高校留学2001<LNPアメリカ留学体験記 川口奈菜恵その5> |
11月11日 (金) |
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12月 皆の頭の中はクリスマスの事でいっぱい。
早い人は11月から家族へのプレゼントを買いにいくほど。 TVでも教会でもショッピングモールでもクリスマスソングが鳴り響いている。
私のとっていた合唱のクラスでは、バンドとオーケストラと3曲ずつ録音して、 合作のX'masCDを作ったのだ。自分の名前と声が入っているCD。 嬉しくて仕方なかったので、近所の人にも売ってまわり、10人ほどの方に買ってもらった。
クリスマス、ホストの家には50cm位の小さなX'mas Treeしかなかったが、 友達の家に行くと天井まで届くほど大きな本物の木の下に 綺麗にラッピングされたプレゼントが並んでいた。
イヴの日にホストファミリーと一緒におばあちゃんの家を訪ね、 皆でイヴの夜11時からキリストが誕生する12時になるまで行われる特別の礼拝へ行った。 暗闇の中、全員がひとりひとりキャンドルを持ちながら、 『きよしこの夜』を歌うと12月25日になった…とても美しかった。
でも私は、クリスマスだけに限らず、これほどまでに忠実に神様とキリストを信じることはできなかった。 そしてそれをそのままアメリカ人に言うと 「そうか、それでいいんじゃない?」と言うような感じで返ってくる。 アメリカってそんな国なのだ。

(その6に続く)
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