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45周年記念講演会&帰国報告会 |
09月13日 (火) |
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11日日曜日アバンセにて、佐賀地区の45周年記念講演会&帰国報告会が無事終了しました。
当日は中学校の体育祭や他の行事と重なり、
参加者が思ったより少なく残念でしたが、内田伸子先生の講演会に
Mパーティ「ピーター・パン4話」の発表、
そして今夏北米・オーストラリア・ニュージーランド・韓国へひとり立ちの旅を経験した小中高生の帰国報告がありました。
内田先生の講演会ではプロジェクターを使いながら、
子ども達にとっていかに母語が大切か、
共有型しつけと強制型しつけとでは、語彙能力や国語学力に大きな差が出る。
*子どもに寄り添うこと(安全基地)
*その子の進歩を認め誉める・・・他児と比べない。
*「生き字引」のように余すところなく定義を与えない。
*「裁判官」のように「判決」をくださない。
・・・禁止や命令ではなく提案を!
*子ども自身が考え、判断する余地を残すこと。
・・・せっかちに成果を求めない。
⇒自律的思考力 そして 創造的想像力 を育てること。
この世で大切なものは、目には見えない。
⇒目に見えないものを見抜く力を育てる。
ラボの教育は、これらのことを大事にしながら、子ども達とことばを学んでいる。自己の内面を耕すことばの教育をしていると推奨してくださいました。
ついでに図書館でたまたま見つけて読んだ『人生で見つけた大切なこと』
なんと亡くなる一日前まで病院から車椅子で洋画劇場の収録をし、1998年11月89歳で亡くなった淀川長治さんが84歳で書いた本。
色々なエピソードが面白く一気に読んでしまいましたが、
最後に淀川さんが大切にしている生き方が、参考になるので紹介します。
*今日という日は生涯たった一日と、毎日全力投球で生きていた淀川さんのスローガン
「苦労を食え」
苦労がなかったら人生ではない。苦労を嘆いて人生を放棄するのではなく、
また苦労から逃げる人生を送るのではなく、しっかり受け止め、
毎日を一生懸命生きていれば、いつかきっと、その苦労は報われます。
苦労は人生のエネルギー源。
「他人歓迎」
誰だって、自分ひとりだけでは生きていくことはできない。
他の人の力を借りて生きているのです。
「私はいまだかつて、嫌いな人に会ったことがない」
人の長所を見つけて、いろいろな人と付き合うことは人生を豊かにする。
「一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り、一つの言葉でお辞儀して、一つの言葉で泣かされた。一つの言葉はそれぞれに、一つの心を持っている。」
これは秋田のお坊さんが映画の中で言っていた言葉。
言葉というものがどんなに大切なものか。人の心を喜ばせたり、悲しませたり、怒らせたり、楽しませたり・・・
私たちはみな、たくさんの言葉を持っています。心のこもった言葉を使いたいものです。
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