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「耳や体に染み込ませる」英語 |
10月29日 (土) |
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これは高校生S君の言葉。「英語の文を理解することは大切ですが、耳や体に染み込ませるのも大切だとあらためて実感しました」と大好きな『ハメルンの笛吹き』全話を、パーティ内発表会で素語りし、達成感に満ちた感想を送ってくれました。
22日に、恒例の個人発表会兼ハロウインパーティを実施。今回は、久しぶりにインターンも招くことができ(会員が受入れてくれていることもあり)、一段と楽しい会になりました。
個人発表も幼児からほぼ全員のため、長時間にわたります。あらかじめ所要時間を申請してもらい、それに合わせてプログラムの時間を決めるのですが、どの子もどんどん素語りできる内容が増え(嬉しい悲鳴!)、今回、全話を語った子は4名。『さんびきのやぎのがらがらどん』英日(年長さん)、『どろんこハリー』英語のみ(小1)、『くまがり』英語のみ(小3)、そして圧巻は、高3のS君でした。
大学受験の真っ最中。少ない時間で相当聞き込んだ彼は、本当に集中力があるのだと感心しました。その力を引き出したのが、「物語」です。かつて高学年活動で笛吹き役を演じきり、この物語と出会いました。学校の教科書や単なるスキットではなく、「物語」のもつ力が、彼をここまで駆り立てたのだと思います。彼のひとり芝居は、本当に素晴らしい発表で、保護者の方々も子どもたちもみんなが感嘆し感じ入りました。
他の子どもたちもみんな、自分の好きな物語の一節や詩を発表したり、歌ったり。中学生のMさんは、前日夜に、東北の被災地から帰宅。ヘドロをかく作業など、約1週間ボランティア活動をして、深く感じたことを、自分で考えた英語でスピーチしました。
中1でラボに入会したS君も、最後まで何を発表するか悩み抜き、詩Wantedを、自分流の欲しい部屋にアレンジして、しっかりと発表できました。
去年までは、なんとなく発表を逃げ回っていた小学校高学年の男の子達も、同じ学年の友達同士、より長く発表した方がかっこいいと思えるほど成長し、前日も自ら練習に来るほど、本当にその意欲を嬉しく感じました。子どもたちは、どんどん成長し、変化していくのだと実感しました。
インターンも個人発表。楽しいアルバム紹介と、歌とギター演奏でしっとりと会場を落ち着かせてくれました。
個人発表会のあと、食事をはさんで、子どもたちが待ちに待ったゲームコーナーめぐり。各コーナーをまわると、お菓子がもらえます。各クラス、主にクリスマス会で発表する物語からゲームを考えます。今回は、インターンが来るということで、英語での説明も頑張っていました。
▲『さんびきのこぶた』コーナーは、動くオオカミにリンゴを投げつけるゲーム。
▲『かさじぞう』コーナーは、お地蔵さんのために会場を歩いている傘売りから傘を交渉してより安く買ってくるゲーム。
▲『おばけのQ太郎』コーナーでは、ミミズ探し、もぐら体験(幼児に大人気)、空気鉄砲でShotaをより遠くまで飛ばすゲーム、学校へShotaを投げるゲームと多数。
ちょっとまだ発表テーマ未定のクラスは『ハロウインくじ引きゲーム』コーナー
▲幼児クラスの『ピエール』コーナーは、ライオンの口に手を入れてピエールを救い出すゲーム。
▲『すてきなワフ家』が大好きなクラスは、くじによってチョコレートがたくさんもらえるコーナー
▲プレイルームから幼児のクラスは、恒例Fishingコーナー。
こちらもお母様手作りの立体的な魚たちが釣れて大人気。
▲お父様が割箸鉄砲をたくさん作って下さった射的コーナー(ゴム鉄砲でライブラリ登場人物を倒すゲーム)は、かなりの人気で、とうとう集合写真が撮れず。
▲高学年クラスは、こわいお化け屋敷と見せかけて、実は・・・。とっても楽しいアイデアで、みんなを笑わせてくれました。
本当に、子どもたちの発想は豊かで感心するばかりでした。インターンも、満面の笑みで、おもわず日本語で「楽しい!」と喜んでもらえました。
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個人発表会は、自分を表現する貴重な機会となっています。
毎年、さまざまな工夫をしています。誰の台詞か分かるように、自分で描いた登場人物の絵を上にもちあげながら発表したり、どろんこハリーになって黒から白のTシャツに変身したり、バスの運転手さんの格好をしてバスの歌を歌ったり、Skeltonの模様をTシャツにつけてDry Bones♪を歌ったり、美味しそうな十字パンをもってHot Cross Buns♪を発表したり。。。
ゲームコーナーめぐりは、頑張った子どもたちへのご褒美のようなイベントです。
さぁ次は、クリスマス会でのクラス別発表です。コーナーのテーマにした物語が、ほぼ発表テーマとなっています。えいえいオ-!
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