています。
毎週のラボ活動の後や、昨日のような大きな発表会の後に、ラボっ子一人一人がどんな顔で過ごしていたかを思い返すのは私の楽しみです。
「どうしてあんな表情をしてたんだろう?」と心配になったりすることもありますが、それも思い返したからこそ気づくことができたわけで、
その顔の中に、しっかり成長のスパイラルの一部を見ることができます。
さあ!また一つ一つのグループでそれぞれの物語に取組んでいきましょう。
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